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Darkness Gate  作者: 柳 咲羅
新たな旅路へ
1/1

始まりの朝

『こんなもん……もうたくさんだ……』

『ち、力が……力が欲しい……力さえあればこんなことには……』


そして目を閉じると何やらうっすらと見えてきた。

そして、西条に話しかけてきた


『力欲しいか、クソガキ。力を手にして何がしたい。復讐か?』


西条の目を閉じた暗闇の中に、うっすらと見えていたものがハッキリと見えてきた。

身長の高い黒髪のオールバックの男の人だ。

少し間を置き


『クソガキ、答えろ。貴様は力を何につかう。』


その問に西条が


『力が欲しい理由か。そんなもんあいつを……大事なもんを守る……ためだ……ただ、そ、それだけだ……』

力尽きた声でそう答えた。


『守るもんのためか。いいだろう。貴様に力を与えてやろう。俺の名は風間だ。お前の名を言え。』


弱々しい声で西条は答えた。


『俺は西条……西条龍二だ。』


『西条龍二か。龍二、俺の力を与えてやるんだ。もう会うことは無いとは思うがこれだけは言っておく。力の使い方だけは間違えるな。間違えれば、貴様は死ぬぞ。目を開けたその瞬間から俺の力が宿る。さあ、目を開けろ。そしてその力を感じるんだ。それができなきゃ、本当の力は宿らねえからな。やってみせろ……そして、貴様の守りたいもんを守れ!!』


その言葉を最後に風間は遠くへ、闇の中へ消えていった。


『ゆ……夢か。』


自分の部屋で寝ていた西条は不思議な夢を見た。

身体の至る所にあった傷などが無いか確認しながら、腕や腹などを触っていく

その夢の内容を考えていた時


『ピンポーン……ピンポーン』


家のチャイムが鳴った

隣に住む幼馴染みの神咲 楓が、学校へ行くために迎えに来た


『りゅうちゃーん!!早くしないと学校遅れちゃうぞ。』


その言葉に我に返り焦りながらも準備を済ませ神咲と2人学校へ向かうのだった。


この時、まだ西条は知らなかった

世界を壊す程の力

それを守る為の力

その2つの力がぶつかり合う時

その最後を…………

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