The Force is with you, always
1.To travel in parties.
広島に向かう新幹線のグリーン車の中。
加藤、伊集院、齋藤、藤堂、千景、時宗、メアリーが乗っている。
加藤と伊集院、時宗とメアリーが向かい合って座り。通路を挟んだ反対側に齋藤と藤堂、千景が向かい合って座っている。
「なんかこの面子で玲音と、廉の居ない旅行は、なんか違和感を感じるな?」と雅治は車内を見渡しながら言う。
「後から追いかけて来るからさぁ。兄貴夫婦も誘えばよかったなぁ」と時宗はえらく楽しそうだ。
「無理だな。兄貴は盆は奥さんの実家に里帰りすると言ってたぞ?」と誠は時宗の提案を否定する。
「そう、残念ね」とメアリーは溜め息をつく。
反対側の列の席に座っている藤堂は、「俺達も里帰りなんですよ!旅行じゃ有りません。しかも、この時期そんなに簡単にチケットや宿泊施設の予約取れないつーの」とかなり不満をぼやいている。
「まあまあ、統轄長のおかげで最高のロケーションで宮島の花火を見れるじゃないか?
なかなかディナークルーズしながら宮島の花火観賞なんて優雅な事は、かなり前から押さえないと無理だろ?しかも、貸切りなんて庶民には、なかなかねぇ~」と齋藤は、かなりご機嫌である。
千景が「宮島に渡る前の駅の近くにかなり有名なあなご飯の有名な店あるとか」
「あ~、あるね。旨い老舗の店が。せっかく来たんだから絶対食べた方がいいね」と齋藤は言う。
「あ~。確かに宮島行って、あのあなご飯食べないと意味ないね。予約とか取れるのかな?何時も混雑しているからなぁ~」と藤堂は先程の不機嫌があなご飯に書き消されタブレットで調べ始める。
「そう言えば時宗、お前昔、海外旅行は無理だと兄貴に言われて、なら九州旅行でとか言って4人で九州一周旅行に行った時、自ら全部手配すると言って、全部貸切りにしまくって、えらいお金かかって会長からかなり怒られてたよなぁ?」と誠が言う。
「あぁ、あったな?あの旅行は、物凄く豪勢だったもんな。あれ一体幾らかかったんだ?時宗の親父さんは、かなり激怒していたよな?俺達も箱根の邸宅に呼び出されて怒られたよなぁ~。
あれ、玲音連れて行かなかったら3ヶ月くらい、俺達の給料差し止めされる勢いだったよな?あれ以来、兄貴から絶対に時宗に旅行の手配はさせるなと、これまた今迄に無く激怒して居たもんな?」と雅治は思い出す。
「時宗が何から何まで全て貸切りするし、全部最上級で手配するからだ。
時宗が旅行の手配してスムーズに旅行出来た事ないよな?お前、あんなのでよく1人旅とか出来てたよな?」と誠は言う。
「ん?パパは1人旅でもかなり問題起こしていたよね?」とメアリーは言う。
「ママ、それ言わなくていいから。特に玲音達には絶対に言わないでくれよ?」
「でも、そのおかげで、こうして出逢えたじゃない?」
「いや、ママ。これ以上言わなくていいからね?お願いだからね?」
それを聞いた藤堂がクスクス笑う。
「十碧、何がおかしいんだ?」と齋藤は不思議そうに聞く。
「いや、何も」といいながら笑う。
「"Will you keep my heart forever?"(あなたは私の心に永遠に居続けてくれない?)」と藤堂は小声で呟く。
「藤堂君!!」と時宗が藤堂を睨む。
「いや、この言葉が僕の心に居続けて……」と藤堂は声を押し殺しながら笑う。
「ん?なんかプロポーズの言葉みたいだな。十碧お前、誰かに言ったのか?」と齋藤が言う。
藤堂は更に笑いながら「俺が、一体誰に言うんだよ!」
「なら十碧お前、また誰かから言われたのか?」
「拓哉、誰とも付き合っても無いのに誰が逆プロポーズなんかするんだよ!相変わらず残念な頭だな?」と笑いながら言う。そのやり取りを聞きながら千景も苦笑する。
2. The Force is with you, always.
「そう言えば、時宗。お前達のなりそめは?」と雅治が聞く。
「秘密だ」とあっさり、時宗は返答を断る。
「兄貴のにらんだ通り。また、ろくでもない事件を起こしたな?お前……」と誠は呆れながら言う。
「秘密だ。ママ、絶対言ったらダメだからね?」
「ん?まぁパパそこまで言うなら………。でも、"Will you keep my heart forever?"って何?」と時宗の方に向かって聞く。
「え?ママ、忘れたの?」と唖然としながら時宗は言う。
「???」
メアリーは首を傾げる。
「ええぇ、本当に忘れたの?」と時宗はかなりショックを受けている。
藤堂も呆気に取られている。
雅治は何となく察して時宗に、
" May the Force be with you"(フォースと共にあらん事を )と時宗の肩を叩いて慰めの言葉を言う。
「あっ、そうそう雅治さんの船にライトセーバーのレプリカ有るんですってね。
玲音と廉ちゃんが凄く羨ましがってたわ。あれって何処で手に入れたの?かなり精巧なんでしょ?」雅治の言葉に反応してメアリーが聞く。
「ん?確かに玲音は欲しがってたなぁ。廉も欲しがっていたのかぁ~。でも、幾ら廉の頼みでも、あれだけはやれないなぁ。
何処で手に入れたかは、そこのお隣さんがよく知ってるよ?」と雅治から言われてメアリーは時宗を見ながら言う。
「パパ?あら、どうしたの?」
時宗はプロポーズの言葉を忘れられたショックから立ち直れて無い。
藤堂は見かねてメアリーの傍まで行き耳元で「さっきのプロポーズの言葉ですよね?」と囁く。
「ん?違うわよ?」とメアリーはキョトンしながら言う。
「え?」と時宗と藤堂は驚く。
「パパのプロポーズは日本の新宿のホテルのバーで" I want to spend the rest of my life with you."(残りの人生を、君と一緒に過ごしたい)って言ってくれたのよね?」
「え?その前にイギリスに行った時に言ったよね?」と時宗は言う。
「やれやれ、親子揃って口説き文句ばかり言っているんだな?」と千景が呆れる。
「え?いや、千景君。俺はそんなことは無いから…。それより、玲音達には、言わないでくれよ?」と焦りながら言う。
「言いませんよ。そんな面倒な事を言えばパンダの好奇心かきたてるだけで面倒くさいだけですから。
それより、加藤さん、こないだ船にジャー・ジャー・ビンクスの覆面増えてましたよね?あれ何処で手にいれたの?」と千景が雅治に聞く。
「雅治。お前の船は、お前の部屋同様オモチャだらけなのか?」と千景の言葉を聞いて誠が呆れる。
「なわけ有るかよ!ヨーダの等身大フィギュアとライトセーバーとジャージャーの覆面しか置いてねーよ。後は自宅に置いてる。ジャージャーはこないだイギリスで買って来た。誠、そんなこと言うならお前の為にインディの帽子のレプラカ手に入れてやったのに要らないんだな?」と雅治は誠に反論する。
「え?まじ?何で??何処で手に入れた?」と誠は雅治に詰め寄る。
「こないだイギリスでジョージルーカス展行ったついでに色々買ってきた」
「!!!雅治!何で1人で行くんだよ!そう言う時は俺を誘うのが通りだろ?なんで誘わないんだよ!」
「俺はちゃんと誘ったぞ!誠に『暇有るか?』と聞いたら『有るかよ!このくそ忙しい時期にお金出しても暇欲しいわ!』と言ったじゃ無いか?」
「それは、お前がまた飲みに誘うのだと思ってだな。先週珍しく大人しいなと思ったらイギリスに行ってたのかよ!先に【ジョージルーカス展】と言えよ!
で、次何処で有るんだ?」
「終わりだよ。イギリスが最後だ」
「ええぇ?………」と誠の断末魔とショックで誠は暫く放心するが、はっと気づいて雅治の腕を掴みながら言う。
「雅治お前、パンフ買っているだろ?」
「勿論」
「俺に一冊くれ。お前なら絶対2冊は買っているだろ?」
「アホか!保存用が無くなるじゃないか?一冊は隅から隅まで読み倒すんだよ!」
「友達だろうが!誘いもしないで1人だけイギリスまで行きやがって!お前の良心は傷まないのか?」
「誘っただろうが!それに仕方無いから、お土産に帽子買ってきてやったじゃないか!あれかなり高いんだぞ!お陰で当分遊べやしないんだからな!」
「まだもらってない!」
「なんか、あっちの席で揉めてますね」と千景が誠を見ながら藤堂達に言う。
「大人の皮を被った子供達ですからね。放っておけばいいんですよ」と藤堂は冷たくあしらう。
「でも加藤さんのライトセーバーのレプリカあれかなりの値打ち品だよなぁ。いいなぁ~。あのヨーダのフィギュアも精巧だし、加藤さんの自宅には、あとどんなのが有るんだろ?世界中から集めているんだろ?見てみたいなぁ~」と齋藤は羨ましそうに言う。
「確かに見てみたいですね。パンダが一度部屋見たいとおねだりしたけど見せるような物はないよと断られたと拗ねてましたよ」と千景が言う。
「拓哉!また無駄遣いしてお金が無いとか言わないでくださいよ。ライトセーバーのレプリカ手に入れたいとか思っているでしょ?」と藤堂が言う。
「え?なんでわかるの?あれほどのレプリカでなくてもライトセーバー欲しくない?男のロマンだよなぁ。確か市販品でも精巧なの10万くらいで売ってるんだよなぁ。少しリアリティ我慢すれば2,3万でも売ってるんだよなあ」と齋藤がいう。
「俺もライトセーバーレプリカ欲しいなぁ」と千景も言う。
「その精巧なレプリカなら雅治の家にも有るよ。結構な種類を置いてる」と時宗が言う。
「え?あの他にもレプリカも有るの?凄いな」と齋藤は羨望する。
「統轄長、あの船に有るレプリカは?」と藤堂が質問する。
「あーあれね………。かなり昔、俺達が中学生だった頃、雅治の部屋に誠と遊びに行って3人で騒いでいたら雅治の一番大事にしていたソロ船長のミレニアム・ファルコンのプラモデルを壊してね。
うん、雅治が激怒するかと思ったけど、あの時、凄い悲しそうにしていたけど何にも言わなかったよね?」と時宗はしみじみ思い出す。
「ん?時宗のせいだけでは無いだろ?3人でふざけていたんだから………。不幸な事故だったんだよ。お前にやつ当りとかするわけ無いだろ?俺の矜持に反する。今までお前に八つ当たりとかしたことあるか?この俺が!」と雅治は呆れながら言う。
「確かに、雅治はそう言う事は、しないが、何も言わない方が怖いんだよ。雅治は、口がたつのに。
それに、滅茶苦茶大事していたの知ってるから尚更さぁ。なぁ誠」と時宗は誠に同意を促す。
「あぁ、あの時は本当に怖かった~。あのプラモデルも、既に廃盤で何処にも売って無かったしな……。必死で町中の玩具屋を探し回った想い出があるよ」と誠も当時を思い出す。
「丁度、グループが事業拡大で映画業界参入しようと言う時だったから親父に頼んでスターウォーズでプレミアムな物を買って来てくれと頼み込んでハリウッドからわざわざ取り寄せて貰った物だから、あまり出回っては無いだろうな……。親父と言うか手配したのは親父だが、じいさんに後押しして貰う為に箱根まで行って必死に懇願したからな。本当になかなか手に入らない物だと思うよ?」と時宗は言う。
「そんなことしたのか?」と雅治は驚く。
「あぁ、まじで雅治怖かったもんな。絶交されるじゃ無いか?と子供心に思ったね。
怒り狂ってくれる方が謝る事もできるが、凄い悲しそうに『もういい』と一言だけで終わったからな……。自殺でもしそうな哀愁漂わせていたよな?
でも、なんであのレプリカ船に置いて居るんだ?」
「今では、俺の一番の宝物だからな。何時も目の届く所に置いて居るのさ。
あの時、怒らなかった事でこんな幸運に出逢えるとはなぁ~」
「ところで、あの雅治の部屋に置いてあるライトセーバーのレプリカ何処で売ってるんだ?」
「ん?あれは大阪の町工場が受注注文でつくってたやつだったと思うが?結構、精巧に作られているんだぜ」
「玲音の誕生日プレゼントで手配してもらえないか?廉とお揃いでさぁ」と時宗は頼む。
「ん?いいがまだ作っているかな?時間もかなり、かかるぞ?お揃いにはならないがモデル違いならなら有るからやろうか?」と雅治は言う。
「え?おじさん僕も!」と千景がつかさず言う。
「加藤さん俺も!」と齋藤もどさくさ紛れて言う。
「俺のコレクションが………」と雅治が言う。
「全部で何本有るの?」と藤堂はびっくりする。
「全部で11種あるが・・・注文できたの6本だけだなモデルで形違うからな。注文して半年は掛かるし、受付も何時もしている訳でないからな」
「あれ1本ウン十万しますよね?」
「そんなもんだったかな?いちいち覚えてないよ」
「手放していいのか?」と心配そうに時宗が聞く。
「ん?時宗にはそれ以上のもの貰っているからな。それに、廉に貸し返さないといけないしな。でも、あのレプリカだけは返さないぞ?まぁ、家にあるやつは全種類揃ってないしなぁ。大切にして貰えるなら新たなファンには譲ってもいいだろ」
「そんなに気に入って貰って光栄だ。箱根まで行ったかいがある。あの時は一週間泣く泣くじいさんの相手したからな」と時宗は笑う。
「千景、お前にもやるよ。冷音達と一緒に家に選びに来い。まぁ先にあの2人に選ばせてやれよ!それと、おじさんと呼ぶのは無しだ」と雅治は千景を見ながら言う。
「え?本当に?」と千景は驚く。
「3人揃っている方がいいんだろ?仕方ない。大切にしろよ」と雅治は気前がいい。
「勿論。宝物にする」と千景は満面の喜びに溢れていた。
「齋藤、藤堂も要るのか?」と仕方無さそうに2人に聞く。
「欲しい!!」齋藤は速攻で答える。
「え?もらえるんですか?私はライトセーバーよりあのヨーダのフィギアの方が………」と藤堂はちゃっかり違うものを要求する。
「藤堂お前………。目が肥えてるな。あのフィギアの方が全然高い………。等身大だからな………。
でも初期のヨーダじゃないんだよなぁ チューイー の等身大フィギアがバカ高すぎて手が届かなかったからヨーダにしたんだが………。まあいいや。やるよ。その代わり俺のアキレス腱の面倒しっかりみろよ」と雅治は笑いながら言う。
「あのヨーダを十碧にあげるの?絶対触らしてくれなかったのに?」と齋藤が驚く。
「お前らに触っていいと言うと部下のほとんどがあの部屋に来て触るだろうが!それでさえ玲音は結構気に入っていてあの部屋来る度あのヨーダに話かけているぞ?」
時宗と誠は「なんであんなに雅治は上機嫌なんだ?もしかしてイギリスでイウォーク(Ewok)の等身大フィギュアというか?ぬいぐるみでも手に入れたのか?」とこそこそと囁き合う。
それを聞いたメアリーが時宗に
「Ewokって熊のような可愛いキャラクターよね?」と聞く。
「ん?そうだよ?ママ、スターウォーズには疎いのにイウォークには詳しいね?なんで??」
「イギリスのあの家に有るわよ?」
「ええぇ?熊見たいだけど熊じゃないよ?」
「そうね。でも、おしりにタグが付いていてちゃんとスターウォーズのロゴ入っているわよ?」
「!!なんでママがそんなもの持ってるの?実はスターウォーズマニアとか言わないよね?」と時宗はおもわず叫ぶ。
「パパが…あっ…ダットね。昔、クリスマスプレゼントにテディベアのぬいぐるみと間違えて買ってくれたわ。80㎝くらいの」
時宗と誠は顔を見合わす。当の雅治は藤堂達と話していて気づいていない。
「あのじいさんテディベアとイウォークの区別付かないのか」と時宗は笑う。
「テディベアって大きな物だと高値でしょ?それと同じくらいの値段だった見たいよ?だから間違えたって」
「ママそれ気に入っているの?俺、あの部屋に有るの見た覚え無いんだけどな?」
「段ボールに入れてしまってあるわよ?なんなら雅治さんにあげようかしら」
「イギリスは宝庫だな?しかし、すんなり雅治に言うべきかどうかだな?」と時宗は悩む。
「雅治さんどうしてあんなにEwokが好きなの?」
「雅治はソロ船長に憧れていて、ソロ船長の片腕がチューバッカだからね。
映画では描かれていないけどハンソロは帝国の士官候補生として出世コースを歩み、帝国軍の将校となる道が開けていたが、奴隷だったウーキー族のチューバッカに出会い、逃亡を助けたことからソロ船長は将来を無くしてね。軍事法廷で有罪判決を受けて、軍籍を剥奪され永久追放。チューバッカは【命の借り】を返すべく付従い、以後苦楽を共にする相棒兼副操縦士となり、人生を歩んで行くと言うストーリーになっているんだよ。その話に雅治、痛く感銘を受けてね。チューバッカ欲しがるんだよ。
イウォークもなんとなく似てるだろ?ウーキー族の子供見たいな。雅治、ああ見えても、子供好きだからね。イウォーク見たときは釘付けになって可愛いとい居続けてたよ?
ちなみに、飛行機の免許持っているのはソロ船長に憧れてだからね。ちなみに、誠ももっているのは、インディ博士が飛行機操縦できるなら、俺もとか言って取ったんだ」
「パパも免許もってるよね?」
「ああ…。俺もつられて取ったんだ」と笑う。
「なら尚更、雅治さんにあのEwokあげなくちゃね~」
「本当にいいの?あのじいさん怒らないの?」
「大丈夫よ?たぶんもう、忘れてるわ」
当の雅治は、今度は誠と言い合っている。
「雅治!お前ご機嫌で、大切なコレクション譲ると言うことは、なんか、凄いお宝手に入れたな?ジョージルーカス展で何を手にいれた?」
「さあな。あぁそうだ。英国ウェスティッド・レザー社製の革ジャケット勿論、 ユーズド加工のカウハイド製の最後の聖戦モデルも買って来たんだ。靴と一緒にな!」
「何でお前なんかが、手に入れてるんだ?イギリス行っても売り切れでなかなか手に入らないのに!雅治、当然譲ってくれるんだろうな?」
「どうしょうかな?この旅の気分次第だ。アレックス覚えているか?」
「 アレックス ジョン キャンベルか?」
「ああ、奴に頼んでおいたのさ。ジョージルーカス展の情報も奴からだ!」
「アレックス、俺にも連絡してくれればいいのに!」と誠は悔しそうに言う。
「Win Winの関係にするために俺は奴にかなり尽くしたぜ?」と雅治は言う。
「どういうご関係なんですか?その アレックス ジョン キャンベルさんとは………。
ん?アレックス ジョン キャンベル?なんか聞き覚えが有るような?
あぁ!アレックス ジョン キャンベル!!世界的権威ある。生物学者!?」
「藤堂、よく知ってるな?奴は俺の友達だ」
「ええぇ?」藤堂はじめ、齋藤、千景が驚く。
「世界的権威ある生物学者がオタク………」と藤堂が呟く。
「ここにも学者のオタクが1人居るじゃないか?」と雅治は笑う。
「お前には負けるよ。この旅行から帰ったら速攻でお前の家行くからな!」と誠は言う。
「手ぶらでは来るなよ」と笑う。
「ん?そろそろ広島に着くな。藤堂君、最初は何処から回るんだ?」と時宗は聞く。
「取り敢えず、千景君リクエストのお好み焼き村行きましょう。バラバラにならないでくださいよ!いい大人が迷子とかあり得ませんからね。特に統轄長!お願いしますよ!」
「子供じゃないんだから、大丈夫だよ?」
その15分後、新幹線を降りた時宗と雅治と誠の3人はホームから改札口に行くまでに見事によそ見や立ち止まったりして藤堂達からはぐれていた。




