就労移行支援B型作業所、菓子工房、蓮の花。
まさか!こんな日が来るとは、私は美雪と夜の帰り道を歩いてる。かたや、真面目そうなすっぴん系女子と、かたや金髪のメイク派手派手女子が並んで歩いている、なんか滑稽だ。でも、ちょっと仕事の話とかで、盛り上がってしまった。真面目ちゃんなりに案外グチりながら仕事をしていた。少し好感。。そして、本題に入った。
「この裏面‥なんて書いてあるん?」
私は歩きながらクッキーの裏に印字された漢字が羅列した文字を見せた。
「あ、、これですね、、就労移行支援B型作業所 菓子工房 蓮の花 と書かれています。」
「なんかの?呪文?アブラカタブラ的な?」
「違います!違います!ふふふっ」
「あん?」!私は笑われたので睨んだ。
「ひっ説明します!説明します!でも。。なんか、松本さんってイメージしてた人と違うなと思った、だけです。」
「あ、、あそう」
どんなイメージしてたんだ?コイツは。。
「あの‥就労移行支援B型作業所というのは、ですね。福祉サービスなんです。えっと例えば、精神障害を持っていたり。知的障害だったり、または発達障害だったり、例えば生まれつき、腕が動かない人や足とかが動かない、身体障害の方達が、仕事をする場所です。そして、ゆくゆくはそこの場所を卒業して、社会に出て仕事に就く人もいます。うーん。なんというか、社会にちょっと出て仕事をするのが難しい人が、利用する所です。そしてここは、この近くにある。蓮の花というB型作業所みたいですね、よくお買い物に来てくれる、若い男性の方が通所してる場所ですね!ここでは、1から生地を作って、オーブンで焼いてるから、工場で作られる一般のお菓子と違って、手作り感があって美味しいですよね!実はお母さんがそこの‥」
「ゴメン途中眠くなった。。」
長い話が苦手な私は、ちょっと疲れた。
「ごめんなさい。とにかく。ここは。社会に出る事が難しい人が通うのよー。。」
そうなのかぁ。。あの青年はどこが悪いんだろ。一見普通に。。まぁ見えないか。。買い物するだけでも大変そうなのに。
いつもの仲間がいる。公園が見えてきた。バイクをふかしながら、私を待っていた。
「今日はあんがと、教えてくれて、また明日バイトで宜しく!うちこっちで仲間が待ってるから、あとさ、わかんねーけど、何かトラブルとか男問題とか喧嘩とか売られたら、助けてやっから…。。」
「え!!!ふふふふふ」
「あん?」
「ひっ。。いやあの、ますますイメージと違うので。また明日!バイトでね。。」
と、、美雪は小さく手をバイバイして、走っていった。女の子らしい仕草だった。可愛い。。。
あ。。いかん。男だったら惚れてた。
そそくさと、仲間の所にいくと、
さっきと違い、ケバ臭い化粧の匂いとバイクの臭いガソリンの臭いと、女の甘ったるい香水の臭いがしていた。
私はイラつき、アイコスを取り出した。
「おつかれっす!今の子。。バイトの子っすよね?一緒にいましたが、麗花さんもしかして、なんか脅してたんですか?おっかねー。。」
「ちっ‥うるせー。そんなんじゃねーよ。あの子に今後、何かしよーとしたらお前ら全員ぶち殺すからな。」
私は美雪が嫌いだったはずが、少し好きになった。私だってイメージしてたのと違った、真面目ちゃんは真面目だけど。。。良いやつじゃん。。
就労移行支援B型作業所は日本各地に存在していて、
今回の話で登場する。蓮の花は架空の施設です。
ですが、そういう福祉サービスもあるという事を
ぜひ知ってほしいと思い、書きました。
先日、友人もB型作業所を利用しました。
このような福祉サービスはたくさんありますので!
ぜひ市役所に問い合わせて見てください。
各市町村の障害福祉課が対応致します。




