真面目なバイト女子!美雪!
バイトが終わり。ロッカーの前、荷物やエプロンを適当にぶち込み、事務所で居眠りをしてる副店長を眺めながら、スマホでヘルプマークというのを検索してみた。
ヘルプマーク!
簡単にいうと、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲にそれを伝え、サポートを得やすくするための赤色地に白の「✚」と「♡」のマークです。義足・内部障害・難病・妊娠初期の方などが対象で、バッグなどに身に着けて利用します
なるほど、こんなのがあったなんて!まぁあの青年も大変だってこったろー‥
うん?事務所のパソコンの前に、この間のクッキーの袋がたくさんあった。
そういえば!あの青年が働いてる所で作られたやつって言ってたなー、、あれ美味いんだよな。。他のクッキーと違って、なんつーか。。うまくいえねーけど、、1袋もらっていいかな?
副店長も居眠りしてて、気づいてねーみたいだし。小さいクッキーが5個くらい入った小袋を1つとり、ポケットの中に忍ばせた。相変わらず、小袋には子供みたいなフニャフニャ文字でクッキーとだけ、書かれていた。
あ!やべ、、真面目な女子バイトの美雪に見られた、、
「あ。。お疲れ様です。あの、、1つなら問題ないかと思いますよ。お‥お先に失礼します!」
美雪の目は怯えていた。でもこの子なら、このクッキー裏に書かれた、漢字の羅列を知ってるかもしれない。私は何が何だが、あの青年の事が気になりすぎて、美雪に声をかけた。
「あ!ちょっと‥」
「なんですか!!お‥お金ないです!バイト代も、家に入れてるので、あ!スマホ代も払ってるので!あ!好きな推しのコンサートもあるので!あ!家族は私一人っ子なんです。」
「金なんかいらねーよ。。ちょっと聞きたい事があるんよ!」
美雪の目はパチパチとなった。




