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ヤンキーJKが見つけた福祉への道  作者: 百合香


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11/18

変わりつつある、松本麗花

 私の生活の一部に本田陸さんがいるようになった。バイトの日、彼が買い物に来るときは、一緒に商品を探したり、一緒にレジでお金を見つける等をするようになっていた。


 そんな私の生活の変化はバイト先での態度にも現れ、副店長さんと店長さんとしっかりと挨拶をするようになった。


 「おはようございます!」とハッキリいうと気持ちがいい!副店長さんは事務所で相変わらず呑気にパソコンなんかいじってると思ってたけど、実際は商品の発注や経理など、とても難しい事をやっていた。そりゃ!眠くもなって、居眠りなんかも!しちゃうよね。私は、そんな副店長さんを尊敬して、缶コーヒーをたまに、差し入れをする。


 だが。相変わらず不良グループの仲間たちとは、つるんではいるが、そろそろ頃合いなのかなとも

思っている。


 そんな私は今、まさに仲間たちと、またコンビニの前に集まっている。


 「麗花さん、、タバコやめたんすか?」


 「うん。身体にわるいしね。。あ!!そこ!カップ麺食べたら!片付けなさい。お店の人に迷惑でしょ。」


 「あ、、はい。。」


 仲間たちの悪さや言動や口の悪さが、目についてしまう。


 「ちょっと喉かわいたなぁ」


 「あ!買ってきます。」


 「いい、私いく。。誰か飲み物ほしい人?いる?買ってくるけど、」


 みんな無言だった。


 お店に入ると、頭の薄い店長がせっせと、品出しをしていた。


 「あの、、すみません。いつもご迷惑をおかけして、そろそろ解散しますので、、あと、うちのメンバーが何かこの店にした時は、私に言ってください。たぶん、今日限りで集まりやめますんで、」


 「え。。。」


 頭の薄い店長はあっけにとられた様子で私の方を見ていた。


 後日、私はここの店に菓子折りを持っていき、これまでのことを謝罪した。


 「麗花さん、頭打ったんすか?どうしたんですか?」


 「別に。。私達もさ、そろそろ高校3年じゃん。いい加減、こういうのやめない?」


 喪失感が仲間たちの間で漂ったが、、結局答えが出ぬまま解散をした。そして私は二度とあの集まりには顔を出さなくなった。


 ーーーーーーーーーーー


 高校2年生の10月。。いよいよ来年受験だというのに進路なんか決まってなかった。不良のグループに行かなくなったとて、私の学校での態度や家での状況は変わりなかった。授業をいざ聞くにしても、もうなんだか、分からない。お母さんとお父さんとの間も修復は難しい。


 相変わらず私は制服のスカートを折に折、パンツが見えそうなくらいにまでにして、今!授業を受けている。。


 向かいの真面目そうな男子が寝るフリをして、チラチラと私の股間を眺めてきている。

減るもんじゃねーし。少し足を広げてサービスサービス、どうだ?私は寛大だろ?黒のパンツをとくと、見ろ!そして!シコれ!シコれ!


 あーどうせなら陸さんに。。。


 あ!いやいや、なんでもない、なんでもない。


 「ってことで!来週から社会科見学だ!みんな、どこ行きたいか、見て、提出するように、」


 担任の先生がプリントを配っている。社会科見学かー。友達もあんまいねーし。適当な所いくか。


!!!!!!!!


 まじ。。。。


 就労移行支援B型 菓子工房 蓮の花!


 プリントの職業欄に。たくさんの飲食店や工場の中に、その文字があった。


 ちょっと、行くしかないだろ。。

 横のチェック欄にチェックを入れた。


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