人物紹介 3
稲荷日向:狐の巫女になった事でTSした元男子高校生。
以前は男に対する未練が残っていたが、九重美幸のアドバイスにより解消。
ありのままの自分を受け入れた結果、不安定だった加護が安定し、護国の所有者にも選ばれた。
部屋や服装など、より女性に近づけて全力で女性であることを楽しもうとしている。
日向の服は基本的にコンのセンスで選ばれており、インパクトの強い服もあり当初は着るのに抵抗感があった。
だが、現在は全く抵抗感がなく、こんな服も似合う自分は凄いという自信に繋がっている。
男の頃は真守に対する恋愛感情は無かったけど、真守が男時代の理想の女性になったこと。
女性である事を利用した過度なスキンシップを続けた事から、かなり気になっている模様。
しかし、好きと言う気持ちが揶揄いたい、虐めたいという加虐に発展しやすいドSでもある。
キツネ:一人前の証である三尾の巫女。
巫女の歴史の中で数えるほどしかいない護国の使い手でもある。
二尾で火術、三尾で上級火術が解放されており、上級火術は神装の効果もあって、変身ヒロイン止めの必殺技のように出せる。
必殺技名は狐の里が設定したデフォルト名で変更可能。
過去にこれほど早く三尾に至った者はおらず、異例中の異例。
狐の里でも最も九尾になれる可能性があるのではと期待を受けている。
大山真守:狼の巫女になった事でTSした元男子高校生。
古武術道場の跡取り息子であり、幼い頃から武道を修めていたので戦闘力が高い。
真守自身の加護は低く、神装を纏う最低限の加護量しか持たない。
その為にTSの影響が低く、未だに男言葉で生活もあまり変化していない。
初期の頃に味覚が変わって甘味が好きになったと話しているのは嘘である。
実は元から甘味が好きだったが、自身のイメージから周りに隠していた。
つまり、味覚の変化すらも起きておらず、性別が女性に変わった以外に主な変化はない。
心の中もあまり変わっていないので、見た目が好みになった日向が甘えてくるのは可愛い反面照れ臭い。
あまり態度に出さないが一番大事なのは日向であり、危なっかしい日向を常に心配している。
日向の揶揄い癖に困ってはいるものの、それを望むならと受け入れているだけでマゾではない。
オオカミ:ライダースーツの神装を纏った狼の巫女。
神装による能力の底上げと古武術で鍛えた体捌きで戦っている。
しかし、加護の量は歴代最低クラスであり、身体能力や特殊な技は使えない。
加護を爪に込めて闘う術を得たが、加護量が少ない為にすぐにガス欠となり神装が透けはじめる。
加護を増やすには日向のように女性である事を受け入れる必要があるのだが、狐の里と違い狼の里は何も改善しようとしない。
それは戦いの知識はあれど、女性生活の知識が全くないリルを送り込んでいる辺り明白である。
徐々に差がつき始めているキツネに焦りの心はあれど、自分が出来るサポートをしていこうと考えている。
八幡真由美:スイヘブのバイトリーダーで美幸の右腕。
仕入れから接客まであらゆる仕事をこなす。
九重美幸の事を心から信頼しており、彼女が店長であるスイヘブを愛している。
その為に店の売り上げになる事を求めた結果、暴走する事も多々ある。
美幸が経営している事は知らないので、どうにか売り上げを出して店長の評価を上げ、この店にずっといて欲しいと思っている。
守銭奴ではあるが全てはスイヘブを思っての行為。
胸はとても慎ましく、大きくなる事を望んでいる。