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お仕置き完了

本日3話目です。

そこから先は私……キツネの無双であった。


変身していない状態でも倒せる相手なのだ……キツネの状態では尚更負ける理由などない。


あっという間に全員をボコボコに叩きのめしていき、残るはリーダーのみ。


「ひ、ひいいいいい!?

ば……バケモノだあああ!!」


周りの子分達が瞬殺された事で慌てて逃げようとするが、そうはさせない。


「逃げられると思ってるの?」


「な、何が望みなんだ?

金か?そ、それなら幾らでも……」


「そういうのはいいから。

私は貴方達の悪さにお仕置きしにきただけ。

後はついでに泣かせてきた女の子達に詫びてもらおうかな。

もちろん脅しのデータは全部抹消させてもらうよ」


「そ、そんなことは……」


「出来るんだよね。

ほら……」


私がそう言うと気絶していた部下の一人がムクリと起き上がる。


彼は周りにいる同じように気絶している不良達の懐を漁っていった。


同じように目覚めてから行動し始めた者が全員で3人。


彼らはみな同じように懐を漁り、私の前にどさどさと漁っていた物を置いた。


そして、最後にはこの広間の奥にある部屋に向かい、そこから様々な機材も運んでくる。


それはスマホやカメラ、パソコンなどの電子機器であった。


私は彼らに瞳術をかけて精神を支配し、脅しに関わる物を全て目の前まで持ってこいと命令していた。


こうして集められた電子機器を前に私は準備を始める。


電子機器と私の直線上に誰もいない事を確認して準備に入った。


「マキシマム・シュート!!」


私の目の前から放たれた極太の熱線が電子機器を跡形もなく消滅させる。


「あわ、あわわわわわ!!」


「これに懲りたら二度とこんな事するんじゃ無いよ。

次はさっきの技を直接当てるからね」


私の脅しにコクコクと頷くリーダー。


そんなリーダーに私はニッコリと微笑みかけた。


「よろしい!

それじゃ……お仕置きはお仕置きだから一発いくよ」


一瞬和やかな雰囲気になったところでリーダーのお腹に一発拳を入れる。


因みに先程の必殺技は幻術による幻であり、実際には火術で電子機器を全て燃やしただけである。


こんな地下で必殺技を撃てばどうなるか分からない上に、巻き込みの可能性もあるが脅しには丁度良かっただろう。


後は……私は瞳術で操った3人を見る。


彼らはまだフラフラとしており、私の支配から抜け出せてない。


「じゃ、最後のターゲットの情報を頂きますか」


こうしてお仕置き兼情報収集を終えた私は、セッちゃんの所に戻ることにしたのであった。

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