表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/15

レベルアップのメリットとデメリット

〜主人公side〜

バジリスクは、俺の変化に感づいたのか、少し距離を空けて俺を睨んでいる。魔力50ならもっとマシな魔法を打てるのか?いや、量に頼るな……魔力で現象を起こすのかではなく、魔力で現象を支える事か。極力自然のものに魔力でちょっとだけ干渉して……

<<称号<魔の(ことわり)を理解した者>を獲得しました。>>

ほう、説明は?

<<魔の理を理解した者……魔法の現象について研究し、魔法の理に辿り着いたもの。魔法を使う際に消費魔力が半減する。>>

ほんとご都合主義だな。まぁいい。俺が考えているのが待ちきれなくなったのか、バジリスク・キングは、俺に向かって紫色の球体を飛ばしてきた。!?毒魔法か?俺は余裕を持って、躱した。ジュワァァァ。何!?俺が避けた魔法は、俺が元いた場所の地面を三十cmくらい溶かした。……毒というより猛毒だな。

ヘビか、……確か熱で相手を認識する個体もあったよな。よし、火魔法で弾幕するか。俺が放った弾幕は、四方八方に飛び交った。バジリスク・キングは、周りをキョロキョロして、明らかに効果が出ている。よし、次は重い一撃で終わらせてやる。特殊スキルのおかげで武術は使えるはずだ。頭の中に、どう動いたらいいかが浮かぶ。さて…今ならやれるはずだ。行くぞ!ヘビ!!


「オラァァァッッ!!!」


身体を捻り、体重を乗せた単純な回し蹴りを俺はバジリスク・キングのどてっ腹に打ち込んだ。

ドゴッ!!内臓にまで響く音が出た。バジリスク・キングはそのまま白目をむいて倒れた。



<<レベルアップしました。

 レベルアップしました。

 レベルアップしました。……>>


ふぅぅぅぅ〜〜…勝ったぁぁ!!そして勝利のファンファーレ!!



………あれから5分間ずっと鳴りひびいているレベルアップの通知。今ちょうど鳴り終わった。よしステータスを確認す…る……か……。急激な眠けに襲われる。。



バキバキ!!ゴキャ!メキメキ!!

「ガァ!?いだ、、ああぁぁ!!ガァァア!!!!」


突然、身体中が痛み出した!いや、身体が細胞レベルで作り替えられる次元の違う痛みが俺を襲った。





んん…??あれ?終わった…か?俺は目を覚ました。もう夜になっていた。やばいな、寝過ぎたか……まあ、まずはステータスを確認するか。

<<名前斎藤 蓮

 種族ハーフドラゴン

 Lv100

 体力500

 魔力500

 力500

 防御力500

 速さ500

 器用500

 <スキル>

 索敵、潜伏

 <特殊スキル>

 ??(開放済み)成長速度倍増、真鑑定、全武術、全魔法、覇王の風格

   (未開放)????????

 <称号>

 挑戦者 魔法の理を理解した者   >>


あれ?ステータスの表示の仕方が変わってるな?真鑑定の熟練度?が上がったのか?まぁ、いいだろう。とりあえず、バジリスク・キングはどこだ?あ、あったな。アイテムボックスって魔法あるか?……あるな。よし、手を向けてアイテムボックスと、頭の中で念じた。途端に、黒い渦が出てきた。それと同時にバジリスク・キングは、跡形もなく消えた。よし、とりあえずはこれでいいだろう。今日はこの辺りに野宿か。。創造魔法で壁と屋根を作り、扉をつけた。そして、創造魔法でベットと、枕、布団を作り、家の周辺は結界魔法で囲んだ。これであのバジリスクでも家に近づくのは難しいだろう…え?野宿って言わないって?気にすんな。では、おやすみ。。

 


誤字・脱字・ご意見ありましたらご報告ください


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ