最初の開放
〜主人公side〜
あれから俺はレベルアップをする為に狩りの獲物を探してまわった。探し始めて、2時間森のひらけたところにたどり着いた。そこには湖が広がっていた。……ここに水を飲みに来たやつを狩るか…
待つ…
ただ待つ…
ひたすら待つ…
<<潜伏スキルを習得した>>
何かスキルがすぐ取れるな……これも特殊スキルのおかげか?だとし………な、んだあれ。スキルが事を考えていたら、森から十m超えのヘビが出てきた。見たところ相当傷を負っている。とりあえず真鑑定!!
<<名前???
種族バジリスク・キング
体力?/???
魔力???
力??
防御力??
速さ?
器用?
<スキル>猛毒牙、睨石目、毒魔法 >>
まぁ、格上だから見れないか……ただ、あの体力は何かと戦った後か?今なら、サクッといけないか?俺は確か魔法は特殊スキルのおかげで使えるはずだ……使い方は…頭に自然と入っているな。イメージと魔力次第か…
俺の魔力は5…5!?あれ?魔力の事考えてなかった!俺は驚いて、声を出してしまった。気づかれた!やばい!一か八か…火、いや弱い。炎…炎の中でも青いやつだ。
確か完全燃費してるんだっけか?考えてる暇は無い!!俺はとっさに右手を前に向けバジリスク・キングが燃えるのをイメージした。………ポスッ。…………え?手から出た青い炎はバジリスク・キングの鱗を少しだけ焦がした。あれ??イメージしたよね??ハーフドラゴン弱すぎない??!!バジリスク・キングは、さっきのが挑発だと捉えたのか、でかい尻尾を叩きつけてきた。咄嗟に避けたが、風圧だけで俺の身体は、紙屑のように吹き飛んだ。そして、近くの木に衝突し、止まった。
「ゲホッ、………化け物かよ…」
俺を吹き飛ばしたバジリスク・キングは、ゆっくりと近いてきている。……とりあえず、体力と魔力の確認だ…
<<体力1/5
魔力1/5>>
おいおい瀕死じゃねーか……バジリスク・キングか…理不尽な強さだな……だがこいつなんて、あのショタにとっては、ゴミも同税だろうな……へへっやってやるさ、最強の覇王ってのは、理不尽だろうと全てひねらねーといけねーよな。
<<意志の強さ向上を確認しました。……特殊スキルの制限を一部開放します。……成功。
覇王の風格を習得しました。
称号を獲得しました。<挑戦者> >>
詳しく教えてくれ、
<<覇王の風格……自分より、格上と闘う時は、自身のステータスが相手に応じて倍増する。また、格下の場合、戦意を消失させ、覇王の前ではひざまづかせる事ができる。万人を震撼させるオーラを放つ。
<挑戦者>……無謀な戦いに分かっていてなお、挑み続ける者。格上との戦いによりステータスを変動させる。>>
ほう、ステータスの確認をしようか、今は能力値だけでいい
<<体力50/5
魔力50/5
力50/5
防御力50/5
速さ50/5
器用50/5 >>
勇者並か、まあいい。
覇王へのを糧となれ、ヘビが。
反撃を始めよう
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