第58話 球技大会
趣味で書いているのでご許し下さいね。
月曜日球技大会が始まった。俺は、卓球で個人プレイだ。勝ち上がれば、優勝への道が開けてくる。相手は、三浦詩音。3年の強敵だ。とにかく勝たなければならない相手は3年生。
都内の新人戦で勝ち誇った強敵だが果たして勝てるかな。
朝個人的に1人で猛練習をしてきたんだが、卓球ははっきり言って苦手な競技なのだ。
昔からやってきたわけではないし、中学の時もどちらかと言うと、サッカーとかが好きなのだ。
「田口、あんたにかかっているんだからね。頑張りなよ。」
東原は励ます。昨日練習に付き合ってくれたこいつにはまじで感謝している。お陰で大体コツが掴めてきた。
相手のスマッシュを確実にラケットに当て、相手のゴールに入れれば勝てる自信が出てくる。
試合のホイッスルが鳴り俺は、試合を始める。
ラケットを握ると、ピンポン玉を打つ。まずは自分のコートに玉をバウントさせることが出来る。
俺は、まず、思いっきり相手のスマッシュを打ち返した。点が入った1点だ。だが相手も負けないようにとスマッシュを打つ。俺はそれを打ち返して、両者共に、激しく戦っていくのだが、遂に点を入れられて同点になった。
「行けよ!!田口!!負けんなよ!!お前が負けたら、うちら終わるんだからな!!」
女子達から応援の声が次々と聞こえてくる。こちらも点を入れて、2対2になる。試合終了まであと、2分。
俺は負けるわけに行かない。
俺はラケットを握ると媚びり出てくる汗を拭いた。そしてニヤッと笑う。すると相手のチームがこちらを見て、何か話しかける。
「あんた、、男子なのによくやるじゃない??でも見てなさいよ。あんたの球は遅い上に、相手の事を見切ってない。無駄なのよ。」
そして相手は、ピンポン玉を持つと、思いっきり強烈なスマッシュを打ってきた。球は、素早い勢いで、俺の陣地に入るが、早すぎて俺は打てなかった。次々と点が入っていく。
相手の女性に対して、負けられないという強い気持ちが勝ってくる。俺は意識を集中させると一気に球を打った。
「俺はこの日のために特訓しましたからね!!!負けられませんよ!!俺の本気の為に!!」
次々に打たれていく球を俺は打ち返して行く。次々と回り込み、強烈なアタックを放っていく。ラケットの回転をかけていく。それにより弧を描くように玉が跳ねると、相手のスマッシュを跳ね返す。お互いに球を打ち返す攻防戦を繰り広げていく。試合終了のホイッスルが鳴る。俺は、スコアを見る。すると11対10であった。
やったぁ。勝った。このまま、上に進める。
「やった!やったぞ!!勝ったぞ!!」
俺は、ガッツポーズをするのであった。
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