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第46話 藤井玲奈


2年前、なぎさの死から3日あまりすぎた頃、1人の女子中学生が行方不明になった。彼女の名は、藤井玲奈。

喧嘩とは程遠くて、真面目で勉強好きな女子中学生。

当然、なぎさや理央とは、そりが合わなそうな雰囲気ではあったけど、玲奈は、2人の親友だった。

あの日、理央が停学処分になった時も、LINEをくれたのも彼女だった。

遡る事、中学2年生の春。当時理央はクラス替えしたばっかりで友達もノリが合う友人しかいなくて、多くはなかった。


「理央!!!朝から眠そうだねぇぇぇ!!!」


当時仲の良かった友人、宮下理子。可愛くて、同性からも人気の美少女。


「おはよぉぉぉぉ、、、、理子。。。。元気だねえ、あんたは、相変わらず。。」


「だって同じクラスになれたんだよ。嬉しいに決まってんじゃん。毎日、楽しみだよ。昨日もさ、夜ね、ガラケーでメールしまくってた。翔平に。」


「えええ???翔平とメールしてんの??

何、、あんたらもうそんな仲良しなの??

え??いいなぁぁ。あたしなんか、まだ男子のメル友この学校で誰もいないんだよ。はぁぁぁ。もう中2だというのに、眠い。1時間目って社会だっけ??」


「違うよ。理科だよ。」


「嘘??うわぁーーー。間違えた。社会持ってきちゃった。

理子!!!お願い、教科書貸して!!!

ね!!!」


「いいよ!!」


「ありがとう!!!流石理子!!!!」


そう理央は勉強が出来ない。数学、国語、理科、英語はできないのに、社会だけは得意である。

対照的に成績が良く、誰よりも勉強ができる理子この対象的な2人が仲が良いのは小学校からの幼なじみだからだ。

そしてもうひとり、理子と仲が良く、この日初めて喋ったのが、藤井玲奈。珍しい水色の長髪。中一の時、B組で、理央とクラスは違ったので1回も喋ったことがなかったのだが。


いびきを書いて、理央は寝ていた。そんな中、玲奈は、コンコンと理央を起こす。


「林さん、、起きて!!先生に指されてるよ---!!!」


その時、玲奈とは喋った事もなければ、名前を呼ばれた事もなかった。


「へぇぇ????」


「林、起きて顔洗って来なさい!!いいな。」


「ヘイ、、、、、」



ましてや、喧嘩をしたこともない玲奈と、喧嘩しかしてこなかった理央がどう仲良くなるのか、一体何を話すのか。周りは一切わからなかった。

そんな中で、2人はどのように親友になっていくのか。気づいたら友達になっていた。


「ねえ、、、、林さんってどんなアイドルが好き??」


「私は、嵐かキンプリかなあ!!

ってか、、初めて喋ったね。藤井さん。」


「うん。でもなんかずっと話してみたいなって思ってたの。

校則違反とかしている姿がカッコいいなぁって思っててさ。」


「へぇ、変わってるわね。校則なんてクソ喰らえよ。なんで校則なんかに縛られなきゃならないわけ???って思わない??あたしなんか金髪地毛よ??」


「そうだよね。私もこの校則反対だもん。水色の髪なんか許されるわけないし。でも地毛だからさ、、、悲しくなっちゃう。だからさ、、、林さんと仲良くなりたかったの。ね!!!私、アイドルになりたくて。」



「林さん、、、、アイドルみたいに可愛いからさ。ねえ、、、今度、、アイドルのライブ行かない??

一緒に!!」


「アイドルって男??、それとも女の子??」


理央は質問を返した。もしかして女の子の地下アイドルなのかと思ったのか、、、気になったのだ。秋葉原でやっているAKBのようなアイドルなのか。それとも地下アイドルか??


「女の子!!

私がファンなの!!地下アイドルなんだけど。ほら見て、、、YouTubeでもこんなに動画あげてるよ。可愛いよね。」


喧嘩ばっかりしていた理央は、アイドルに全く興味がなかった。自分がアイドルのコンサートなんて行きたくもないと鷹をくくっていたが、それでも誘われたから断りづらかった。


「わかった!!行こう。今度の日曜ね。」


こうして2人は約束した。次の週の日曜日、理央と玲奈は、地下アイドルのライブへ



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