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科学コラム  作者: もりを
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寿命を伸ばす方法

40を過ぎると、いろんな「死に至る病気」を発症するようになるよね。

逆に言えば、30代から下のひとたちは、死の病にかかりづらい。

なんでだろうね?

それは論理的に説明できるんだよ。

論拠は「遺伝子」さ。

子供を残さずして死んだひと、すなわち「若くして早死にしたひと」は、「若くして早死にする死病の因子」を自世代で途切れさせることになるんだ。

別の言い方をすれば、何世代にも渡ってかかる病気とは、子孫に病気の因子を残したのちに発症する病気のことだ。

病気を発症する前に、病気を発症するリスクのある子供を産んで、その後に自分が病気を発症するわけ。

かくて、死病を発症させた人物の後の世代までもが、次々と死病を発症する(死ぬ遺伝子を目覚めさせる)。

この考え方を発展させると、ひとの寿命を延ばす操作ができるよ。

つまり、「50才に至るまで子供をつくるべからず」という命令を国民に行き届かせるんだ。

すると何十年か後には、晴れて「40代で死病にかかるひと」はいなくなるというわけさ。

バカバカしいことを考えるひとがいるもんだね。

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