夫、空回り
章もこの話で変わりますが話はどんどん面白くなっていくので、是非この6話お楽しみ下さい!(^_^)
ついでにコメント下さいよろしくお願いします!
目が覚めるとそこは見たこともないような、
お菓子の畑だった!!!!!
クッキーでできた花!
巨大なプリンでできた山
そして俺を追ってくる巨大マシュマロ!
「ふう、まさに天国、て巨大マシュロ!!??」
そりゃもう全力ダッシュ!!!!!
「うおおおおおおおおおお!!!!!」
「や、やばいこのままじゃ潰される!!!」
そしてマシュマロに潰されたところで一気に現実に引き戻される。
再度目覚めると、
そこにはさらに大きなマシュマロが‥‥‥‥‥‥‥
「し 、栞!?」
そこには髪をほどき、さらには俺を抱き枕にして
すやすやと眠る愛する妻がいた。
「ん?んうん?ふぁ〜、あ!あなたおはよう」
大あくびをしながら起きる妻を見上げながら俺は言う。
「おはよういい朝だね。」
「ふふふっ、そうねいい朝ね」
そして今日も綺麗な妻に毎朝の質問をする。
「あ、あの〜ところで栞さん?そろそろこの腕ほどいてもらえますか?少々頭がきつくて」ギュー
「あ!あらごめんなさい!本当に毎朝ごめんね」
毎朝の顔に残るマシュマロの余韻と頭痛に耐えながら笑顔で返す。
「いいよいいよ毎朝だしさもう慣れた!」
「直そうとはしてるんだけどね、ごめんね」
「いいよ!直さなくて!」
毎朝の幸せを奪わせてたまるか!
「え、え〜あ、あなたがそう言うならいいんだけど」
「とりあえず朝ごはんにしよ」
宿の朝食を済ませた後、俺は今後の予定を妻に話す。
「今日はクエストに挑もうと思います」
「おおーパチパチ、で、クエストてなに?」
ずこっ
今にも効果音がつきそうなテンプレなこけ方をしてから、妻に説明する。
「クエストていうのは冒険者が受けて報酬をもらったりする依頼のことだよ」
「そういうことだったのね今日のお姉さんも言っていたからわからなかったの」
「と、とりあえずギルドへ行こう!」
‥‥‥‥‥
「えーと俺達が受けられるクエストは‥‥‥‥
あった!よし今日はこれにしよう!」
「見つかった?」
「うんちょうど良さそうなのが一個あったよ」
これなら俺も活躍できそうだし。
「じゃあそれにしましょ!」
クエストカウンターにもっていった。
「よしじゃあこのクエストにレッツゴー」
「ゴー!」‥‥‥‥
そのクエストは、‥‥
【ジャイアントビードルを駆除せよ!】
これなら虫が苦手な栞よりも俺が活躍できるはず
‥‥‥‥
「主婦神の加護よ!」
ズドーン
凄まじい武器を一振りした途端にモンスターは塵となり消えた‥‥‥
「やったーどう?どう?すごいでしょ!」
「う、うんすごいよだけど、栞てさ虫が苦手じゃなかったけ?」
「ゴキブリで慣れた!」
「そ、そっかーははは」
なんでやねん!慣れないでよ栞さん!
てか専業主婦強すぎだろなんで初期能力で最上位クラスの武器を貸し出すんだよ!
はあ俺って活躍できんの?
ここまで読んでいただきありがとうございます。m(_ _)m
章も移り変わりどんどん話をお楽しみになるようになりますので乞うご期待下さい(`・ω・´)
後コメント下さいよろしくお願いします!