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3人の転生者

ぐびぐびと進む酒。これがかなりうまい日本酒?シホン酒?なのだが、信短は酒飲めるか?と言ったっきり黙々と飲むだけだ。


どれくらい経っただろうか。語るようにして信短が口を開く。


「もう遠い昔だが…俺はな。生まれはそこら辺の農民だった。そう、何処にでもいる農民だ。畑を耕す両親の背中をみて、いつかは自分も(たくま)しく育って両親の手伝いをするんだと。ある日初めて親の手伝いをした。農具は重く子供の身では持ち上げるのも大変だったから、種まきをした。親はあんな重いものを持ち上げては振り下ろし持ち上げては振り下ろし、それを何十回もやっているとおもうとすごく輝いて見えた。大変だろうとも思ったし、だから力をつけようとも思った。しかしな。その夜に俺は前世では信長って奴だったってことを思い出した。」

「何を言ってるのか」

「分かるだろ?この世界の神か神に近いもんかは分からんが、お前になら。」


チッ、転生者は全員こういう知識があるのか?面倒だな。


「いや、俺だけみたいだ。第六天魔王の権限を持つ俺だけだ。修羅神仏限定で特効の権限っぽいな。おかげで神や仏、それに準ずるものの心がよめたり弱点が分かったり針で刺したような傷が致命傷へと変わったり俺に対する全ての効果を無効化するんだが…お前相手じゃ心をよむことしか出来ないみたいだ。勝てる未来が全く見えない。だから神に近いもんだと睨んでいたんだが。」


あっぶねぇなおい!俺が最高位龍じゃなかったら絶対殺せてたやつだぞそれ!信短の権限を見れたのはおそらく信短自体を対象としていたのではなく、信短の権限を対象にしていたからだろうな。


「ふぅーん。お前龍なのか。それも最高位。で?他人の権限も見れると。」

「…」

「厄介だなと思ったろ。」


その言葉を聞いた瞬間ヴァーンは神格を転じ人間に降格したのであった。




「で?なんで俺をこんなところに?」

「あぁ、最近作物があまり育たなくなってきていてな。その調査を依頼したかった。」


なるほど、とヴァーンは頷く。ヴァーンももとよりそのつもりであったがしかし、この際依頼とされるのならば報酬が出るはずで、その報酬を貰ってしまおうという魂胆なのだ。


「依頼といっても俺にできることなんて限られているぞ?土壌とかは地母神でもないかぎり詳しくは分からないし、俺にできることといったら原因が殺せる敵だった場合のみだ。」


ヴァーンは星を作る際に土や成分、形を考えて作ったのではなく、もとある模型を大きくしたような形で作ったのだ。もちろん、それゆえに大地への知識があるわけもなく、いまさら知ろうと思ったところでアルヴテリアの干渉権限が足りないためにできない話だ。ゆえにこのようなそれ専門の神がするようなことはできない。せいぜい出来ることといったらその土地の名前と権限をみること。土地の権限というのは代表的なものでいったら『神隠し』『死霊化』『アンデット化』等だ。『神隠し』というのはその土地が固有にもつ異界に対象者を引きずり込むというもので、これは成功率は低く抵抗(レジスト)されやすい。よって、特に成功しやすいのが抵抗力のない子供達なのだ。『神隠し』は土地が異世界との繋がりを絶つ等、それに必要な養分集めのために起こり、引きずり込まれた子供はいわば生け贄、人柱とも言える。大規模なものになるとそこにあった村、街全てが神隠しにあったところもあるという。蛇足だが、養分の採り方には土地によって異なる。異界に怪物を住まわせそいつに食べさせる、そのまま放っておいて衰弱死させる、もはや無の空間で一瞬にして養分を採る、沢山の子供達を育て大人にし、新しく取り込んだ子供を育てさせ老衰させる循環等。


「いや、俺が依頼するのは調査だ。もちろん、必要な人材は向かわせるし、解決できそうなら解決してくれればなお良い。その時は追加の報酬もでる。どうだ?」


俺にとってこれ以上の話はないな。そもそももとから龍玉を回収するために来たんだし。


「その依頼、引き受けよう。」


ヴァーンはこのようにして織田信長…織畑信短の依頼を受けたのであった。




「あなたが今回の依頼を受けて下さった方ですね。」


信短が使わしたという人材は2名。1人はすこし背が小さめの少女で、1人はすらりとして背が高く、筋骨隆々のいかにも武士というような男性だった。


「ええ、よろしくお願いします。」

「そんなかしこまるな。あの信短が見込んで飲み交わした奴だろ?なら俺らにとっても友人同然だ。もっと気楽にいこうや。」


信短が使わした、ということで信短に近い人物だとおもっていたが…言葉から察するに信短の友人か?すこしみてみよう。


そうヴァーンは目の前の少女と男性を視る。そして驚愕することとなった。


名前『豊村 秀代』

位『最高位』

種族『純血:アルヴフェアリルイクシス(???)』

権限『耐久力2』『耐性4』『筋力1』『話術7』『威圧6』『魅了10』『熱魔法3』『大地魔法5』『運動力魔法6』『万能魔法4』『孤独10』『恐怖8』『絶望9』『目利き』『農民』『天才9』『ヒーラー』『酒豪2』『上に立つもの』『魔女』『精格8』『天下統一を成すもの』『転生者』『転性者』

特殊権限『呪われし墓医者』『永劫の孤独者』『復讐に囚われし者』『@#!の王』


名前『徳海 和将』

位『最高位』

種族『混血:アルヴヒューマイクス(先返)』

権限『耐久力7』『耐性10』『筋力8』『話術3』『威圧7』『魅了3』『カリスマ9』『再生3』『目力8』『胆力8』『孤独4』『広心』『農民』『天才1』『戦士7』『守護者7』『酒豪14』『上に立つもの』『神格3』『漁夫の利3』『天下統一を継ぐもの』『転生者』

上位権限『限界突破』『書き換え』


は、はぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!??秀吉が性転換(TS)してるし!暫定家康の名前が原型とどめてないし!っていうか!なんか!なんか!!信長も秀吉も家康もおかしい!!!

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