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赤ずきんちゃんと狼くん  作者: いちもも
3/15

花畑

くるりと回るとまた道を急ぎます。


「あ、ねぇ。」


後ろから声がかかりました。


「お見舞いでしょお?」


ピタリ足を止め頭巾を被ったまま振り向きます。


「花」


「お花?」


「お見舞いと言えばお花でしょ?」


そういってこちらに青年は歩いてきました。


「お花‥」


おばあさんはお花が好きでした。

持っていけば喜ぶでしょう。


「でも今からうちに戻っている時間はないんです。」


「大丈夫、この道を少し行けば花畑があるよ?そこで摘んでいけばいいよ。」


ね?と首を傾げる青年。


「う、でも本当に時間が‥」


「すぐすむでしょ?花を摘むだけだし」


お花‥おばあちゃん元気になってくれる?


「ほら、僕も手伝うから。」


「え、それはいいです。悪いです。自分でできます。」


「いいって!行こう。」


お花摘むことが決定してしまいました。




「わぁぁ!凄いきれいです!」


「でしょう?」


目の前には色とりどりの花が咲き乱れています。


「さ、花を摘もう」


青年に言われると、急いで花を摘み始めました。


「この花おばあちゃんが好きな花!こっちの花も素敵。」


夢中で摘み始めました。




「こんなものかしら。」


一生懸命摘んだので立派な花束になりました。


きっとおばあさんは喜んでくれるでしょう。



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