情報収集2
これからちょくちょく更新するので、ブックマークしてくれたら喜びます(笑)
「おー、、、大きな家ですね」
付いて行った老人の家はこの村の他の家と比べると立派なものだった
「そうですな、、まぁわしらの家系は一応代々村長をしておりますからな」
「村長!?え!村長さんだったんですか!」
ここで衝撃の事実が発覚した。この老人はただの老人ではなく村長さんだったらしい
「そうじゃよ。まぁだからと言って全くかしこまらなくていいんじゃよ。ただの老人じゃ」
あー、この村長さん、めっちゃいい人だ。
うん。良かったこんな人に会えて。色々聞いてみよう。
「ありがとうございます!色々お話し聞かせてください!よろしくお願いします!」
そのようなやりとりをして、部屋に案内され、お互いに椅子に腰をかけた。
「さて、、記憶喪失と言っておったが、、どの程度覚えおるんじゃ?」
老人は早速本題を聞いてきた
「そうですね、基本名前くらい、、ですね」
正直ここが何処なのか俺の持っている常識が通用するのか、全く分からない。
だから潔く何もわからないことにしようと思う。
「名前だけ、、ですか、ちなみにお名前をお伺いしても?」
「はい、コウと言います」
「コウさんか、それでコウさん、何から知りたいかの?」
何から知りたいか。そうだな。知りたいことはいっぱいある。だが、まずは
「ここは、何処なんですかね??」
「そうじゃな。ここはダリス王国の外れの小さな村じゃよ。」
ダリス王国か、聞いたことないな。しかも王国か。ますますこれは異世界に来たと思って間違いなさそうだ。
「あ、そうだ。さっきなんか変な人に絡まれて、そいつらが魔法?みたいなの使ってたんですが?なんか岩の玉を飛ばしたり、、」
これで、魔法の存在が認められれば異世界確定だな
そう思って質問してみる
「魔法の使い方も忘れておるのか、、よく無事におられたの。」
魔法は当たり前みたいだ。うん、異世界確定。