表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/41

キングスケルトン撃破


「色々言いたいことはあるが、とりあえずおめでとう」


マーカスはそう俺に声をかけてきた。


「あぁ、ありがとう。でかいだけだったわ」


「お前ほんとに何者なんだよ、、おぉ!?」


マーカスは撃破したキングスケルトンの方を見て目を輝かしている


「ん?どうしたマーカス?」


「これが、、キングスケルトンの魔石か、でけぇな、、しかも色も橙か」


「これも魔石なのか?」


キングスケルトンも魔石を残すのか、それにしてもスケルトンの魔石と比べると色も大きさも全然違う。

スケルトンの魔石は黒の小石のようなものだったが、今回のはバスケットボールほどのオレンジ色のものだった。


「こんな魔石を見ることができるとはなぁ、、」


「お、これは珍しいのか?」


「珍しいなんてもんじゃねぇよ!橙だぞ!しかもこんなでかさの!」


「へぇ、そりゃ凄いな。とりあえずマーカス持っといてくれる?」


「いや、反応薄いなお前!こりゃいくらで売れるか、、」


マーカスは興奮気味だ。いくらで売れるのかは気になるが、この世界の通貨が分からないからその辺から教えてもらわないといけなくなるんだよなー。

まぁそれはここから無事出られたら詳しく聞いてみるか。

今はそれよりも、


「どうだった?俺の魔法は?」


「いや!あんなん魔法意味ないだろ!完全に力ゴリ押しじゃねーか!てか、どんだけ物理攻撃力高いんだよ!」


マーカスめ、騙されなかったか。


「でも、こんだけ魔法使ったんだ。魔法スキルは上がってるよな!」


「いやー、、あの使い方じゃ上がらないだろ、、」


マーカスは呆れていたが俺はステータスプレートを取り出して確認してみた。


__________


コウ ・ シラウミ


HP 28/28

MP 8/14


AGE 21

JOB ー


ATX 2502

DEF 3201

AGL 1902

INT 255


<スキル>


【言語翻訳】ー

【魔力制御】2

【魔力回復】1

【火魔法】2

【土魔法】1

【格闘術】2

【投擲】5

【打撃】5


__________


お,魔力制御も上がってるし,魔力回復も新たにゲットしてる。さらに火魔法と土魔法のスキルをゲットしている。

ということは,


「やった!!あがってるぞ!俺もこれで魔法使いだ!!」


しかも火魔法なんて一気にレベル2まであがってるな。ファイアーパンチ恐るべし。


そんな風に喜んでいると,


「あんな使い方でもスキルレベルってあがるのかよ,,まぁでも,あのキングスケルトンを倒したもんな,,そりゃステータスもかなり上昇するだろうからな」


マーカスは信じられなそうな顔をしていたがすぐに一人で納得していた。


ガコン


俺がステータスプレートを見て喜んでいると,遺跡の奥のあたりから扉の開くような音がした。


「階段,,か」


音のした方を見てみると壁に穴が開き、下へと続く階段が出現していた。


「あぁ,恐らくこの階段を降りたら魔人がいるぞ。。どうする?」


マーカスが俺に訪ねてくる。


「まぁ,,もうここまで来たら行くしかないだろ。」


「そうだな。それにコウなら魔人も余裕で殴れそうな気がするんだよなぁ」


いやいや、殴るって言い方はやめないか


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ