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VS キングスケルトン。2


「はぁ,しゃぁないなぁ」


ガシャーンガシャーンガシャーン


俺は魔力切れを起こして少しショックだったが,仕方のないことなので左手に持っていた棍棒を振って3体のスケルトンを瞬殺した。

チャンスと思ったスケルトンさん。そんなに甘くないんだよ。


それにしても魔力切れか。まぁスケルトン3体を立て続けに倒したからな,仕方ないか。

まぁ,,石の球3つ作っただけなんですが。


ここまでの道のりで魔力の回復方法についてもマーカスに聞いていた。

魔力は結構すぐに回復するらしい。1回復するのには個人差はあるが数分あれば十分だと言っていた。

また,すぐに回復させたい場合は精神を集中させて空気中から取り込んだり体の内側から増幅させたりすることが可能らしい。


そこで俺はキングスケルトンの様子を確認する。

するとキングスケルトンは未だ余裕な感じで佇んでおり,動く気配はない。


ならば!と思い俺は精神を集中させる。空気中にある魔力を取り込み,また自分の内なる魔力を増幅させるそんなイメージを持つ。


,,,よし。


「石球」


すると,俺の右手に再び泥団子が出現する。


「よし!くらえ!!」


そして俺はその泥団子を余裕で佇んでいるキングスケルトンの顔面に投げつける。


バシャーン


ものすごい速さで投げられた泥団子はこれまでと同様に,キングスケルトンにあたると飛び散っていった。

しかし,これまでとは違い,キングスケルトンには傷一つついていない。


「な,なんだと,,俺の魔法が,,通用しないだと!?」


俺は悔しさのあまりそう声を上げた。

また後ろの方で,「それは魔法じゃないからな」みたいな声が聞こえるが気にしないでおこう。


そして,これまで余裕で佇んでいたキングスケルトンがついに動き出し,俺に向かって襲い掛かる。


ガッシャーン


キングスケルトンは俺を目がけて腕を振り下ろした。

しかし、動きは早くないため簡単に避けることができた。


「仕方ない!こうなったら!」


俺はそう言って左手の棍棒を両手に持って、キングスケルトンの懐に入り込む。


「くらえ!必殺!打撃スキル5!!」


俺は技名を叫びながら、棍棒を振り抜く。


パーン


振り抜いた棍棒はキングスケルトンに当たった瞬間、弾けとんだ。棍棒がだ。

キングスケルトンにはいまいちダメージは入ってないみたいだ。


「くっっ、マジかよっっ!?」


そして、棍棒を振り抜き隙だらけの俺にキングスケルトンの攻撃が直撃した。

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