ステータス3
ブックマークありがとうございます!!
それにしても無職とは失礼な。確かに俺は働いてこそいないが、真面目に大学に通っていたと言うのに。
「ま、まぁあれじゃの、、記憶が無いから表示されないということもあるんかの?」
俺が不満そうな顔をしたからか、村長はそう言った。
本当に気遣いスキルが高い。
「そうですね。。なら次のATXとかは結構数値が高いっぽいのでそれを教えて欲しいです」
村長気遣いが苦しいので俺は次の話へと切り替える。
「簡単に言うと、ATXは攻撃力、DEFは防御力、AGL は素早さ、INTは賢さじゃな」
本当に表示がゲームみたいだな。とても分かりやすくていい。
「これらも一般の成人男性で10あるかないかって感じじゃの。冒険者や兵士でも30もないんじゃないかの?」
!?なんだって!?ここで俺は自分のステータスプレートを見なおす。
__________
ATX 2500
DEF 3200
AGL 1900
INT 250
__________
なんてこった、、規格外の数値じゃないか。。
素早さは一般人の190倍、攻撃力は250倍、防御力にいたっては320倍じゃねーか、なんなんだこれ
、、、賢さも地味に25倍か。ちょっと複雑だな。
まぁでも俺の異世界転生はチートを授かれたみたいで良かった。
そういえばさっきの薬中達も何ふざけてんだと思ってだけど、恐らく真面目に俺を殺しにきてたんだろうなぁ。
ただ、俺の防御力の前には魔法は効かなかったと。
そして妙に体が軽くて、ちょっと押しただけでも人が1人吹っ飛んだのは素早さとパワーも規格外だからか。
ん?俺これ無双できるんじゃね?
「まぁしかし、この攻撃力や防御力の大体は身体能力強化で補えるからのう。一流の冒険者や騎士になると100倍ほど強化することもできるらしいの」
、、そんなに甘い話でもないみたいだ。