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吸血鬼がいく。  作者: あれです。
3章 弟子。
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4 シェリアとアルスト。

Side:シェリア



盗賊追われ川に落ち、流れ着いた此処でミクトさんに傷を治して貰った。

こんな幸運が続くとは思えないわね。

ミクトさんにはこれからどうするか少し考えさせて貰う時間を頂いたけど、どうすればいいのかなんて全然分からない。


村に戻ってももう何も残ってないだろうし、街に送って貰って仕事を探し生活する事も、全くお金を持っていない私には難しい……アルも居る事だしアルにも聞いてみようかな。

そんな事をベッドの上で考えていると隣で眠っていたアルが目を覚ました。


「ママ?」

「アル? 大丈夫? ……はいお水」

ベッドを降りて隣のベッドの頭に置いてあった水をコップに入れてアルに渡す。

「ゆっくり飲みなさい」

飲み終わったアルは部屋の中を見て聞いて来た。

「ここは? 川の所で知らないお兄ちゃんを見たんだ」

私は何があったのかアルに説明した。



「よかった~、ケガ治ったんだよねママ?」

私は頷いてアルの頭を撫でる。

「お兄ちゃんは?」

「お客さんが来たって言って、さっき出て行ったわよ?」

「お礼が言いたいから僕もいく!」

そう言ってベッドを出て走って部屋を出て行く。

「あっ、アル!? ちょっと待って……」

子供は元気ね、寝起きであんなに動けるなんて。


私も部屋を出てアルの後を追った。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Side:アルスト



ママに聞いてお兄ちゃんを探す為に部屋を出るとそのまま家を出た。

外で声がしたから外に居ると思ったんだ。


外に出るとお兄ちゃんとおじさんが大きな門の所で何か話してるけどよく聞えない。

近くに行こうとしたらママに止められた。

「待ちなさい! 今はお客さんの相手をしてるから終わってからね」

うん、たしかにいま行くと邪魔になるね。

「分かった、ここで待ってる」

そう言うとママは笑って頭を撫でてくれた。



するとおじさんが大きな声で言う。

『……剣聖サイファス参る!!』

「剣聖サイファスって言った!」

ママを見るとママも驚いている顔をしてた。

あのおじさんが剣聖なんだ、凄い!!


もう僕は興奮してワクワクしながらじっと2人を見ていた。

でも全然何をしてるのか見えない。

「何にも見えないね」

「そうね……剣聖だからかな」

そうだ、きっと早すぎて見えないんだ!

すごいなぁ……。

「あっ! 剣聖が……」

あのお兄ちゃんがやったのかな?

剣聖に勝ったの!?

「ママ! あのお兄ちゃん凄いよ! 剣聖に勝っちゃったよ!」

ママは口を手で塞いで驚いている。

少しすると剣聖は帰っちゃったけどお兄ちゃんがこっちにやって来た。

僕はもう決めてる。



ママを守れるように強くなりない。

お兄ちゃんに戦い方を教えてもらうんだ!

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