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吸血鬼がいく。  作者: あれです。
1章 VRMMO
35/109

30 自衛隊。

いま俺の前に座って幼女がブラックコーヒーを飲んでいる。

スゲー違和感。



妹の千尋が何をしているのか聞いて俺は不本意だが納得した。


テーブルに突っ伏して。

「あぁ~……なるほどそう言う事か」

俺の言葉にグレンの頭に?が浮かぶ。

「お前さ……幼女好きだからって、自分が幼女になるなよ」

「違う! ワシはのじゃロリじゃ!」

そう言って胸を張る。

痛いイタイいたい!!

やっぱ殺すか……。



改めて外見を言うと、少し青の混じった銀髪の長い髪で瞳は明るい緑、身長65センチの幼女……不本意だが保護欲を湧かせる可愛さだがこいつの性格が他の男達も分かるんだろう……おっさん臭が。


「それよりお兄ちゃん! もう何年帰って来てない? お母さん達が心配してたよ」

ムッとした顔で言う。

「アホか、こんなウイルスが蔓延してる時代に態々感染と拡大の手伝いしてどうすんだ、別に帰らなくても連絡は偶にしてるだろ」

「うっ……まあ私は良いんだけどねぇ~、最後に帰って来たのって……5年前?」

「……そうだな、前の会社辞めて1回帰ったな、あれ以来帰ってない……それより、何だその姿は?」

「……ロリ?」

自分の姿を見てそう答える。

「ミイラ取りがミイラになった的な感じか?」

「チッチッチッ、お兄ちゃん、私は幼女好きじゃなくて『女好き』なのだよ、あイタッ!!」

指を立てて横に振る妹に手刀をくれてやった。




可愛い女の子になりたくて設定を弄るが小人族以外だと小さくなれないようで、小人族にして年齢と身長を出来るだけ低くしたらこうなったらしい……アホだな。

「この世界の成人は15歳だぞ? それ以下だと1人で街の外には出られない……って、それでさっきの状態か」

コクコクと頷く。

我が妹ながらなんて馬鹿な奴なんだ……。


「ん? お前料理人になって勤めてるよな? 大丈夫なのかここに居て」

「えっ? 店なら潰れたよ?」

暫くの間沈黙が続いた。


「緊急事態宣言? のおかげで店は潰れたよ~」

「じゃあ、今はどうしてんだ?」

「実家でのんびり休んでる~」

なるほど……。

「なら店でも開くか? この世界で」

そう言うと段々目がキラキラしていき……。

「いいねそれ! 腕が訛るといけないし、やろうかなぁ~♪」

俺はここで、オーリの為に考えていたアイデアを出す。





するとみんなは……。

「それいいかも!!」

「へー、ミクトも考えたねー、いいと思うよ?」

「なるほどね、それなら利用者は増えるかも?」

「ほう、それは面白いな」

と言う訳で、千尋を連れて道場都市へと帰る事になった。



街で千尋の服を買い、すぐに道場へと戻った。

道中動物が出ると千尋に狩りをさせたが、弓で上手い事狩っていた。

中学から高校生のベルと一緒に弓道を習っていたからな。

剥ぐのも料理人の手つきで難なく捌いていた。



帰ってる途中エルからボイスチャットがかかってくる。

「どうした?」

『ミクトさんにお客さんが来てますよ』

「客? どんな?」

『えーっと、何て言ってたっけ……第一なんちゃら部隊の隊長さん? です』

なんだそれ、殆ど分からんぞ。

『あっ、プレイヤーの人ですよ』

「プレイヤーで部隊長? ……まあもうすぐ着くから、待ってもらってくれ」

『分かりました!』

その後いろいろ考えながら道場に到着し、リビングに行くとオーリとエンが居たので千尋を紹介する。



「ほら、このテンション上がっておかしいのが、妹の千尋だ」

「ちょっとお兄ちゃん! ここではシゼって呼んでね!」

「だそうだ」

エンとオーリは苦笑いを浮かべながら自己紹介を済ませオーリにシゼも料理人である事を言い、先ほど話したアイデアをオーリに伝える。

「いいですね! 流石師匠! じゃあシゼちゃんといろいろ話を詰めてみます!」

そのままリビングでシゼとオーリが話始めると隣でエン、ベル、カイ、グレンも話に交じっている。

「応接?」

「はい、姉が今は相手をしてます」

エンの返事に頷いて答えてから応接室へ向かった。




応接室へ入るとテーブルを挟んで、エルと男がソファに座っていた。

「お待たせしました。 ありがとうエル」

そう言ってソファに座る。

「どうも、神滅流道場師範のミクトです」

「これは丁寧にありがとうございます。 私は陸上自衛隊第一特殊部隊隊長をしております下村浩二です」

(※実際の自衛隊とは関係ありません)



自衛隊の人か。

「で? どういった用ですか?」

「この前の動画を拝見しまして、技術を教わる事が可能か聞きにきました」

「可能ですよ、ただし……教えるのはこの世界でですけどね、現実に道場は持って無いので」

「それは承知しています。 ではゲーム内で16日後の朝に到着予定ですので、よろしくお願いします」

つまり……現実時間で明日の朝7時か。

「分かりました、お待ちしてます」

挨拶をして直ぐに帰って行った。



時間を確認すると既に昼だ。

食堂へ行くと、オーリとシゼが昼飯を作ったようでみんな美味しそうに食べている。

俺も貰い食べたが美味かった。


食後休憩に自衛隊の事を皆に伝え、準備をしておくように言う。

その後、夜まで鍛錬をして晩飯を食べた後、部屋で仕事を辞める事のメールを依頼をくれていた相手に送ると眠りに入った。




翌日、日の出前に起き準備をしていつもの朝練を行い風呂に入って朝食の時間。


「じゃあ、この後ログアウトして次は朝の6時半にはログインする」

そして食後、ログアウトし軽く運動して風呂に入った後、軽く晩飯を食べ寝る準備をしてからベッドに入り眠った。

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