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吸血鬼がいく。  作者: あれです。
4章 復活と誕生。
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6 とある者達と…。

Side:とある元プレイヤーの冒険者



俺はこの世界に来て5年程経っている。

来たばかりの頃は、どうするか悩んでばかりだったが、冒険者になって生活を続ける中、知り合いが増え、恋人も出来た。

今じゃ、此処が俺の居る場所だと思える。



そんなある日、帝国が攻めて来たと知らせを受けた。

勿論反撃する為に俺は戦場へと向かった。

戦争が始まり敵味方が入り乱れる中。


突如、帝国側の上空に魔法陣が現れたんだ。

すると次の瞬間、ズドンッ! と魔法陣から光の柱が振って来て、直ぐにあれが現れた。


「う、そ…だろ」

何でレイドボスがこの世界に居るんだよ!?

しかもネオワールドのレイドボス!

あれは、俺も戦った事あるから分かるが、レイドを組んでもプレイヤーは確実に1回は死ぬ。


その度に、仲間がアイテムや魔法で蘇生しながら戦うのが当たり前だった。

「十剣の魔王……」

無理無理無理無理無理!!!


俺はすぐさま戦場を離れた。

命が幾つあっても足りない!

ここはゲームじゃないんだよ!!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Side:とある元プレイヤーの帝国兵。



俺はこの世界に来てからと言う物、真面な仕事に就くため色々頑張って、兵士になったんだ。

それがいきなり戦争を始める事になり、戦争前には王が俺達に祝福と言って、バフを掛けてくれた。

これなら余裕で勝てる!


そんな風に思って戦場で戦っていると、上空に魔法陣が現れて、光が降り注いだ。

あの場所は王が居る場所。


今回の戦争はどうやら、王の息子を殺された仇討ちらしいので、王が出て来たらしい。

そんな景色を見ているとそいつは現れた。


「じゅ、十剣の魔王」

ヤバいヤバいヤバい!!

「死にたく無かったら、全員逃げろぉ!!」

俺は周りに警告をして走り出した。

遠くの後方から悲鳴が聞こえて来るが、振り返らずに走り続けた。



死んでたまるかぁ!!!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


この戦場で、数人の元プレイヤーが居たが、その者達はあれを見た瞬間、全員がこの戦場を去った。


十剣の魔王の事を知らない者達は残り、ことごとく斬り殺されていく。

帝国兵もカーラン兵も関係無く。

取り残された帝国兵とカーラン兵を守る為にアルストは走っていた。



そしてその瞬間がやってきた。

逃げ遅れたカーラン兵を守る為にアルストは庇うように剣を構えて前へ出る。

しかしそれはなんの意味も無い。

十剣の魔王の剣はそれぞれ特殊な効果を持っている。


アルストが受け流そうとした剣は幻の剣。

実態が無い故に、受け流しやガードが出来ず、斬り殺された者は多い。





「避けなさい!!」

「えっ!?」

アルストの身体は横に突き飛ばされる。

飛ばされる中、アルストが見たのは、エルが幻の剣によって斬られる所だった。




「エルさん?」

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