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女神は俺を奪還する  作者: UDG
第六章以後の閑話
75/94

第七章を始める時点での人物紹介

※第六章までと美由紀過去編終了時点

 第七章を別作品扱いにした際に作成したものです。


※いきなりネタバレでも構わない方は御覧ください。




小牧こまき 弘一こういち

 地球の日本出身。日本で運用されていたオンラインゲーム「願いの楽園」を介して、異世界に転送され、記憶を改竄されてキノーワの住人となった。現在はキノーワの南門に詰める衛兵。二十三歳。

 美由紀と再会した時点で、彼女を含む地球時代の記憶はなかったが、管理者(神)や美由紀の協力でだいたい取り戻した。

 衛兵としては凡庸だが、書類処理能力に長ける。またイデワ語(日本語)を読み書きする能力がある。巨乳大好き。キノーワ嵐学園で、イデワ語の講師を兼任する予定。

 美由紀に翻弄されつつ、時に主導権を握る程度にはバカではない。記憶回復後の新婚生活は、即ノクターン行きにつき詳細は書けないぜ。


※能力:何もなし。美由紀の保護下にあるので無敵といえば無敵。



横代よこだい 美由紀みゆき

 地球の日本出身。失踪した弘一を追って「願いの楽園」の管理者権限を奪い、弘一のプレイヤーキャラ「ミユキ」を実体化させた存在。管理者(神)の力の一部(当初は30%、現在は50%)を取り込み、事実上は神そのもの。現在は弘一など、星の管理も一部移譲されている。二十三歳。

 イデワ王国を含む四ヶ国連名で、歴史上唯一の「五段」冒険職に認定された。さらに今後は管理者の代理人を名告る。キノーワ嵐学園の講師にも就任予定。

 背は日本男性の平均より高く(弘一よりも高い)、爆乳。ルックスは女神と称されるレベルで、他者を魅了する気も放っている(いろいろな手段で遮断は可能)。

 地球での恋人同士だった弘一を、転移後三年かかって探し出す。無理矢理に新婚状態に持ち込み、記憶回復を実現させた。管理者には激しい敵意を示したが、地球往還を経て現在は一応は和解。基本的には常識人。夜の生活については諸事情により割愛。


※能力:だいたい何でもできる。

 プレイヤーキャラ「ミユキ」は、レベル300、魔法スキルと武技スキルは各三十種程度を所持し、すべて上限値。レベルやスキルという概念のない星で、その能力は擬似的に再現されている。ちなみに単純なパワーの比較では、人類最強クラスがレベル10程度に相当する模様。

 管理者(神)の力が、その「ミユキ」に美由紀の意識を定着させている。ほぼ何でもできる創造主だが、地球など他の星では大幅に能力が落ちる。

 最もよく使われる能力は瞬間移動・転送で、解体や成分分離も可能。催眠や精神支配、念力、さらに時間操作(保温)なども使う。



モリーク・藤原・イズミ

 キノーワのモリーク伯爵家の次女。十七歳。背は弘一よりやや低い程度で、文句なしの美女。美由紀の8割程度の巨乳で、弘一の巨乳審査に合格済み。

 三人姉妹に兄もいるので、跡継ぎ候補にはない。王族ギケイの息子ザイセンと婚約していたが、解消された。キノーワ嵐学園に編入、学生となる予定。

 美由紀をお姉様と慕い、正妻の座を狙っている(弘一談)。ついでに弘一とも友人に。箱入り娘で、男性の友人は弘一だけなので、多少その距離感がおかしい時も。

 祖父太郎兵衛は、弘一と同じく日本人の転移者で、イズミの名付け親(ミドルネームもついでに作った)。生前にイズミは、後継者指名されている。管理者には祖父の件で謝罪を受け、後にプレイヤーキャラを贈られた。


※能力:プレイヤーキャラ(管理者用サンプル)を取り込んで、美由紀の次に恐ろしい怪人になった。

 管理者用サンプルは、レベル300。魔法スキルと武技スキルは、サービス開始時に設定されていた各十種程度でレベル1。コップ一杯ほどの水魔法、マッチの火程度の炎魔法など、レベル1相当の能力はごく微弱で、今後成長するのかは不明。



管理者(神、あれ、スケキヨ)

 創造主としての神に相当する存在。星の誕生とともに出現し、その知性は星の成長に伴っているため、現在は人間と同等。肉体はもたない。

 星のすべてを管理下におき、全生命体の生殺与奪を握り、また山や川などを自在に創造することができる。星のあらゆる人類が、それぞれの名前で信仰する神で、キノーワではキノーワ神と呼ばれている。

 この星をより良くするためと称して、日本で「願いの楽園」を開始させ、弘一や太郎兵衛などを転移させた元凶。アプリを異世界に接続するするために、自身の力の30%を地球に残したが、美由紀に奪われた。美由紀と弘一の地球往還の際に、いったん力を返されたが、今度は自らの意志で50%を譲渡。弘一などの管理権も移譲した。

 神として声を発し、美由紀を代行者に任命。実際には既に美由紀と同等で、すべて譲って人間として暮らしたいらしい。



モリーク伯爵

 イズミの父親。キノーワの行政の幹部。娘を溺愛しているが、美由紀を後ろ楯にしたい意図も見え隠れする。弘一への評価も実は高い。


コーデン

 モリーク伯爵家の執事。年齢的な問題で、イズミの恋愛対象には入らない模様。


モリーク・藤原・太郎兵衛

 イズミの祖父。故人。バンババン。

 管理者によって日本から転移させられた一人。本来は弘一や美由紀と同時代に生きていたが、約七十年前に転移したため、数年前に八十数歳で天寿を全うしている。

 地球での記憶が、非常に断片的な形で残っていた。その記憶を使いつつ、貴族に婿入りしてモリーク家の勢力拡大をする一方、キノーワでは貴族の権限を次第に奪っていくなど、表に裏に活動した。またキノーワ嵐学園を創設した。

 日記を残し、イズミを後継者に指名した。また記憶を取り戻そうと、かなり無茶な実験を繰り返していた。


ワイト

 キノーワの衛兵。弘一の上司で、笑顔の特訓をさせた。腕は立つがいい加減。巨乳好き。背は高い。


ワース

 キノーワの衛兵。弘一の直接の上司。門番を代表する者として、堅物。

 弘一が留守の間、書類処理のため代役を頼んだが、結果として密輸事件にも巻き込まれた。戦記小説マニア。


カワモ

 キノーワの衛兵。弘一の同僚で、書類処理の補助も務める。女は大好き。巨乳も好き。常に新しい女性に挑むチャレンジャー。背は弘一よりやや高い。

 記憶を取り戻した弘一の監視役として、秘密を知る立場になる。伯爵令嬢と知り合いになって、妄想がはかどっているらしい。


アラカ

 冒険職管理庁キノーワ支所の所長。元は腕の立つ冒険職だったが、事務能力をかわれて所長を務めている。強面の中年男だが、美由紀には翻弄されっぱなし。


キジョー公爵

 王都在住。冒険職と衛兵を管轄する大臣。現在の政権幹部。巨大竜討伐隊では、名目上の指揮者。美由紀を二級冒険職に認定させ、後の五段認定の際にも裏で動いた。


ハンライ殿下

 国王の次弟。継承順位は第二位。外交面を担っており、美由紀の五段認定にも関与。第四章では二人の滞在先となった。


コーセン・コーヤ

 衛兵隊長。侯爵家の当主の息子でもある。美由紀との模擬戦では二度完敗したが、人類の中では戦える方。


ルミア

 屋敷の庭に遊びに来る子ども。親はモリーク伯爵家で働いている。


カタヤ

 屋敷の庭に遊びに来る子ども。


 ラヒータのレストラン「円月殺法」の主人。元冒険職。名前は未登場だが…。


ホシナ

 キノーワ嵐学園の事務。美由紀が代行者となり、キノーワ嵐学園を拠点とするため、今後はさらに多忙を極める予定。


ケサキ

 キノーワ嵐学園の講師。地方の下級貴族の娘で、嵐学園を卒業後、そのまま学園の研究職に残っている。太郎兵衛の実験を知る一人で、弘一の記憶回復の手助けをした。美由紀が代行者となったため、今後はその業務にも関わる予定。


ルチカ

 コリエ王国の二級冒険職。二十八歳独身。美由紀がコリエ王国に滞在していた頃の知り合いで、巨大竜討伐にも参加。弘一の探索も依頼されていた。なお、兄がいるらしい。


※「異世界ショールーム」として一度は分割公開しましたが、単独で書き続けるほどのモチベーションがなかったので、後日談の形で統合します。

 既に公開済みの部分を転載後、続きを更新予定。

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