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女神は俺を奪還する  作者: UDG
第六章 お前と俺は奪還する
51/94

四十七 復活する来訪者

 地下室で太郎兵衛さんの秘密に触れて一週間後。

 早くも俺の記憶回復を図る日になった。


 回復は二段階で行われる。今日はその第一段階で、管理者が俺の頭をぐちゃぐちゃにする日だ。

 ……………。

 だいぶ表現がアレだった。しかし、だいたい合っているのも事実。



 学園で確認したこと。

 太郎兵衛さんの実験は、全く妥当なものではなかった。ただしその過程で、脳と魂気の関係は少しだけ判明していた。当然今日も、指摘された辺りをぐちゃぐちゃしてもらうことになるだろう。

 そして、ケサキさんが言うように、物理的な衝撃よりも、埋もれている記憶につながる情報を与える方が確実だ。

 幸い、俺には美由紀がいる。美由紀は、俺が向こうで生きていた過去についていろいろ知っているし、知り合う前の範囲でも、どんな町でどんな環境で生まれ育ったのかを詳細に伝えることができる。

 万策尽きて攻撃魔法なんて羽目にはならないはずだ。いや、ならないでくれ。美由紀に攻撃されるのは、それだけで悲しい。



 さて――――。

 それぞれの人間が、生まれてからどのような記憶を宿して来たのか。そのすべてを外部から把握することは不可能だ。たとえ二十四時間肌身離れずの状態であっても、隣にいるのは他人であって、その頭の中をすべて共有はできないからだ。

 ではどうするか。

 両親、故郷、通った学校…。まずはそういう確実な部分の記憶を探り、取り戻していく。美由紀と知り合った後については、美由紀が知る限りの情報も使う。それらについての記憶を、管理者がうまくつかみ取れれば、ある程度の記憶は回復したことになる。

 ただし、それは膨大な記憶の一部でしかない。

 だから第二段階は、取り戻した記憶が他の記憶を呼び覚ますのを待つ。いや、ただ待つのではなく、積極的に取り戻した記憶を使い、その先に埋もれたものに接続させる。そう、衛兵の書類仕事がイデワ文字の記憶を取り戻させたように。


 ともかく今日はその第一段階。

 管理者に委ねて作業させるといっても、管理者に肉体はないのだから、特に場所を用意するわけではない。美由紀が管理者に対する妨害をやめて、あとは任せるだけだ。

 なので、特別な場を用意する必要はない。ない…よな?


「なぜ、貴様がここにいる」

「そりゃお前、呼ばれたからに決まってるだろう。コーイチ」


 そう。この間と同じように、テーブルの中央にスケキヨさんが置かれ、俺と美由紀とイズミと………、カワモがいる。

 呼ばれた? 誰に? 聞くまでもないが聞かずにはいられないだろう?


「カワモさんには、私から声をかけたわ。貴方の同僚で大親友だもの」

「………いや、だから」

「もちろん、秘密を知ってもらう。もうある程度話したから」

「おう。お前が来訪者ってやつだってこと、聞いたぞ。正直、何一つ理解できねぇが」

「そりゃそうだろ。今の俺だって理解してない」


 カワモが呼ばれた理由。そして、カワモに秘密がばらされた理由。

 それは俺にとって、あまり良い話ではなかった。


 俺が過去の記憶を取り戻すこと。

 生まれた家や両親の記憶は、戻ったからといって何か影響があるわけではない。通ったという学校の記憶や、美由紀との過去も、俺自身には大きな問題だが、それらは俺一人が混乱するだけだ。

 ――――――しかし。

 たとえば、太郎兵衛さんが「住民」と言い出したような問題は別だ。


 記憶を取り戻すことによって、少なくとも王族や貴族というものへの意識が変わる。美由紀はそう断言した。

 向こうの世界は、王族や貴族が国を牛耳る世界ではなかった。実際には形が違うだけで、世襲の上層部が好き勝手にやっているのは同じだとしても、少なくとも王族と衛兵には違う血が流れているとか、そんな風には考えないらしい。

 その事実が記憶として甦った時に、世界は全く違うものとして見えてくる。

 単に雲の上の存在に対する意識だけではなく、彼らを前提として作られたこの国そのものへの違和感になる。王族や貴族を第一に護るという衛兵の職掌に対しても、疑問を抱くだろう、と。


「つまり俺がおかしな言動をし始めた時に、こいつが間に入ってごまかす役ってことか」

「元からおかしな人に、そんな配慮が必要でしょうか」

「イズミが思う以上に酷いことになるかもよ。伯爵家を破壊せよー、とか」

「コ、コーイチ、貴様という奴は!」

「言ってないだろ。というか、もっと冷静な奴に頼んでくれよ」

「貴方の言動を一番良く知ってる人に頼むしかないの。弘一、貴方は今から覚悟しておいてよ」


 なんて一方的な話だ。

 というか、そんな副作用があるなら早く言ってほしかった。なぜこんな状況で種明かしするんだよ…と言いたくなるが、口にはしない。

 早く聞かされれば、それだけ拒否反応が増えただけ。

 まぁそうだよ。そうなんだけど、さ。




「また一人増えたようですが、…よろしいのですか?」

「ぅえっ! 気持ち悪っ!!」

「……………」

「カワモ、御令嬢の前で滅多なこと言うなよ」

「こ、こ、これは失礼しましたっ」

「失礼の塊がよく言いますわね」


 騒々しい中で、管理者が現れた。

 どうやら管理者の秘密もカワモに話したらしい。大丈夫なのか? 言いたくはないが、口の軽さは筋金入りだぞ。

 …まぁ、いざとなれば美由紀が動くか。いや、管理者が絡むなら管理者に解決してほしいものだ。カワモは管理者の管理下にあるのだし。ああ面倒くさいな。


「始めようと思いますが、……美由紀」

「…………」

「美由紀、いい加減にしろ」

「…………」

「よろしく頼む、管理者。俺はお前を信用している」

「………分かりました」


 美由紀がようやく妨害をやめたようだ。

 妨害するのもやめるのも俺のせいだから、あまり強くは言いたくないが、今は耐えてくれ。


「なんかまるで…、本当に夫婦みたいだな」

「カワモさん? 私と弘一が夫婦じゃなかった時がありましたか?」

「す、すみません! つい…」


 急に寒くなって、そしてカワモは縮こまる。こうやって人間は、言ってはいけないことを学ぶんだな。

 そういう間に意識が遠のいていく。

 この先も、完全には意識を失わないらしいが、いったいどうなるのやら――――。




 窓。

 ガラス窓。

 ………。

 山が見える。

 ………………。

 頂上近くに雪。

 えーと。鶴間山、だ。



 女性の顔。

 なんだろう。少し古くさいな。

 ………カズエさん? あぁ、カズエって、俺の母さんじゃないか。

 で、隣には……、シンペイさ…父だ。和枝と慎平、そうだよ、俺の両親だよ。

 はは……。

 なんだ、ただの俺の実家だ。

 知ってるかって? そりゃ知ってるさ。

 木造二階建。特に変わり映えのない、地方都市の街外れ。



 …………………。

 それらのすべてを語るには、情報が多すぎた。

 最初はぼんやりと浮かぶ景色。次に、その名前だけが教えられて、あとはじっと眺めているだけ。

 思い出しても、向こうから何かをするわけじゃない。ただの景色。両親も小学校の先生も、写真のように停止したまま。

 ああ。

 写真。

 車。

 テレビ。

 どんどん頭の中を埋めていく。もう無理。そんなに一遍には―――。




「少しは眠れた?」

「…あ、あぁ」


 本当に眠ってしまったらしい。

 そして、その間は作業も中断していたという。記憶の回復は、促されながらあくまで俺がやること。だから眠っている間はできない。


「どこまで思い出せたの? まだ私はいない?」

「両親や実家の記憶はぼんやりある。ただ…、中学から先はまだ」

「美由紀の登場はまだ先です。どうしますか、今日はここまで…」

「続けてくれ。今さら辿り着かなかったら寂しいだろ、なぁ?」


 正直言えば、楽しみになっている自分がいる。

 さっきまで、自分が来訪者であることに疑いをもっていたのに、あふれるほどの過去が頭に流れ込んでくる。

 これで昔の美由紀まで入ってきたら、俺はどうなってしまうんだろう。


「………弘一」

「なんだイズミ?」


 なので、さっさと目を閉じて続きに入ろうとするが、何となく元気のないイズミの声。


「私のことは覚えてる?」

「毒舌の伯爵令嬢様だろ?」

「………はぁ」

「大丈夫。俺の大事な友だちだ。カワモもな」

「え? あ、ああ」

「少し雰囲気が変わったのよ、貴方」


 そうか?

 いや、今の俺ははしゃいでいるから、その意味で雰囲気は違うだろう。それは当然だが。




 ………制服だ。

 もう知っている。俺は中学、高校と黒い学生服を着ていた。ズボンはツータック。別に不良じゃないよ。

 鉄筋コンクリートの校舎。側の花壇には、なぜかシュロの木。そして校舎を隠すように並ぶメタセコイア。やばい、また記憶の渦に巻き込まれる。

 頑張れ俺。まだお前に逢ってない。

 理科は生物が得意で、物理が大の苦手。

 数学もあまり得意じゃない。

 何だよ、ちっとも良いところがないな。でも受験した。高校受験。




 そして――――。


 とうとう見つけてしまった。

 教室の隅で、だけどクラスの誰もがそこばかり見ていた場所。

 紺色の制服を着た、長い黒髪の女子生徒。

 立ち上がれば俺より背が高くて、胸も大きくて、そして―――――。




「二度寝よ、弘一」

「お前に逢ったよ」

「そう…」

「あれは惚れるだろうな」

「そう…だった?」

「目の前の女ほどじゃないけどな」

「そう…なのね」


 ぼんやりした頭のまま、とりあえずさっきの記憶を語りかけていた俺は、目が覚め始めて…、飛び起きた。

 あ。

 うん。

 そうですね。

 イズミとカワモが唖然とした表情のまま固まっている。イズミは例によって真っ赤な顔、そしてなぜかカワモの顔まで赤い。なぜだ、貴様は女性経験豊富なんだろ?


「コーイチ、俺、もう立ち直れねぇかも」

「気持ち悪いこと言うな。貴様はさっさといい相手を見つけろよ、カワモ」


 恥ずかしいからその反応やめてくれ…と、また目があった。

 ………。

 ん?


「なぁ美由紀」

「なぁに?」

「気のせいだろうか。何か違う気がする」

「そう?」


 記憶を取り戻したせいか、以前ほどは直視しても気が遠くならない。というよりも、高校の同級生を見るたびに気絶するはずはない。

 いや―――。

 それは、管理者の力を取り込んだことが一因なのだろう。

 女神と呼べるだけの力を得た今の美由紀は、あの頃の美由紀とははっきり違う。それはもちろん知っている。

 だからまだ、違いを理解しきれていないだけなのかも知れない。




「まだ続けますか? 弘一」

「ああ頼む。今のところはばっちりだ。ありがとう、管理者」

「…礼を言われる筋合いはありませんよ」


 朝九時に始まった記憶回復は、既に夕方になろうとしている。

 その間に俺は二回眠った。三人はその間に昼食をとったらしく、カワモが今さらのように感激していたが、正直それはどうでもいい。

 こいつは何だかんだで、イズミとも顔見知りになった。

 イズミはまぁ、場末の居酒屋で小汚い衛兵に声を掛けるような自称令嬢ではない。いくら百戦錬磨のカワモでも、安易に声はかけられないだろう。まぁ貴様はこれを機に、もう少し慎重に相手を探すべきだな。

 あ、俺が言うと説得力ないか。

 でもあれだよなぁ。

 美由紀はあの時、なんで俺なんかとつき合ったんだろうな。過去を思い出しても、その辺は相変わらず理解できないままだ。いや、俺が惚れた理由ならいくらでも思い出せたけどさ。



 ここまで思い出せれば、恐らく残る記憶はそのうちつながって行くだろう。美由紀と思い出話でもしながら、ゆっくり取り戻せばいい…とも思う。

 ただし、俺たちには目的がある。

 ゲームのこと。

 もう既に俺は、太郎兵衛さんのケーホが、ケータイとスマホの記憶が混じったものだとまで理解した。しかしゲームの記憶はまだ戻っていない。


「美由紀。ゲームのことはお前しか知らないんだ。協力してくれよ」

「分かってるわ。愛しのダーリン」

「……それは思い出させなくていいだろ?」

「やっと言えるようになったんだもの」


 まぁいい。機嫌のいいうちに済ませようぜ、管理者。




 スマホの小さな画面に………、あれっ? どこかで見たような景色…って、王宮だ。グローハの王宮が映っていて、そこにうろうろする人が見える。

 ああそうだ。

 これはあの、目的もなくぶらぶらできることで有名…ではなく、むしろ、いつサービスが終わっても不思議じゃなかったゲームの画面じゃないか。


 「願いの楽園」。それはよくあるファンタジー世界のゲームと同じく、地球ではないどこかで剣と魔法を使い、強くなっていくことができた。そう、一応、そういう設定はあった。

 一応というのは、実際には強くなってもメリットがないし、実感する機会もなかったからだ。

 プレイヤーとしての俺は、ただ画面を指で動かして移動しながら、景色を眺めるだけ。プレイヤーキャラは、名前は設定できたが画面には登場しない。そして倒すべき敵は、基本的にはいない。そう、こちらから戦いを挑めば戦えるというだけ。まるでどこかの赤い通り魔みたいな真似をしなければいけないし、実際にプレイヤーは通り魔と呼ばれていたのだ。

 ああ、思い出したよ。だいたい。

 俺はなんだかんだと課金したし、キャラも育てた気がする。その割には、どんな名前を付けたのか思い出せないが。思い出せないというより、名前が必要な場面がなかったから覚えていないのかも知れない。

 しかしなぁ。

 記憶に残る背景は、確かにこちらの世界だ。

 イデワ以外の国もあった。ぼんやりとマップも思い出せるが、確か六つか七つぐらいの国に行けたはず。それ以外は「開放予定」となったまま放置されていたな。

 そうそう。

 ひどい運営だった。

 イベントはいつも使い回し。サービスが始まってから追加されたのは、プレイヤースキルと、ゴミと呼ばれた拾得物だけ。スキルは取っても通り魔に使うだけだし、拾得物は真面目に何の使い道もなかった。

 うむ。俺はなぜこんなゲームに入れ込んでいたんだろうか。




「今度は早かったわね」

「あまり眠らずに済んだからな」


 三度目の仮眠から目覚めると、夜になっていた。

 なお、カワモは帰ってしまったらしい。夜は野暮用があるという。相変わらず頑張っているようだ。

 まぁ今のところ、俺自身の心境に大きな変化はない。

 いや、心境は大きく変化したわけだが、過去に地球で生まれ育った俺が、今は別の世界で暮らしているという事実を認識した。それが大きく異なる世界だということも理解した…と思う。

 いろいろ記憶は曖昧だけどな。


「これでよろしいですか? 美由紀にも助力をいただきました。私もこのような作業は初めてでしたが、少しは罪滅ぼしができたと思います」

「まだこれからが本番だな、管理者」

「はい。………ご協力いただけますか? 弘一」

「協力するさ。自分たちが余所から眺められているなんて冗談じゃないからな」

「そうですか、ありがとうございます」


 ありがとうじゃねーよ、管理者。

 思い出せば出すほどに、あり得ないゲームだ。そう、背景としてのこの世界があまりにリアルで魅力的というだけで、他は何一つ褒めるところがない。あんなものに世界を委ねようとしたなんて、愚かにも程があるだろう。

 はっきり言えば、素人の金持ちが騙されただけ。こちらの資源を持ち込んで、資金援助してあんなものを作らせた管理者には、いずれ猛省してもらわなければならない。

 まぁそれも、ゲームを終わらせた後だが。


「じゃあ、次の週末で頼む。念のため休暇も申請しておくから、三日は休めるはず」

「そんなに早く行くつもりなの?」

「なぜお前が驚くんだ? だって、何も準備するものはないだろ?」

「そりゃそうだけど…」


 地球に戻る件の打ち合わせは、既に管理者と美由紀の間でほぼ終わっている。必要な荷物も、二人が用意して美由紀のカバンに入れるだけ。俺は手ぶらだ。

 鉄は熱いうちに打て、という。

 いや、熱病に浮かれた時は、醒める前に済ませてしまえ。そんな気分だった。




「改めて、小牧弘一くん。来訪者の気分はどう?」

「どう…と言われても、まだ過去と現在はつながらないな」


 ベッドに寝ころんで、ぼんやりと天井を見つめる。

 もっと混乱すると思っていたが、意外に平気だ。突然増えた過去を、まだ処理し切れていないのか、人間の脳はその程度のことなんて造作ないのか。残念ながら、他の事例を知らないから比較はできない。


「で、腕枕はしてくれる?」

「お前が嫌じゃなければな」

「そう…」


 どことなく遠慮がちな美由紀。

 そう。管理者にさよならを言った辺りから、様子がおかしい。まさか管理者に浮気した? それはさすがに無理な気がする。


「地球の小牧弘一より、今の弘一が好きよ。大好き」

「………どう答えていいのか分からないが」


 ――――――いや。

 頭を休ませているうちに、俺は気づいたさ。

 お前が余計な真似をしたことを。

 俺がすぐに思い出さないよう、管理者に流す情報を絞っただろうことを。


「今の俺は美由紀が好きだ」

「一週間後も…、好きでいてくれる?」

「当たり前だ」

「そう…。それならいいんだけど………」


 お前を嫌いになるわけはない。だけど、お前はまだ何かを隠そうとしている。それも、もう分かっている。


 俺とお前は確かに地球で恋人同士だったし、あの記憶の中の美由紀は、確かに今の美由紀の数年前だ。

 だけど、俺がこの世界に連れて来られる前、何かが起きていた。それは決して俺がお前を嫌いになったとか、そういう類ではない。なぜなら、もしもそうだったらお前は追って来ないはずだから。

 じゃあ何があったのか。


「ほしいものは沢山、か」

「ただ一つだけ、よ」


 お前の好きな歌まで思い出せたのに、ずいぶん周到な嫌がらせじゃないか。




 地球で俺は思い出す予定。

 そうなんだよな、美由紀。


※いよいよ次で地球帰還っす。

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