5章終了時点の人物紹介
※4/11、十数名追加しました。けっこう登場人物が増えたなぁ。
小牧 弘一
地球の日本出身。「ゲーム」を介して転送され、記憶を改竄されてキノーワの住人となった。現在はキノーワの南門に詰める衛兵。二十三歳。
地球の記憶を思い出すことはなく、美由紀と再会した時点で、彼女のことは全く覚えていなかった。現在、管理者と記憶復元の交渉中。
衛兵としては凡庸だが、書類処理能力に長ける。またイデワ文字(漢字)を読み書きする能力がある。巨乳大好き。
美由紀に翻弄されつつ、時に主導権を握る程度にはバカではない。新婚であることも、事実上認めている。というか、既にラブラブ?
横代 美由紀
地球の日本出身。失踪した弘一を追って、自らこちらの世界に転移した。その際に、管理者の力の一部を取り込んでいる。現在、この星では唯一、管理者の管理下にない生命体。二十三歳。
この星の平均程度の弘一より背は高く、地球でいう爆乳。ルックスは女神と称されるレベルで、他者を魅了する気も放っている(意識すれば遮断は可能)。
弘一とは、地球での恋人同士だったと主張。転移後三年かかって弘一を探し出し、無理矢理に新婚状態に持ち込む。管理者に対しては激しい敵意を示し、弘一に害意がある者にも容赦はないが、基本的には常識人。
イデワ王国を含む四ヶ国連名で、歴史上唯一の「五段」冒険職に認定されている。完全に規格外の魔法使いで、その能力は単身で国を滅ぼせるレベル。
最もよく使われる能力は瞬間移動・転送で、解体や成分分離も可能。催眠や精神支配、念力、さらに時間操作(保温)も使っている。
まだまだ謎の多い女だが、一貫して弘一にベタ惚れ。
モリーク・?・イズミ
モリーク伯爵家の次女。十七歳。三人姉妹に兄もいるので、跡継ぎ候補にはない。王都の王族ギケイの息子ザイセンと婚約しているが、解消に向けて暗躍中(解消ほぼ確実?)。
背は弘一よりやや低い程度。文句なしの美女。美由紀の8割程度の巨乳で、弘一の巨乳審査に合格済み。
美由紀をお姉様と慕い、正妻の座を狙っている(弘一談)。ついでに弘一とも友人に。箱入り娘で、男性の友人は弘一だけなので、多少その距離感がおかしい時も。
祖父は、弘一と同じく日本人の転移者で、イズミの名付け親(秘密のミドルネームがある)。生前にイズミは、後継者指名されている。管理者には、祖父の件で謝罪を受けた。
管理者(神、あれ)
この星における神にあたる。寿命はない模様。肉体もなさそう。
星のすべてを文字通り管理下におき、美由紀を除く全生命体の生殺与奪を握る存在。星を一定の範囲で作り替える能力もあり、文字通りの神。キノーワではキノーワ神として信仰され、他の町でもさまざまな名前で知られる。
弘一や太郎兵衛などを、日本からこの世界に転移させた元凶。当人いわく、この星をより良くするために呼び寄せたという。その件で美由紀には罵倒される。
ゲームを介して人間を転移させるため、その力の何割かを地球側に残していたが、美由紀がそれを取り込んでしまった。従って、基本的に管理者と美由紀は同じ能力を使うことが可能。
5章では、壊れたゲームが及ぼした問題に関して、美由紀たちと事実上共闘。弘一の記憶回復には前向き。
モリーク伯爵
イズミの父親。キノーワの行政の幹部。娘を溺愛しているが、美由紀を後ろ楯にしたい意図も見え隠れする。弘一への評価も実は高い。
コーデン
モリーク伯爵家の執事。イズミの事件以後も時々登場する。年齢的な問題で、イズミの恋愛対象には入らない模様。
モリーク・?・太郎兵衛
イズミの祖父。故人。バンババン。
管理者によって日本から転移させられた一人。本来は弘一や美由紀と同時代に生きていたが、約七十年前に転移したため、数年前に八十数歳で天寿を全うしている。
地球での記憶が、非常に断片的な形で残っていた。その記憶を使いつつ、貴族に婿入りしてモリーク家の勢力拡大をする一方、キノーワでは貴族の権限を次第に奪っていくなど、表に裏に活動した。またキノーワアラシ学園を創設した。
日記を残し、イズミを後継者に指名した。なお、日記ではなぜか名前が「太郎平」になっている。
ワイト
キノーワの衛兵。弘一の上司で、笑顔の特訓をさせた。腕は立つがいい加減。巨乳好き。背は高い。
ワース
キノーワの衛兵。弘一の直接の上司。門番を代表する者として、堅物。
弘一が留守の間、書類処理のため代役を頼んだが、結果として密輸事件にも巻き込まれた。戦記小説マニア。
カワモ
キノーワの衛兵。弘一の同僚で、書類処理の補助も務める。女は大好き。巨乳も好き。常に新しい女性に挑むチャレンジャー。背は弘一よりやや高い。
アラカ
冒険職管理庁キノーワ支所の所長。元は腕の立つ冒険職だったが、事務能力をかわれて所長を務めている。強面の中年男だが、美由紀には翻弄されっぱなし。
キワコー子爵
キノーワに住む貴族。温厚と評判だったが、ギケイ、ウミーヤとともに大規模な密輸に関わっていた。
ウミーヤ
元子爵。美由紀が購入した屋敷の元の持ち主。実は密輸事件の当事者だったが、爵位を返上して辺境に逃げた。
ギケイ
国王の末弟。継承権はかなり下位になる。評判は悪いが小物。
キワコー、ウミーヤとの密輸を主導する一方で、武器を集めて叛乱を準備していた。いろいろあって、美由紀に阻止される。
ザイセン
ギケイの次男で、イズミの婚約者。王都の学校に通っている。特に悪人ではないが無能。
フーヤ
タマスの商人。乗合馬車で弘一や美由紀と知り合いになった。今後も出番はあるかもしれない。
キジョー公爵
王都在住。冒険職と衛兵を管轄する大臣。現在の政権幹部。巨大竜討伐隊では、名目上の指揮者。美由紀を二級冒険職に認定させ、後の五段認定の際にも裏で動いた。
国王
イデワ王国の王。名前はまだない(すいません、まだ考えてない)。
ハンライ殿下
国王の次弟。継承順位は第二位。外交面を担っており、美由紀の五段認定にも関与。4章では二人の滞在先となった。
コーセン・コーヤ
衛兵隊長。侯爵家の当主の息子でもある。美由紀との模擬戦では完敗したが、人類の中では使える方である。
チガラ
衛兵副隊長。隊長の惨敗を見越して、弘一をやっつけた鬼の副長(だいぶ嘘が混じった)。筋肉バカ。
タイゾ
冒険職一級。巨大竜討伐ではイデワ側の主力。美由紀とは、討伐前にパーティーを組んだことがある。
タクセイ
冒険職二級。巨大竜討伐では、美由紀とともに後衛で回復役だった。美由紀が二級認定された際に、魔法使いである美由紀の監視役を務めた。
ルミア
屋敷の庭に遊びに来る子ども。
カタヤ
屋敷の庭に遊びに来る子ども。
主
ラヒータのレストラン「円月殺法」の主人。名前は未登場だが…。
ホシナ
6章で登場。
ルチカ
恐らく美由紀過去編で登場予定。巨大竜討伐隊に、コリエ王国の冒険職として参加(4章にちらっと出てくる)。
※「ゲーム」の詳細な設定は、いずれまとめたい。まだ一部しか表に出ていないので、またの機会に。




