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やっと望みの異世界転生!なのに...なぜ!  作者: 墨染 七奈
第1章 召喚と冒険準備編
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同志...!?

そしてとりあえず男部屋に移動ーー召喚された建物の隣の建物に用意されているみたいだ。廊下とかが火で明かりを灯してて異世界来たんだなーと思った。

ちなみに女の子達は一個上の階の部屋みたいだ。

とことんイベントを邪魔しやがる。


そしていまどのベッドを使うかで話し合ってる。


「俺、寝相悪いから壁際のここで。」

「僕も寝相悪いから壁際のあっちで。」


俺はどこでもいいな。今いる場所でいいか。律の隣だな。


「俺、ここで。」

「じゃあ残ったそこが煉か」


「もうこっちの時間で23:30で、寝てもいい時間だが...風呂とか入りたいよな。風呂は、部屋を出て右に行った先にシャワーがあるからそこを使えばよく、ベットにおいてある寝巻きは好きに使うことができるそうだ。トイレもその隣にあるぞ。ちなみに、この世界も1日24時間だ。」


とういうわけで順番にシャワーを浴びて俺らは寝...





ーーー寝れねえ!いつも勉強してて寝落ちするから落ち着かねえんだよなー....そもそも俺布団変わると寝れないタイプだし。...あ、おれリュックの中に単語帳入れてたよな。えー、あ、あったあった。

ーーそう、召喚時に背負ってたからかなぜか一緒にリュックも付いてきていて、そのまま持ってていいそうだーー

これ見ながら寝よ。ちょっと暗くて見にくいけどしょうがないか。


少しウトウトしだしてるとーー律が話しかけて来た。


「うわー懐かしい。ター○ット1900じゃん。俺も高校生時代使ってたわー。」

「そうなんですかー。割と有名所ですもんねー。律さんは今大学生なんですよね?」

「そうそう、大学2年。苦労して入ったのにまさか異世界に飛ばされるとはねー。あと敬語じゃなくていいよ、敬称もなくていいから。共に戦う仲間なんだし。」


やったあ!実は俺、敬語は苦手なのだ。仲良くなったらどんどんなくなっていってしまう。


「そういえば、ご飯とかもなくすぐに就寝になったよなー...」

「今日はこの世界の人々にとっては運命の日だからね、朝から神殿ーーさっきのとこに篭って召喚準備してたから食事なんて忘れられてるのかもな...

まあそんなにお腹減ってないだろう。」

「まあな。」

「食事といえば、勇者召喚を祝って7日後に歓迎会があるそうだ。それまでに言語習得しろってよ」

「まじか...英単語帳みたいな感じで共通言語帳があればまだいいのに...」

「あるぞ。」

「えっ」

「明日配るから。」


ちょこちょこ思うけどこいつ説明不足じゃね...歓迎会の話も今知ったぞ...


「まあ、それならよかった。なんでそんなもの持ってるんだ?」

「よくぞ!聞いてくれました。実はな、神の所で勉強していたときに神に命令されて使ってた参考書全部手書きコピーさせられて.....」


あ、これあかんやつや。

チャラい割に苦労してんなあ...

煉さんと奏多はもう寝たみたいだ。

しょうがない、聞いてやるか。どうせねれないし。

寝落ちしたらごめんね☆


「....というわけなんだ。」


あ、奏多の寝顔見てたら終わってた。

聞くつもりなかったわけではないよ。うん。


「はー話せてすっきりしたー。まあでも前世みたいに努力しても勝てないような天才がいる世界よりはよっぽどいいな。

あと、勝手に呼び出されたと言っても地球での現状に満足していない人間が呼ばれてるわけだしーー...」

「うん?事故った人間じゃないのか?」

「え?俺は家で勉強してたら突然魔方陣が出てきて召喚されたがーー?」

「あ、そうなんだ。俺は事故って気がついたらここにいたぞ。

ステータス画面見るまでは異世界だって信じきれなかった」

「そうなのか...でも深層心理で異世界を望んでないと来れないって聞いたぞ?」

「それは、俺、普段から異世界に憧れてたからだと思う...

むしろ律は異世界に憧れてたのか?」

「もちろん。男のロマンじゃないか?英雄とか歴史に名を刻むのは。」


まじか...律、同志だったか。チャラそうなのに。...嬉しいぞ俺は。


ーーその後、俺たちは好きな異世界モノの話や憧れのシチュエーションについて語りーー語り疲れて寝落ちした。

BLじゃありませんからね。(念のため)

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