街デビュー②
ごめんなさい!予約日間違えて明日にしてました!今日の分はこれで、明日は明日で朝9時にちゃんと投稿します!
ーー冒険者ギルド前にて
「こちらが冒険者ギルドとなります。」
でかい。流石は王都、ということなのだろうか。前世で言うとこの国会議事堂くらいは余裕でありそう。
「冒険者ギルドは各地にございますが、登録などはアルテミアス王国内で言いますと王都、州都にございますギルドでしか行えません。ここで登録しておきましょう。」
「では、入りましょう。
ーーちなみに、我々が勇者であると国民の皆さんが知るのは1週間後となりますので、それまでは堂々と勇者と言うことをひけらかすのはお控えください。」
律が先頭となって入って行く。
ちなみにこの集団、勇者だけの集団で現地の人はおらず(いても言葉が通じないため)、誰も武器など持っていない。
当たり前だけど、なんだこいつらみたいな視線が痛い。
とりあえずカウンターみたいなとこに行って、律が
「#+*}+$^]+\*#_+“”;{\*>_」
一日じゃ流石に理解出来るようにはならないか。受付のお姉さん(期待を裏切らずお姉さんで嬉しい。)が、
「:{“\^‘_’”_>%_“_>”;‘;’\“_>”;‘;’|“|‘」
とか言って紙を渡してきた。
「えーっと、ここに名前、ここに種族、ここに職業を書くみたいだ。ーー絶対書かないといけないのは名前だけらしいから名前だけ書いとけばいい。日本語で。偽名を使ってもいいがあんまりいい事ないと思うぞ。」
言われて、それと思われる欄に名前を書いた。一条悠真、と...。
あ、案内人バージョン終了した...。
「じゃあ、次にカードを発行らしいするから、この石に血液を垂らして欲しいそうだ。一滴でいいぞ。」
とか言いながら律は自分のカードを発行するために専用の石に血を垂らした。
うわあ...俺、他人の血、見るの苦手なんだよなあ...。自分の血なら見れるんだけど....。
血...認証かなんかに使うんだろうか...?
律の番が終わったので、俺もやることにした。
受付のお姉さんが血を垂らす石の下に新品のカードを置いて...
ナイフで少し傷をつけて、血を垂らすと、石が光った。
ちなみにさっきは律の血が嫌で顔を逸らしたのでどうなるかは未知数である。耳もふざぎました。
石の光が消えてからお姉さんが取り出したカードを受け取ると、カードに魔方陣みたいなものと、名前、顔写真、それからFというアルファベットがあった。
どっから出てきた顔写真...。
いや、それよりも!アルファベット!どういうこと...?
冒険者カードは、身分証代わりにもなるらしい。
他の皆も続々と登録をしていった。(俺は血が無理なのでそっぽ向いていた。)
「みんな登録終わったか?
ーーじゃあ冒険者ギルドについて説明しようと思う。
冒険者ギルドは、まあ、前世でいう冒険者ギルドと大体同じだ。
討伐、採取、その他雑用などいろいろ依頼を受けてお金を受け取り、一定以上貢献するとランクがあがったりする。
ランクについての詳しいことは、知りたかったら後から聞いてくれ。今説明するには少し複雑だからな。
とりあえず依頼受けてたら上がるぞ。
依頼には期限があって、期限内に終わらなかったら、罰金があって、場合によるとランクが下がるから気をつけろよ。
ランクが上がると受けれる依頼も増えるからな。
ーーちなみにランクは、前世でいうアルファベットなのは、理由はよくわからん。
ただ、この文字はランク付けでしか使わないらしいーー」
へえ...?
「依頼は、あの辺のボードを見て、受けれそうな奴を受付に出してくれ。依頼によっては〜ランク以上とか職業〜の人とか条件が付いているからな、条件の合う依頼を受けてくれ。」
「それから、あっちの方は、仲間探しのボードだ。それも、仲間が欲しい時に、条件の合うものを、受付にだしてくれ。その後ギルドから連絡が来るだろう。1日限りのものから期限なしのものまで色々あるぞ。勇者もそれぞれで仲間を見つけないといけないしな。」
へえ...仲間探しか...なんかぼっちのためのボードみたい...。でも俺もこれにお世話になるのか...。
「あとー、あっちは酒場だ。冒険者カードを見せるとちょっと安くなるぞ。
それから。二階は宿だな。冒険者ギルドは安全だから、それをうりにしていて、超安宿ではないぞ。こっちは冒険者カードがないと使えないな。だれか1人が持ってたら使えるが。
あと、二階に書庫がある。受付に言ったら使わせてもらえるぞ。図書館にはない蔵書もあるらしい。持ち出しは出来ないが、写本は大丈夫だ。」
「こんなもんか。じゃあ次に行こう。」
そうして、冒険者ギルドを出ようとしたらーー絡まれた。
「”_“_>%\^]”;%;^;“\*[*’_」
いや、訂正しよう。絡まれたような気がするが何言ってるかさっぱりわからん。口調でなんとなく絡まれてる気がする。あと多分こいつら酔っ払ってるな。
女の子達の方をちらっと見ると、平然としていた。怖くないのだろうか。ーーそう思ったので楓さんに聞いてみた。
「....怖くないの?」
「華織ちゃん曰く雑魚らしいよー。」
華織ちゃん...築島さんか。剣道部って言ってたな。
「そうか...なら大丈夫かな。」
なんか女の子に守られてるみたいで不甲斐ない。
と、思ってたら、律が
「なんか決闘しろとか言って聞かないんだがーー築島さん、さっき雑魚って言ってたよな?なんかめんどくさいから適当にあしらってくれないか?さっき他の人から訓練用の剣借りてきたからさ。」
律、それは流石に...
「いいわよ。」
即答!かっこいい!
「じゃあ中庭に出ようか。これが剣だ。審判が投げたコインが地面についたら開始だ。こちらを侮辱してきたあいつを叩きのめしてくれ。」
中庭なんかあるんだ...とか思いつつ、ぞろぞろ中庭に出た。1:1で決闘をするみたいだ。どういう会話の流れでそうなったんだろ...。
審判は、別の冒険者さん。
律はーーワクワクしながら見てた。こいつ築島さんが戦う姿見たかっただけだろ、多分。
ってかこいつは女の子戦わせてなんとも思わないのか。
そんなことを考えているうちに、コインが投げられた。
1:1っていうのは、雑魚男達の方は、仲間の中で一番強いやつと戦わせる感じです。




