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あの日の記憶
高校生活ラストの秋就職活動も終えた僕(向井遥希)は残りの学校生活を過ごしていた。
ほとんど男子しかいない学校で当然彼女なんているはずもない。仲の良い友達も特にいない。まぁ、二人一組のペアを作るときに余っちゃう系男子だ。
毎日楽しくない。半ば鬱になりかけていた。
毎日学校から帰宅しスマホを触ってばかり。
当然ながら僕もTwitterをしているがリア垢(知り合いとしか繋がっていない垢)しかない。だが鍵をかけていないので僕の投稿は誰でも見れるし知らない人からのフォローも沢山くるわけだ。
いつものように学校から帰ってきてTwitterをしていると一人のフォロワーが目に止まった。