生(せい)
生きてる
認識してる
見える
きこえる
触る感覚
生きてる事が
不思議
形の無い意識が
自分としての意識が
あることが
不思議
なぜこの体を動かせるのか
なぜ考えられるのか
わからない
僕が生きてる
不思議
明日がくる
昨日がある
今にいる
時間を決められて
生きてる
未来はより良く
過去を反省し
現在を大切にする
人生を大切に
生きてる
道徳心と社会的責任
世間体と他人の評価
勝ちと負け
そう生きるべきと
誰かが言うから
縛られながら
惰性で生きてる
夢はあるか
言われたら
まぁまぁかな
しか言えない
人並みに
月並みに
想像できる
生活とかかな
隣の誰かが
やってることが
だいたい普通で
正しいことらしいから
今だに残る固形物
面倒な事は
もうわかったから
1度で良いから
腹の底から
笑顔になりたい
余計な事のない
真っ白な笑顔
無理かな
この社会じゃ
余計な事が多過ぎて
考える事が多過ぎて
もっと人は簡単だった
きっとそうだった
今までと
これからの
技術革新は
人の進化の一つで
領域の広がりと
未知の解明が
繰り返しやってくる
それでも
何かあれば
それを捨てされる
そんな人で
なければならない
不便だから
燃費が悪い
効率が悪い
それで
捨ててきたんだけれどね
生きてる
生きるべきだから
とりあえずでも
生きるべきと
言われているから
なぜか生きてる
明日もたぶん
生きてる
生きてる内に
1度でも
真っ白な笑顔になれたら
それは
素晴らしい人生だったと
言えるだろう