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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

ベリーショート

不合理な面接

作者: はんみょう
掲載日:2015/09/02

 ある大企業の面接。

 この日は一人の採用枠に対して5000人が会場に集まった。

 

「おいおい集まりすぎじゃね?どうするよ…」と面接官の一人。

「そうだな…、殺すか?」もう一人の担当、面接官はこの二人だけだ。

「そうしよう、では早速」

 会社が所有するトラックで集まった人間を轢殺し始める面接官。

 この企業には誰も逆らえない、面接に来た一般人、政治家から国家権力まで、それぐらい力を持っていた。


 志望者が半分になる。


「大分減ったな」トラックから面接官が降りた。

「ああ、だがまだ多い、これで」火炎放射器を装備した面接官が言う。

 次々と焼殺されていく人々、燃やされていない人間は直立不動のままだ。


 志望者がさらに半分になる。


「まだ多いぞ」

「分かってる、これだ」手榴弾。

 BOOM!!

 死亡者は増える。


 ついに最後の一人になった。


「おめでとう」

「おめでとう」

「ありがとうございます、これで僕は合格ですね」

 言い終わった途端、合格者が懐から銃を抜く、素早い!

 面接官も負けない、隠しナイフ、毒の注射器!

 

 銃声が響く、三発、三人とも倒れた。

 銃弾は最初に轢殺された死体の中から発射された。

 死体の山が動き、中から狙撃銃を持った男が現れる。

「これで俺が合格だな」

 タバコを咥えて、火を着ける。

 そして会場の出口へ向かう男。


 面接官の腕にはタイマーがついていた、それは人間の脈拍を測るもので、ある装置と連動している。

 タイマーが完全に切れた。


 会場を巨大な光の柱が呑み込む、そして跡形も無く消失した。


 

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