表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

俺の男友達が、“魔性の女”に完全にイカれちまった!?

作者: 七瀬








俺の男友達が、“魔性の女”に完全にイカちまった!?




俺の一番仲が良い男友達が、“初めて俺に女の話をしてきた。”

今まで恋愛をした事のない真面目な彼がハマった女とはどんな女なんだ?

俺はどうしようもなく、彼の好きになった女に興味をもってしまい、

どうしても一度会ってみたくなった。

彼も俺ならといいと言って、俺を彼の好きな女に会せてくれたんだ。




『ごめんな無理言って!』

『いいよ、“一度! 友哉だけには会わせたいなって思ってたからさ。”』

『“怜二は、俺にとって特別な友達だからさ! やっぱり心配なんだよ。”』

『あぁ、分かってる! 僕も友哉は特別な友達だと想ってるから、友哉の

気持ちはよく分かるよ!』

『変な女に、怜二には引っかかってほしくないんだよ。』

『うん。』

『でもさ、なんかドキドキするよな~怜二が女の子の話なんて今までした事

ないしさ、どんな女の子が怜二のタイプなのか? 気になってんだ。』

『“絶対に友哉も気に入ってくれるぐらいとっても魅力的な女の子なん

だよ。”』

『怜二がそこまで言うなら、期待してもいいよな。』

『まあ、期待してて!』

『勿論! 期待してるよ。』







でもさ? 怜二が呼んだ女を見て! 俺は【えぇ!?】ってなったんだ!

見た目はぽっちゃりした女の子で、決してお世辞にも可愛いとは言えないし

何がこんなに、“この女が怜二を虜にしているのか、、、?”

俺にはさっぱり分からなかった。




・・・でも? 実際に会って話してみると?

なるほどと思うところが、見えはじめた。




『ねえ怜二君? 彼が怜二君のお友達の友哉クンかな?』

『そうだよ! 僕にとって大切な友達の友哉だ!』

『初めまして、海里友哉です! 見美夏さんの話はよく怜二から

聞いていたので、今日! お会いできて俺も嬉しいです。』

『“友哉クンは彼女とか居るんですか?”』

『いますよ! 今の彼女とは5年も付き合ってます。』

『・・・へーえ、5年も付き合ってて! 結婚はしないの?』

『彼女がまだ結婚はしなくてもいいと言ってくれてるんで! まあいつでも

俺は彼女と結婚してもいいと想ってるんですけどね。』

『そうなんだ! “私と怜二君も将来は、ねえ?”』

『そうだね! 僕も見美夏さんとの結婚はちゃんと考えてるしね。』

『あら? 怜二君、私の事そこまで考えてくれてたの?』

『当たり前でしょ! 僕は見美夏さんしか見えてないんだよ。』

『嬉しい事言ってくれるのね。』

『“僕は見美夏さんしか愛せないんだ!”』

『友哉クン、怜二君って本当に素敵な人よね! こんなに想われたら

私溶けちゃうかもしれないわ。』

『僕の愛が見美夏さんに届いていたら、僕はそれだけでいいんだ。』

『ちゃんと受け止めてるわよ、怜二君。』

『・・・見美夏さん、』

『・・・・・・』




完全に怜二が彼女を見る時の目は? “彼女の為なら何もかも失ってもいい

と想っている目に俺には見えた!”

こんな怜二を見たのは、初めてだったから本当に最初は驚いたんだけど、

まあ怜二が彼女の事を本気で好きなら俺はそれでいいと思ってたんだ。



・・・でも? “この女!”

俺にも色仕掛けしてきやがった!

流石にこれは! 俺は許せないと想い、この女の手に乗ることにしたんだ。




『ねえ、友哉クン? 怜二君のコトで少し相談に乗ってくれないかな?』

『えぇ!? どうしたんですか? 相談なら乗りますよ。』

『ありがとう、じゃあ! 来週の日曜日、空いてるかな?』

『別にいいですよ、俺にとっても怜二は大事な友達なんで相談乗ります。』

『・・・ふーん、なんか? 妬いちゃうな~!』

『えぇ!?』

『“ふたりは物凄く仲がいいんだね!”』

『怜二は分からないけど俺は怜二が一番大事な友達だと想ってるんですよ。』

『いいな~私もそんな友達が欲しかったな~』

『何を言ってるんですか? 見美夏さんには今は怜二が居るじゃないですか!』

『友哉クンとも私は友達になりたいな~』

『怜二が大事に想ってる女性なら? 俺にとっても大事な友達ですよ。』

『友哉クンって? 怜二君とは正反対のタイプの男性だよね! 

私は友哉クンみたいな性格の男の子も好きかな。』

『えぇ!?』

『“彼女と別れたら? 私と付き合ってくれる?”』

『冗談言わないでくださいよ~親友の彼女に手を出す気はありません。』 

『・・・なんかつまんないな~別にいいじゃん!』

『ダメダメ! 見美夏さんは怜二だけを見ててください。』

『ありがとう、本当に友哉クンってさ! 友達想いなんだね。』

『そうかな? 普通だと思いますよ。』

『“私も友哉クンにハマりそう~”』

『怜二の事だけ見てやってください!』

『そういうところもスキ。』

『あぁ! じゃあ、もう俺行きますね! 用事があるんで!』

『“また二人で会おうね!”』

『次、会う時は怜二も一緒で!』

『・・・あぁ、そうだね、』

『じゃあ!』

『ばいばい!』








俺にまで誘惑してくるこんな女と“大事な友達が付き合ってほしくない”と

俺は思っているのだが、怜二は俺の話に聞く耳を持たない!

完全にあの女にハマっている彼を俺はどうする事も出来なかったんだ。




・・・ああいう女は?

きっと他にも男が居るのだろう。

早く彼には目を覚ましてほしい!

あんな魔性の女”に完全にイカれた友達を見ているのは本当に俺は辛い。

頼む! もうあの女とは別れてくれないか!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まあ、居るかな、目移りしちゃう人、 でも友哉クンも災難ですね(^^;)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ