その存在傲慢な態度
アルス「私はアルス。貴女は知っているでしょう?ティミア・マグノリアいえ、黒死の薔薇さん?」
アルス イス人 時を操り過去や未来に行き来できる存在の1人
ティミア「ええ、知っていますとも♪私がいちばん嫌いな人ですから♪」
ティミアは笑みを浮かべてはいるもののその目は笑ってなどいなく明確な殺意が読み取れる。そんな事などどうでもよさげにアルスは足を組み堂々と椅子にふんぞり返る。
アルス「はっ随分な言いようだね」
アルスとティミアの睨み合いに怯えつつ真佳はもう1人の存在を気にしていた。睨み合いの中ただじっとアルスの後ろで手を組んで待機しているその存在に脅えていた。そいつは大きく2mは超える身長で禍々しく頭の上には天使のような輪っかがありされど禍々しく天使より悪魔のような存在であった。
アルス「ん?あー堕天使様が気になるのかな?」
真佳「だ、堕天使……様?」
堕天使様「………………」
堕天使様 堕天使でもなんでもない怪物禍々しい輪っかがあるためアルスが勝手に呼んでいる皮肉である
アルス「堕天使様は気にしなくていい私に忠実な部下だと思ってくれ」
アルス「さて本題に入ろう私たちが来た理由はひとつそこの女学生についてだ。単刀直入に言う」
アルス「そいつを殺しに来た」
真佳「ひっ!」
真佳は椅子から立ち上がり後ろに逃げてティミアが武器に手をかける。教会内で暴れられるのは好ましくない。
アルス「の、予定だったんだけどなぁあいつが動き出しちゃってねぇ」
ティミア「あいつ?」
ティミアは武器に手をかけたままアルスに問う。アルスは怯える真佳や戦闘態勢に入る堕天使様やティミアの事を気にせず紅茶を飲み一息入れて面倒くさそう言う。
アルス「カジノロイヤルのオーナー、グレイ・エレンシアが動いた」