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プロフェッショナル編集者のレクチャー編

前後編の前編です。

 2019年春、天狼院書店様主催「小説家養成ゼミ1DAY講座」を受講しました。

 事の始まりは、いつものようにSNSをスクロールしていると、ある宣伝が目にとまりました。 


 ——「超」入門小説1DAY講座~視点論・プロット・構成・キャラクターなど小説を書く上での基本を学ぶ!この新年度から執筆を始めたい&プロのアドバイスが欲しい方へ!《講師:関根亨先生(歴26年・文芸編集者)/作品フィードバック優秀作品にプレゼント有り!》


 筆者は、半年前(※ゼミ受講時)に小説家になろうで執筆スタートした新参者です。

 おかげさまで少しずつブックマークや評価をいただけるようになり、ほんの数日前には某社様からDMを受け取るなど(書籍化の打診ではありませんが、光栄なお誘いでした)、自作をブラッシュアップしたいと考えていました。


 このタイミングで宣伝に目が止まったのは神の思し召しでしょう!

 行ってみるべし!


 *


 ライター系のワークショップは初体験です。

 講義内容まではシェアできませんが、差し障りない程度にかいつまんでご紹介します。


 今回の講師は、文芸編集者歴26年、実業之日本社で文芸編集長を務め、評論も手がける関根亨先生です。

 直接受講のほか、動画配信による通信受講も選べます。

 私は直接受講を選びました。

 入り口でワンドリンクをオーダーしたら、先着順で好きな席に座ります。

 はじめに10ページほどの資料が配られ、講義の合間には、関根先生が関わった校正付き生原稿(赤ペンで校正・校閲が入っているアレです)などを拝見しました。


 講座は休憩を挟んで約3時間みっちりと。質疑応答も可。

 以下、http://tenro-in.com/event/81257で公開している部分から引用します。


I.小説を書く上での基本をプロの編集者から学ぼう!

書式や基礎的な表現法など小説を書く上での基本を学んで頂きます。

視点論、ストーリー構成、キャラクターなど、小説を書く上での基本中の基本を教わります。プロの編集者は、作品を読む上でどんなところに注目するのか? という点まで掘り下げて考えていきます。

ことに初心者の方が必ずと言っていいほど”陥りがちな作品上のミス”を克服する方法をお伝えします。

これから書いてみようかなという方はもちろん、すでに執筆をなさっている方も復習として学んで頂けます。


II.小説を書くには欠かせない!プロット(あらすじ)の書き方

新人賞に応募する場合にも、プロット(あらすじ)を提出し、選考過程でもまずはそれを読まれることになるので本編と同じくらい大切です!

でも、あらすじと言っても何をどこまで書いていいのかわからない……。

そもそも”面白いストーリー”ってどういうものなの?

と小説家養成ゼミの受講生からもお悩みの声がよく聞こえてくるのもプロットなんです。

その書き方のポイントについて学んで頂きます。


Ⅲ.小説家になったらどうやって本を売っていくの?

あのベストセラー小説はどうやって生まれたのでしょう。何かマーケティング的仕掛けがあったのでしょうか、それとも……?

ベストセラー仕掛けの具体例をお話しするとともに、皆さんが小説家デビューした際に、どんな販促展開を行うのか、映像化はどうやって決まるのか。

業界内部でした知りえない情報が入手できます。


Ⅳ.文芸編集者による作品フィードバック

講師・関根亨先生が、みなさまの作品アイデアにフィードバックを致します。

書かれている作品の概要をその場でお話しいただき、それをどうすれば面白くなるのか、フィードバックしてくださいます。さらに作品が優秀と講師が判断した方には、プレゼントもあります。


Ⅴ.小説家になるための読書術

よい作品を書くためには良質なインプットが重要。

いろんな作品を読んだ方がいいんだろうなとは思いつつも、自分の好きなジャンルに偏ってしまいがち。

ではどのように読む本を選んだらいいの?という疑問に、現在の文芸界のトレンドも交えながらお答えしていきます。


(※引用ここまで。原文ママ)


 小説を書くためのノウハウ以外にも、マーケティングや収益、作家の生計の立て方まで、貴重なお話をたっぷりお聞きしました。

 部数の採算分岐点、原稿料の相場、公募選考の仕組み、出版不況のあおりで国内の発行部数は減っていることと近年の新たな展開や二次利用について、近い将来、流行りそうなジャンル予測なども。


 具体的な情報を知りたい方は、定期的に開催しているゼミを受講してくださいね。

後編「あらすじ発表会とフィードバック編」に続きます。

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