表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いたって普通でオタクな高校生の異世界生活  作者: 河童
第1章 いきなり超展開
4/6

第3歩 冒険が始まる(絶望)

魔族。


人族との戦いを宿命付けられた悲劇の種族。


基本的な知識的にはこうだ。

ならば魔族に転生(転移?)した俺はキタコレなのか?

答えは『NO』だ。


『ステータス』


『戦闘向けステータス』

名前 ディエゴ・ブルー(かわいしゅんすけ)

LV 1

命 150

力 15

魔 25

防 10

速 15

経験値 0

スキル 『特に無し』


なのだが、

魔族の平均ステータスが...


LV 1の場合

命 100

力 20

魔 20

防 10

速 20



ファッ◯ンシィット!

なんてこった!

ほとんど同じじょのいこ...

ということで、特にキタコレもなく、ただただ普通の冒険者になろうと決めたのだ。


ちなみに《かわいしゅんすけ》と書かれているのは『ステータス』が年齢と共に成長したからだ。

決して作者がルビの振り方がわからなかったとかそういったことではない!




閑話休題




まあ魔族だからと人族とはなんら変わらない。


なぜ知ってるかって?


そりゃあ、人族語で書かれた図鑑を見たからだ。

この転生(転移?)は翻訳を含んでいるのか、この世界の言葉が理解出来る。

だからこそできた芸当ではあるが、おかげで知識を蓄えることができた。


「ブルーちゃん。ちょっとこっちに来てくれる?」

おや、マッマのお呼び出しだ。何だろう?

「なーにーママー?」

ふう、子供の振りも疲れるわ。

「大事な話だからよく聞いてくれる?」

「?」

「これから冒険者になってもらいます」

「ふーん。」

「そして一人立ちしてもらいます。」

「!? どーゆーことなのママ!?」

「ママも辛いけどこれが伝統なの。いつでもママはあなたを見守っているからね」

「嘘ぉん...」




こうして俺ことディエゴ・ブルー(かわいしゅんすけ)は、3歳というあまりにも厳しい状態で念願の冒険者になったのだった。


ハード超えてルナティックだぜこいつは!

幼女◯記かよ!


どうすりゃいいのかさっぱりだが、こういう展開のお決まりは貰った地図に書いてあるギルドにいって薬草採取だ!ひとまずギルドに行くか。


「お邪魔しまーす」

『ああ、魔族の子供かい?』

「そうです...ってこいつ 直接脳内に!?」

「ああ、そんな驚かないで」

「こっちこそすみません。あっと、驚き過ぎて自己紹介がまだでした。ディエゴ・ブルーといいます」

「これはこれは丁寧にどうも。冒険者ギルド長の

ジョセフ・ルードじゃ。こんなさびれたギルドにようこそ。歓迎するよ」

「仕事ってあります?」




まあ薬草採取ぐらい年間であるだろう。




「まあ掲示板を見て、決めたら声をかけてくれ」

「わかりました」

さーて、薬草採取はど...れ...か...な...?





ない!

狩猟クエストしかない!

しゃーねーか。この『ヤハイウェン』とか倒してみるかな。

よし。

*ブルーは決意を抱いた。

「決めましたー。」

「ほう、何にするんだい?」

「この『ヤハイウェン』とかゆうのをやってみます」

「わかったよ。頑張って...あっ!」

「わかりました。いって来ます!」

「ああ、いっちゃった...」





よし、まずは初任務達成でお金を稼ごう。俺は結構切り替え早いし落ち込んでもられない。

モンスターを倒すやり方は色々あるけど、素手で基本いけるって図鑑にも書いてあったしいけるだろ。



そうして俺は3歳児であることも忘れ、意気揚々とモンスターを倒しにいったのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ