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第0歩 主人公が転生すると言ったな、あれは嘘だ。

日本で普通よりちょっとだけレベルの高い高校に入り、普通よりちょっとだけ頭のいい、いたって普通の高校生“河合俊介”


彼は自分でも自覚しているオタクである。

もう慣れた自転車の帰り道。


自転車に乗る河合俊介の心は弾んでいた。


< 帰ったら遂に小説を書くんだ。>


とは思っているが、実際はネット小説のことであって断じて文◯文庫などにあるものではなく、どちらかと言えばKADOK◯WA文庫系なのだが。


帰宅後、夕食を済ませ、風呂に入り、宿題を終わらせた後に書こうとしたのだが、思いのほかタイトルを考えるのに四苦八苦し、ようやっとタイトルが決まったのは丑三つ刻の午前2時であった。


「やばい、もう寝ないと明日遅刻するわ」


そうして河合はベットに入り、寝息を立て始めた。


その時河合のスマートフォンから突然一筋の光が放射される。その光が河合に当たると、河合の姿は忽然と消えてしまった。


その光を発したスマートフォンの画面には、ついさっき河合が決めた小説のタイトルが映っていた。

そのタイトルは...


『いたって普通でオタクな高校生の異世界生活』




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