言葉についての含蓄のあるたとえ話。 知らないほうがあなたは幸せ?知らなかったでは済まないハナシ
言葉についての含蓄のあるたとえ話。
ところで、、
言葉って、、例えば知らない外国語ならば
それはただのミミズののたくったような、しるし?でしかないですよね?
例えば私にはアラビア語が全く読めませんのでアラビア語は
そんな感じですよ。
アラビア語で何を書かれても全く分かりません。
例えばそれが私を脅迫する文章であったとしても、
「知らぬが仏」?状態ですよ。
わからないので怖くないです。
知らないって,、コワイ、、というか
知らないほうが幸せ?ってことでもあるんですよね?
さて今回はそんな言葉にまつわる含蓄深いたとえ話ですよ。
それでは
早速
どうぞ。
今から50年くらい前のことです。とあるアメリカの地方都市で、その町のキャサリンは
ある日フリーマーケットで、中国語で書かれたらしい奇妙なバッジを見つけた。
形が奇妙で、、でも、なんか気がひかれるようなデザインのバッジだった。
おそらく1900年代初めころの中国のものらしい。
キャサリンは値段を聞いてみた、すると、5ドルだという。
で、キャサリンはそれを買うことにしたのである。
すっかりそのバッジが気に入ったキャサリンは
それからキャサリンはそのバッジをブローチ代わりに胸につけて
どこへでも出かけた。
すると出会う誰もがそのバッジを珍しがりそれがきっかけで
キャサリンは交友関係も広がり、
仕事にも恵まれて
やがては恋人もできて
彼女の運勢も次第に好転しだしたのである。
「みんなこの不思議なバッジのおかげなのね、このバッジはきっと幸運のバッジなんだわ」
キャサリンはますますこのバッジを大切にして
どこへでもつけて出かけたのである。
そんなある日のことだった。
いつも通りキャサリンがこの不思議なバッジを胸につけて
あるパーティに出かけた時のことだった。
キャサリンが楽しそうにダンスを踊り
みんなと会話も弾んでいるとき、
ふと気が付くと、、壁際に立っている一人の中年の中国人の男が
怪訝そうな顔をして
キャサリンのほうを、じろじろ見つめていたのだ、
「変な中国人ね。この辺ではみかけない人だわ、商売でこんな田舎町まで来たのかしら?」
しばらくすると、、たまりかねたように、その中国人の男がこちらに近づいてきた。
「お嬢さん、奇妙なバッジを胸にお付けですね」
「ええ、これは、私に幸運をもたらす不思議なバッジなのよ。このバッジをつけてから
私はずっと幸運に恵まれているの」
「そうですか、それはそれは、、、で?あなたがむねにつけている、その「幸運のバッジ」なんですがね。中国語で何と書いてあるかあなたはご存知ですか?」
「いいえ、知らないわ、だれにも読めないのよ」
「ああ、、やっぱりそうでしたか、じゃあ、この際、意を決して、なんと書いてあるか、
お教えしましょう。
そのバッジには中国語で、こう、書いてあるんですよ。
「上海市公認売春婦」
世の中には、、知らないほうが幸せな場合がある。
でもふとした拍子に真実を知らされたとき
あなたは、ただただ、真実の前で、たじろぐしかないのであろう。
㊟ この物語はフィクションです。