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人型兵器で戦う世界。
ネバダ基地での戦い終わって日が暮れて・・・
「ボクが疎開していたアリゾナ以上に何もない・・・」
ひょんなこと(リクルートに来た女性兵士の胸部に惹かれて)から最新人型兵器スコルピオンXのパイロットになってしまったナナミは、となりで夕日を見ているマルチナの肩に手を回した。少しぎこちなく。
「肩ならいいわ」
Fカップの胸を狙われることが多いマルチナは安心してナナミの肩に頭を預けようとしたが、
(ゴツン)
頭と頭がごっつんこした。
美人女性兵士は、
「あなたの背が高くないのを忘れてた」
「背が低いとか、よしてよね」
「低いとは言ってないでしょ」
「砂漠の夕日って、なんかいいよね」
「ロマンティクかも」