表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カノジョ(仮)  作者: GTM
4/50

12

 人型兵器で戦う世界。

 スコルピオンXの前にも人型兵器はあった。

 商品名『人型「ヒューマロイド」シリーズ5』。300機製造販売されたうちの250機は地球合同軍。残り50機は固定武装をはずして民間に納入された。

 後の文献やネットの書き込みの「スコルピオン005」は誤り。実験機Xからスコルピオン名称を使用。軍に納入されたシリーズ5は単に「005」・・・


「1機撃墜はハグしてあげる。2機はキス。3機はBまでOKよ。全滅させたら朝までいっしょ、ね」

 出撃したがらないナナミに、ヒロイン・マルチナが言った。

「全滅とか無理だよ」

 人型兵器用タラップの前でナナミは、足を止めてしまった。

「じゃあ、隊長機はポイント3倍」

「んー・・・Bねらいで行くか」

 

 雲海から出た宇宙巡洋艦アレックスコードのカタパルトにやってきたスコルピオンX。発進位置に着くと、

「なんて言えばいいの?」

 ナナミの質問に、ブリッジの女性艦長代理が、

「だまって、早く行け!」


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ