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1 ライトノベルで次に流行りそうなサブジャンルを予想してみる

 やっと思考を吐き出せること……そして、このページを訪れた皆様に感謝。

 ライトノベルで次に流行りそうなサブジャンルは何か?


 未来のことはそのときになってみなければ分かりません。

 しかし、退屈しのぎに考えてみるのも悪くはないでしょう。


 皆様も何か思いつけばコメント欄にでも書き殴って帰ってください。

 私はあまり本を読んでいないタイプなので、むしろ色々と教えていただきたくてこの文章を書いています!



 まず、今回の論題について簡単に範囲を定義します。(面倒ならしばし読み飛ばしてください)


 ライトノベルの定義については、諸説ある上に揺らいでいるのでどうしても大雑把になります。

 例えば、『十代、二十代の若者向け』と言っても、今はラノベ読者の年代も上がっているはずです。これは『大人になったら漫画やラノベは卒業するもの』という価値観はもう古いのではないか、とする筆者の個人的な考えにも基づいています。


 よって、ライトノベルの定義は、ひとまずこの場では以下の範囲とします。


・脳内で映像にしたときに、漫画絵・萌え絵で表現されるもの。あるいは漫画絵・萌え絵の挿絵があるもの。


・電撃文庫やファンタジア文庫などのライトノベル系レーベル(ラベル)で販売されているもの。あるいは、なろう作品などで将来的にライトノベル系レーベルで書籍化されそうなもの。


・テーマや語彙、文章のレベルが、十代・二十代の若者に近しいもの。(これは一般文学でもありうる)



 次は一気に『流行りそうな』と『サブジャンル』について定義します。


 まず『流行りそうな』は、テンプレートとして色々な作者に設定を使いまわされる、ということで良いと思います。

 『異世界』や『追放』『悪役令嬢』を読んできた皆様なら説明不要ですよね。


 そして、上記の『異世界』『追放』などが『サブジャンル』に当たります。

『ファンタジー』『ミステリ』などのジャンル(大ジャンル)をさらに細かく分類したものです。


 サブジャンルの参考として、これまでの『小説家になろう』における流行りを少し、筆者の雑談を交えて書かせていただきます。


・異世界転生・転移。

 よく分からないうちに異世界に来ちゃった。新しい世界で人生リセット、神様のギフト、知識チート、やり直しだー!

 細かい説明をすっ飛ばして、やりたい状況を作り出せるからいいですよね。


・追放もの。

 だいたい『ざまあ』とセット。

 不遇で不当な扱いを受けたけど、なんだかんだあって縁の下の力持ちだったり最強だったりして、帰ってきてと言われてももう遅い。


 追放ものがランキングを支配していた時代、タイトルに『追放』が含まれていない作品が上位にあったのですが、冒頭二行目くらいで主人公が追放されたのを読んだときは、つい笑ってしまいました。


・悪役令嬢。

 だいたい『ざまあ』とセット?

 少ししか読んだことありませんが、読んだ作品は面白かったです。

 ゲームや漫画の悪役令嬢に転生していて、最悪の未来を回避するために頑張っていくというような目標のしっかりした話や、最悪の未来を回避しようと奮闘するけどなぜか空回りなどのコメディっぽい応用も効くようです。


 最近では『推し活』や『配信系』が流行っているようですがこのくらいにしておきます。

 ちなみに、商業のライトノベルだと、ファンタジーブームやラブコメブームなどの流行り廃りがあったそうです。


 流石にテンプレートになるだけあって、個人的にはどのジャンルも面白い骨組みをしていると思っています。(私の読書量が少ないだけかもしれませんが)




【ここからが本題】


 ようやくですが、タイトル回収をやっていこうと思います。


 ライトノベルで次に流行りそうなサブジャンルは何か……ここまで書いた今、初めて考えてみました。

 何の根拠もありませんが、自分が楽しかったので個人的には満足です。

 では、さっそく。




 その一、『手記』『記録』。

 井伏鱒二『黒い雨』の大半や、夏目漱石『こゝろ』の下『先生と遺書』などがこれに当たりますね。


 ただ、これらはストーリーというより文章の形態の問題だと思うので、仮にメディアミックスされたときにどの程度の新しさが出るのかは不明です。

 一人称か三人称か、の問題に近いかもしれません。


 ついでに、記録とは違いますが『後日譚』も回想が含まれる点で近いかもしれません。


 ライトノベルだと二語十『探偵はもう、死んでいる。』、漫画だと山田鐘人(原作)・アベツカサ(作画)『葬送のフリーレン』でしょうか。


『魔王討伐後』『主人公(ヒロイン)死亡後』『ヒロインとの結婚後』など、既存の作品では最終目標や終盤の展開にありがちだったことが、全て終わった状態からスタートします。


 手っ取り早さ(話のわかりやすさ)という点では、異世界転生などと同じようにテンプレートになりうる素質があるように感じます。


 既に最終目標が達成されてるならどう話を進めればいいんだ、と私と同じように皆様もお考えかもしれませんが、それも単に手付かずだからというだけかもしれません。

 可能性に私は期待しております!


 とはいえ、以前から『VRゲームプレイ日記』みたいな作品は見かけているので、そこまで新しいサブジャンルではないかもしれませんね。



 その二、『ホラー』『オカルト』『伝奇』。(これらは大ジャンルですね)


 これは別枠で書きたいのですが、私は『恐怖』を文章で書くには一定の技量や知識が必要だと思っています。

 なので、流行りのサブジャンルとなるには、読者の需要も考えると『バトル』や『青春群像劇』などと合体させた方が有効かもしれません。

 芥見下々『呪術廻戦』なども、媒体が違いますが個人的に好きです。


 ホラーというより、『ダークファンタジー』が良いのでしょうか?

 新しいサブジャンルではありませんが、面白い骨組みができればテンプレートになるかもしれません。



 その三、『教養』『古典』。


 これも別枠で書きたい気がします。

 科学や神話の知識、古典を下地にした作品というのは、一定の評価を得られるのではないか?

 という仮説です。


 例えば、『万葉集』を現代の若者言葉で翻訳した本が売れた、という話を耳にしました。

 古典作品は難しいイメージがありますが、もし若者向けに分かりやすく翻訳できたなら傑作が生まれる可能性もあるのではないでしょうか……!?


 科学に関しては、実用書を読めば事足りる話であると思うので、書くとしても舞台設定の強化やお仕事ものなどに限られると思います。

 専門知識を前提とする話となると、一般向けの小説では無くなってしまうからです。


 ……ここまで書いておいて申し訳ないですが、なろう小説のキーワード一覧に『教養』の言葉が登録されているところが想像できません。

 もしかすると、とても的外れなことを書いてしまったかもしれませんが、それならそれで可能性を検討できて良かったです。



 ……………………。


 すみません、書きながら考えていたのですが、頭が真っ白でもう浮かびません……。


 上記三つの流行りそうなサブジャンルは、私の願望や妄想が多々含まれております。


 乱雑で尻切れトンボな文章になってしまい、改めて申し訳ございません。

 中学校で卒業文集を書いたときより下手になっているかもしれません。

 エッセイだけでなく、自分で小説を書くのも大切だと思うので、そのうち何か書いてみようと思います。


 ……なんだか『一人称・三人称問題』『最近見た新ヒロイン』『分かりやすく書け論』などなど、色々とアウトプットしたくなってきました。

 では、また。

 感謝の呼吸一万回なら僕でも毎日できるかもしれない。



 情けなく謝ってばっかりですみません。

 本文中の作者様方は敬称略であります。

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