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特に理由もなく
きっかけや原因もなく
ただただ漠然と考え始めてしまう事がある
私たちは何故生きているのか
何故存在しているのか
いや、そもそも存在とは何か
存在していると認識しているのは何なのか
目や耳、皮膚などと呼ばれる物を通して体感している私とは何なのか
何故生き続けるのか
自らの意思で死ぬ者も、生き続ける為足掻く者もいるが
全ての意思を忘れただ眠っている時でさえ
呼吸をし、心臓を動かし、生き続けるのは何故なのか
無意識に生存しようと行動していると言うのならば。
無意識に消滅しようと行動しないのは何故なのか
いったい私たちは何故生きて何故生き続けるよう出来ているのか
そんな事を考えてしまう事がある
答えなんて出ないのだから
大抵は考えることに飽きてしまうか、忘れてしまうか
そうして終わるのだが
そうして継続する 命 とは何かと思考が連結した
命の形を仮定して、世界のありとあらゆるものにあてはめて
遜色なく表現できればそれは命の在り方
つまりは 生きている と言う事を理解することができるのではないか
そんな事を考えたのだ