異世界転移してしまったようで・・・
初投稿作品です!よろしくお願いします_(:3」∠)
ただただごく普通の人生を送ってきた。
高木康斗は仕事が終わり帰り道を歩いていた。横断歩道を渡っているその時、トラックがスピードを緩めず自分の方に突っ込んできた。
道路は直線で見通しは良かったため恐らく居眠り運転だろう。突然の死を目前にして体が動かずそのまま死を迎えると思い目をつぶった。
・・・(あれ?死んでない?)恐る恐る目を開けるとそこは見覚えのない森だった。さっきまで夜だったのに明るくなっており康斗はかなり混乱してなにが起こっているか分からなかった。
10分程して少し落ち着きを取り戻した康斗は今の状況を整理することにした。
仕事終わって帰っていた→トラックに轢かれそうになった→何故か森にいる
(おかしいだろ!?なんで目つぶって目開けたら全然違うところにいるんだ!もしかしてあれか?ここが天国か?そうなのか?!)
『天国ではございません。現在位置はアルゼスト大陸エレス王国領の深緑の森です。』
・・・(え?誰かいる?もしいるのならこの状況を教えてくれ!)
「おーい!誰かいるんですかー!」
しかし誰からの返事もない。
おかしい。さっき誰かの声が聞こえたはずなのに。もう少し大きな声を出そうとした時。
「おー『付近に魔物の反応があるため大きな音を出すことは推奨致しません。』!?」
やはり誰かいる。誰なんだ?
『私はあなたのサポートを任された者です。私に実体も名前もありません。現在念話によって話しかけております。』
テレパシー?なんだその異世界みたいな話は。
『ここは異世界でございます。』
・・・・・・・・・・・・・・・え?ここ異世界?そういえばさっき聞いたことない大陸名や魔物がとか言ってたな。
『はい。まずは【ステータス】と唱えて自分のステータスを確認してください。』
なんかよく分かんないけど出来ることないから従うしかないよな。
「ステータス」
高木康斗
年齢:19
性別:男
種族:人間
体力:10/10
魔力:5/5
攻撃力:4
防御力:3
魔法攻撃力:4
魔法防御力:2
俊敏性:5
運:1
スキル:なし
固有スキル:写鏡