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登場人物紹介




ネタばれその他諸々満載。

最終話『いつか延長線上へ』まで読了後に目を通して頂けると幸いです。

というか、読了後でなければ意味が分からない仕様です。








向田要むこうだかなめ

本編の主人公。乙女ゲームのヒロインと目されていたが、後に勘違いと判明する。ゲームではおそらく少女Aとかその辺。流されやすい事なかれ主義。嫌だ、と思っても情に訴え掛けられると折れてしまう。良く言えば優しい、悪く言えば優柔不断。

今後の彼女はお洒落を頑張る。Tシャツにジーンズを卒業し、短いスカートやワンピースなど女の子らしい物に挑戦するようになるが、時々そうやって頑張る自分自身が恥ずかし過ぎて死にたくなる。自分の恋する乙女っぷりに心のHPをガリガリ削られている。お洒落を頑張って坂上にダメだしされたら本気で凹むが、褒められたら穴掘って埋まりたくなる。幸いにして埋まりたくなった経験しかない。

メークなどにも挑戦し、弟に姉ちゃんが色気付いたー、と纏わりつかれる。父はそれを見て本音は気になって仕方ないが、思春期の娘に嫌われるのが怖くて突っ込めない。お父さんの洗濯物と一緒に洗わないでとか言われたら泣く。母は全て分かってるわ、と言わんばかりのツヤツヤ笑顔。この父、娘が坂上みたいな(強面不良系)彼氏連れてきたら卒倒するんじゃなかろうか。

恋愛関係で悩むとニキビができる。きっと坂上の気持ちをゲットすれば今度は鼻の頭とアゴにニキビが出来る。

修学旅行のお土産はあの後ちゃんと受け取りました。



坂上俊希さかがみとしき

前世は病弱少年。今世では風邪知らずの乙女ゲームの攻略対象者。この世界が前世で聞いた乙女ゲームの世界であり、自身がその攻略対象者でエンディングによっては死亡する可能性があると気付き、それを回避する為にヒロインと目した要を執拗に監視する。要が許容してくれなければストーキング行為になっていた。

要と友達以上恋人未満の関係を次の夏まで続ける。夏辺りにブラウスから覗く首筋や二の腕、そこを伝う汗なんかに妙にドキドキして、受験と煩悩に悩まされれば良いと思う。

あざといくらい狙ったキャラにしてやろうぜ、というノリでお勉強中は眼鏡を掛けているという設定のはずが、作者が忘れていた。きっとその日の目のコンディションによるんだよ……

仕事上、両親が揃って方々を飛び回っており、小さな頃から夜には家政婦さんが来て夕食と次の日の朝ご飯を作り置いてくれている。ただしこの家政婦さん、健康志向であり、肉・塩分・油が控え目、栄養面では完璧だが男子高校生には物足りない。その為に坂上は常に肉に飢えて要のお弁当を狙っている、という至極無駄な設定がある。

蜜が例の看護師さんと知って以来、始めは戸惑ったが全力でからかって来る姿勢に遠慮を捨てた。



音川蜜おとかわみつ

乙女ゲームの本当のヒロインにして例の看護師さん。二次元は二次元、三次元は三次元、あくまで分けて両方に愛を注いでいる。前世の記憶は坂上の前世とお別れした後くらいから途切れがちになっているので、終わりの記憶はないが自身も長生き出来なかったのだろうな、と思っている。

幼い頃より自分磨きに精を出した為に、小学生の頃からやはり可憐な美少女だった。鈴鹿伊織の実家が彼女の自宅から徒歩三十秒の場所にある。窓から窓へ移動できるくらい近くに建っている隣家にはサポートキャラの小学生が住んでいる。

始めは当然の如く鈴鹿にも親しみを感じていたし、色々と世話も焼いたが、年々ついて行けなくなった。要に対しそうしたように、ちょっとした興味から手を差し伸べ、相手を真綿のように包んでおきながらちっとも情を割かない残酷な所が嫌い。ゲームでの真摯な性格も演技だったのだろか、と疑っている。その割に腐れ縁ではあるので、本当に困っていれば手を貸してしまう。

彼女こそ真のキューピッド。最近の楽しみは要と坂上の友達以上恋人未満をニヤニヤ眺める事。



鈴鹿伊織すずかいおり

売り出し中の若手俳優。しかし、取り沙汰されるのは演技よりもその容姿。そこそこ有名になって来たので、実家を出て交通の便の良い土地で一人暮らしをしている。

息をするように演技をする人で、役者は天職だと思っている。自分自身さえ『鈴鹿伊織』という役を演じている感覚。その為か、他人の感情を理解出来ても自分の事として感じられない。自分がないから誰にでもなれるのかな、と思っている。

昔から容姿端麗であったので、早熟な女の子に厄介な絡まれ方をすればご近所の蜜ちゃんを盾にしてきた。

割と本能のまま生きているので興味を持てば声を掛ける→大変魅力的な男子なので声を掛けられた女の子も段々彼に惹かれていく→女の子を大事にする→女の子幸せ→そして女の子はふと気付く。彼の優しさは真心が生むものではなく、優しいという『行為』をしているだけだと。

上記のような、結果的に女の子の純情を弄ぶような事を繰り返して来たため、蜜に結構本格的にドン引きされている。本気で好きではないのに残酷な事をするな、と。鈴鹿自身は、お節介な所など嫌いな所は多々あるが、別に蜜自身を嫌いな訳ではない。



新堂譲しんどうゆずる

天使。

坂上のような男らしい男になりたい、と夢見る十五歳。生まれも育ちも日本な日仏ハーフ。女々しさがコンプレックスの為か、ガサツでも格好良い人に憧れる。

よく電車で痴漢に遭う。その際助けてくれた、近所の私立女子中学校の女の子に片想い中。そこそこのお嬢様学校の生徒のはずが、野生の獣のように凶暴な性格の女の子。痴漢をフルボッコにしたあと、うじうじするな見っともない、と自分も拳骨を食らって思わず『格好良い……』とうっとり見惚れた。Mかもしれない。



瀬尾晴宣せおはるのぶ

キングオブ卑屈。外では陽気に振る舞い、常に輪の中心で馬鹿騒ぎをしているが、優秀な弟にコンプレックスを持っている為、根っこの所で自分の存在を認められないでいる。また、差別する両親に対し、それに一番胸を痛めてくれているのはいつも弟で、やはり自分では敵うはずない、と余計に卑屈な心を育てている。

見た目超地味で真面目、中身かなり男前な眼鏡でお下げな委員長に絡め取られるようにお付き合いを始める。鳩になりたかったのは、彼女に押されまくって戸惑っていた模様。そして蜜はそれを全て把握している。



谷原哲也たにはらてつや

勉強は出来るが、天然。というか勉強しかして来なかった為に世間ずれせず、純粋。自分には勉強しかなく、詰まらない人間だと思い、最近変わる為に色んなものに手を出している。

図書室に通い詰めており、頻繁に図書当番をしている女の子とよく話すようになる。照れ屋で暢気な子だが、想像力豊かで話していると感性が磨かれる気がするらしい。

蜜には時々漫画を借りているが、普段読まないので一冊読むのに活字の倍くらいの時間がかかる。



蓮見先生はすみせんせい

本編未登場。美術教師。顔の八割がぼさぼさの髪で隠れているが、前髪を上げると超絶美形らしい。その素顔を見ると幸せになれる、らしい。



榊誠さかきまこと

本編未登場。柔道部部長。柔道を愛するスポ根タイプ。かなり熱いタイプなので、耐性がないと非常に疲れる可能性あり。



レナ、ナミ、ミカ

坂上のクラスメート。名前はしりとりにしようと思い、こうなった。









心のままに書き綴りました。

こういう、妄想を垂れ流しにするのは楽しいです。

最後のこうしたおまけのようなものにまでお付き合い頂き、ありがとうございました。



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