表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然みなもの非日常  作者: でぃあぼろ
序章:みなもデイズ
4/19

進撃!? いざステージへ

 あたしは、徒然みなもを疑っていた。

 あたし自信が“炎使いの能力者”であることは以前説明したはずだ。

 しかし、あたしの能力はみなもちゃんには通用しなかった。

 ここからはただの推測だが、みなもちゃんも実は何らかの能力を持っていて、あたしの能力を相殺しているのではないか――とあたしは践んでいる。

 あれから何度かみなもちゃんに能力を仕掛けたのだが、一切通用しなかった。

 みなもちゃんは―――何か持っている。


 「どうしたんだい、炎歌? そんな浮かない顔して」

 「雀ちゃん……」

 あたしが珍しく机に頭を伏せていると、いつの間にやら紅葉橋雀ちゃんが前の席からこちらを見ていた。

 「最近元気が無いようだけど、何か悩みでもあるんならアタシが聞くぜい?」

 「ありがとう雀ちゃん……。でも大丈夫。一人でなんとかするよ」

 「そうかいそうかい。ともあれ、困ったことがあったら何でもいいなよ? アタシはいつだって炎歌の味方だからね!」

 「雀ちゃんは……優しいんだね」

 「えっ!? そ、そんなこと……。照れるなぁ……」

 照れるんだ。

 「ま、もうすぐ劇の本番だ。リラックスして、頑張ってきてね」

 「うん……!」

 そう。今日は文化祭当日。

 夏休みからしてきた練習の成果を発揮するとき!

 「そろそろ行こうか―――みなもちゃん」

 衣装合わせを済ませたみなもちゃんに、あたしはそう言った。

 「はいなのです」

 「       」

 「ど、どうしたのです?」

 やべぇ可愛すぎる。

 普段からみなもちゃんが可愛いのは承知していたけれど、今のみなもちゃんは一際輝いて見える。いや、魅える。

 「その衣装……よく、似合ってるね……」

 「? 当然なのです。炎歌ちゃんもいつもの3割増しかっこよく見えるのですよ?」

 「!!??」

 これは駄目だ。目の毒。いや、目の中毒。

 「い、いこっか……!」

 「はい。なのです」

 あたし達はステージライトの前に躍り出た。


名前は好きですが炎歌のキャラがつかめません。

どうしよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ