真の勇者パーティー
トモネを救出して、キールについて行った一向が見たのは、のどかな集落だった。
「ここは……」
キールとサーニャがその村に入っていく。
その村では女性たちがせっせと仕事をしていた。そして男の姿は見当たらない。
キールたちが戻って来たのに気付いた女性が、キールたちに頭を下げる。
「キールさん、サーニャさん、お帰りなさい」
「ああ」
「今戻りました。お客様がいますので失礼の無いようにお願いします。ほかの皆さんにも伝えておいてください」
「分かりました」
女性はトットットっと近くの家に入っていく。
あまりにものどかな光景に、シルビアが耐えきれずキールに質問を投げかけた。
「キールさん、今の女性は?」
「攫った奴だ」
「え? 嘘!?」
キールの説明に、サーニャが驚いて女性が入っていた家を見ると、そこからさらに数人の女性が出てきて、それぞれに近くの家に向かって行く。サーニャが言ったこと伝えに行ったのだろうとシルビアは予測した。
「もしかして今の人たち全員?」
「攫ってきた」
「ああぅ……」
「シルビアさん!?」
シルビアが貧血気味に顔を青くして倒れそうになる。それをトモネがすかさず支えた。
「現在この集落には十四名の女性がいます。みなさんキール様を慕っていますよ」
「なんで攫われて慕ってるのよ……てかそんなに攫われてたことに驚きよ」
シルビアたちの情報では、八人まで攫われたことが分かっていたが、まさかそれ以上のしかも倍近くの人数が攫われているとは思っていなかった。
まったく予想外の出来事の連続に、シルビアの頭の情報処理が追いつかない。
くらくらとしているシルビアに、今まで黙っていたエースが声を掛ける。
「シルビア、相手はキールだぞ。ここ二年で心構えを忘れたか?」
「ああ、そうだったわね。キールさんだものね……」
そう騎士団長としての仕事の数々が、シルビアの精神を強くも弱くもしていた。
攫われた人の多さに驚き、その女性たちが酷い事をされていないことに安心し、逆に慕っていることに混乱する。
シルビアの感情は今ぐちゃぐちゃになっていた。しかし、エースのその言葉は、シルビアに二年前の旅を思い出させ、キールに対する扱い方を蘇らせた。
パンっと頬を叩いて、気合いを入れ直すシルビア
「よし、もう大丈夫。何が来ても諦めがつく」
「それはそれでだめだと思いますけどね」
しょうがないこととはいえ、諦めること前提の考え方に、トモネが苦笑した。
家に入ると、良い匂いが漂っていることに気付く。そしてちょうど昼時であることにも。
誰の腹ともなく、腹の虫が鳴いた。
「まずは食事にしますか?」
「好きにしろ。俺は部屋にいる。食事はいつも通りに」
「分かりました」
「この集落の説明はサーニャがしておけ。いちいち概要から話すのは面倒だ」
「虫に関することと本質をキール様にお願いします。私では分からない部分も多いので」
「分かった」
シルビアたちには、キールとサーニャの会話の意味が分からなかったが、とりあえず説明してくれることだけは理解した。
「それでは食事の準備をしてまいりますので、椅子に掛けてお待ちください」
「あ、私も手伝います」
サーニャが台所へ行こうとしたところで、トモネが声を上げる。
しかしサーニャはそれをやんわり断った。
「厨房がこの集落に一つしかないので、他の方たちもいますので大丈夫ですよ」
「そうなんですか」
「大人数で食べる食事は美味しものですから」
サーニャが微笑みながら台所へ消える。
それを見送って、三人は顔を寄せ合い内緒話を始める。
「サーニャさん、なんていうか変わったわよね?」
「表情豊かになりましたよね」
「自主性が出てきた感じもするよな?」
エースたちのイメージでは、サーニャは常にキールの後ろに控え、しゃべらず表情を変えず、ただキールに仕えているイメージがあった。
決して今のようにキールの言葉を解釈して、キールに頼みごとをするようなことは無かったはずなのだ。
それを踏まえて考えても、サーニャに人間味が出てきたと言うのは、三人の共通意見だ。
「けどキールさんは全く変わってませんね」
「態度や口調もそうだけど――」
「強さもピカイチだったな。手も足も出なかった」
思い出すのは、少し前に一方的に叩きのめされたこと。
サーニャに対して、ある程度戦えたことに自信が付いたところで、キールの圧倒的な攻撃である。
文字通り手も足も出ず、目すら追いつけなかった。
シルビアは気づいたときには地面に寝ていたし、トモネは訳も分からず地面に埋められた。
エースにいたっては、投げられて中を舞うほどだ。
戦闘中の集中力のなかで、全く反応できなかったのは、三人にとってかなりショックな出来事だった。
「あれでまだ余裕がありそうでしたからね」
「ほんと何者って感じよ」
「僧侶――のはずなんだけどな」
「お待たせしました」
サーニャの声に、エースたちは顔を離し、ピンと背筋を立てた。
「みなさんどうしたんですか?」
「なんでもないわ。それより全部任せちゃってごめんなさいね」
「いえ、私一人でやってるわけではありませんので」
「そうですね。私も色々手伝ってますし」
サーニャの後について出てきた人物に、三人の視線が集中する。
そして一瞬の間をおいて、全員がガタッと椅子から立ち上がった。
『カズマ(さん)!』
出てきたのはエルフのカズマだった。今日の昼から出発予定だったが、直前にキールたちが戻ってきたため出発を延期したのだ。
そのカズマは出来立てのサンドイッチの大皿をテーブルの上に置き、三人に振り返る。
「お久しぶりですね。元気そうで何よりです」
「お前こそ、生きてたなら手紙ぐらいくれよ! 王宮当てに出せば俺達には届くのに!」
カズマの生存を一番喜んだのはエースだった。
「すみません。けどキールさんたちと旅をしているので、あまり場所を特定される可能性があるものを作る訳にはいかなかったので」
「ここにいるってことは、カズマさんも今回のことに関係してるのよね?」
シルビアが尋ねる。当然だ。キールやサーニャと共にこの集落で暮らしていると言うことは、直接的にではないにせよ人攫いに加担していることになる。
「ええ、私は別方面の仕事が多いですけどね。けど、この集落の女性たちとは仲良くさせていただいています」
その言葉に、台所から「もっと直接的に仲良くしても良いのよ」と黄色い声が聞こえてくる。
それに苦笑しながら、カズマは続けた。
「このような感じですね。からかわれて大変ですけど、なかなか充実してますよ」
「充実してるのは良いんだけど、一応罪を犯してるってことは分かってるわよね?」
頭を痛そうにしながらシルビアは尋ねる。
「もちろん」
それにカズマは笑顔で答えた。
「ああ! もういいわよ! とりあえずお昼ご飯! それから事情をしっかり聞くからね! 覚悟しておきなさい!」
「シルビアさん落ち着いて! 話してくれるって言ってるんですから、ゆっくり聞きましょう」
「そうだぜ。今更急いでもどうしようもないしな」
「あんたは落ち着き過ぎなのよ!」
すでに席についてサンドイッチに手を伸ばしてるエースに向けて、シルビアは自分の鎧の小手を投げつけた。
昼食を食べ終わり、一息ついたところでシルビアが切り出した。
「さて、そろそろ話してもらうわよ」
「そうですね。何から話しましょうか?」
同じようにコーヒーを飲みながら、カズマが悩む。
「とりあえず、シルビアさんたちが聞きたいのは、何故私たちが人攫いをしているかと言うことでしょう。その辺りから話していけばいいと思いますよ」
「そうですね」
カップをテーブルに置き、カズマは三人を見る。
「端的に行ってしまえば、魔王の脅威から世界を守るためと言うやつです」
「魔王!?」
「どういうことですか!? 魔王はキールさんたちが倒したんじゃ!?」
「そうだ! 魔王であるエリーシスは死んだ! エリーシスは俺の目の前で殺されたんだぞ!」
実際に魔王と戦ったシルビアも、事情を説明されないまま目の前で魔王を倒されたエースも、詳細だけは教えられていたトモネも共に驚きの声を上げる。
「ええ、魔王と言ってもエリーシスの事ではありません。新しい魔王が誕生しようとしているということです」
「つまり、あの子たちは全員その魔王候補ってこと? それを攫って一か所に集めていると?」
「少し違います。魔王を選定するシステムはすでにキールさんが破壊しました。ウィンティアでの爆発がその時の物です」
「あの爆発が……」
キールたちの消息が完全に分からなくなった原因でもあるウィンティアの大爆発。それに魔王が関わっていたことを、シルビアは初めて知った。
「じゃああの子たちは?」
「その前に、みなさんは魔物の科学者であるリズベルト・リズを覚えていますか?」
「リズベルト?」「リズ?」
カズマの問いに、エースとトモネが首を傾げる。
唯一シルビアだけがその事を覚えていた。魔王討伐の報告書を書いていたのが幸いしたのだ。
「人工魔獣を完成させた魔物ね。カズマさんを追っていたり、私たちに石の魔獣を差し向けたりした」
「そうです」
「でもリズもキールさんが殺したはずよ? 私は先に謁見の間に行っちゃったけど、キールさんが見逃すとは思えないし」
「ええ、あの場にいたリズは確かに殺しました。しかし、そこで少しミスをしてしまった」
「ミス?」
それがシルビアには信じられなかった。これまでキールがミスらしいミスをしたことは見たことが無い。『確実に殺す』をもっとうとしているような人物が殺し損ねるだろうか?
「リズは科学者です。それが前線にいることに疑問を抱くべきだったんです」
カズマの言葉を受け継いでサーニャが話し始める。
「リズは自分の細胞からクローンを生み出し、それに行動させていたんです。つまり――」
「本物のリズはまだ生きてるってこと?」
「そう言うことになります。そして本物のリズはクローンからの情報を常に収集していました」
「それのどこが問題なの?」
「キール様は、魔物が魔王の真実を知った時にどういう反応をするか確かめるため、クローンのリズに魔王システムの全てを教えてしまったんです」
魔王システムの全てをその場で頭に叩き込まれたクローンのリズは、発狂しその場で死んでしまった。
しかし、クローンから送られてきた情報を少しずつ解析し、真実としてゆっくりと二年の歳月をかけて受け入れた本物のリズは、生き残ってしまった。
「じゃあまさか」
「はい、リズは魔王が人間をベースに作られていることを知り、そしてエリーシスの死と魔王システムの破壊を知って、自分が魔王を作り出すことを考えついてしまった」
無機物から魔獣を生み出すことが出来るほど、リズの科学力は高い。
ならば、人間を魔物にする道具を作ることもそれほど難しくなかった。
そしてリズは、短期間のうちに人間を魔物にする虫を生み出した。
「その虫を埋め込まれたのが今この村にいる女性たちです。すでに虫自体は体から引きはがし殺したり、キール様の実験の為に利用されていますが――」
「今もその被害者は増えてるってことね」
「はい」
「そして」
再びカズマが言葉を紡ぐ。
「間に合わなかった人もいます。つまり虫が完全に寄生してしまい引きはがすことが出来なくなってしまった女性たちですね。少し外に出ましょう」
そう言ってカズマは席を立つ。
三人は自然のその後について行った。
三人の目の前には墓場があった。
そこに並ぶ墓石は全部で七つ。
「この墓の下に眠っているのが、その助けられなかった人たちです」
「七人も……」
「助けることは出来ませんでした。虫は首に寄生して、脳を掌握します。そしてゆっくりと時間をかけて人を魔物に変容させる。寄生が始まり首の神経を掌握されてしまうと、私もキールさんも手の付けようがありませんでした」
そう言いながら、カズマは墓石に水をかける。
「ゆっくりと魔物になる様子を観察することも考えましたが、それはキールさんが拒否しましたよ。苦痛を長引かせる必要は無いって。無表情にその場で殺しました」
「それが正解ですよ。こんなのあんまりです」
「じゃあ、キールが事情を説明せずに人を攫うのは……」
「ええ、間に合わなかったら、村人たちは辛いでしょ? それに間に合ったとしても虫に寄生され、魔物になりかけた女性を村に置いておこうと思いますか?」
カズマの言葉に応えは帰ってこなかった。
それが現実を物語っている。
「いずれこの集落が騎士団に見つかることは想定してました。シナリオとしては騎士団に見つかった二人はすぐに逃げ、攫われた村人たちは無事見つかり解放、それぞれの村に戻される。みなさん納得して生活してくださっていますよ」
「それじゃお前らがずっと悪者じゃないか!」
声を荒げたのはエースだ。
その結末では、キールとサーニャは人攫いとして指名手配されたまま生活していかなければなくなる。
魔物の脅威から助けておいて、それはあんまりすぎるとエースは思った。
それはシルビアもトモネも同じ思いだ。
「そうですよ! 騎士団に始めから相談してくれれば!」
「そうよ! 私たちだって動けた! 騎士団がこの人たちを安全だって宣言すれば!」
「人の心はそれほど簡単には出来ていませんよ。どこかにシコリは残り、いずれ必ず大きくなります。それは人の間に歪みを生む」
「だからって……カズマさんはそれでいいの? 仲間が犯罪者として生きていくなんて」
「私はもう納得しました。彼らの決意は固いですからね。彼らが人の言うことを聞かないのは、みなさんも良く分かってる事だと思いますが?」
言いかえせない悔しさに、トモネの目じりに涙が浮かぶ。
「そう言う問題じゃないですよ!」
「そう言う問題だ」
言葉を返したのは、いつの間にか墓場に来ていたキールだった。
その声に全員がそちらの方向を見る。
「魔王の脅威と言うのは、感情どうこうで動くレベルの問題ではない。それはお前たちも知っているはずだぞ」
魔王だから国の姫を殺すことになった。そしてそれを民衆に隠しながら生活をするシルビアたちには、それを実感するには十分だった。
「そうね……けど私は諦めないわよ」
「つまり?」
「何とかしてキールさんたちから人攫いの濡れ衣を払拭させる。それだけの権力が私にはあるはずだから」
「無駄なことだな。それをすればお前もただでは済まないぞ? せっかく手に入れた地位を捨てるのか?」
「無駄なんかじゃない! それにこの地位は元々キールさんたちを探すために手に入れたものだもの。キールさんたちが見つかればもう用済みよ」
シルビアは、キールに睨みつけるように視線をぶつける。
その視線をまっすぐに受け止め、やがてキールはため息を付いた。
「好きにしろ。だが、俺達の計画に変更はないぞ。騎士団にこの村が見つかった今、行動を開始しなければならない」
「そうですね。シルビアさんたちは騎士団に連絡して、この集落に襲撃を掛ける準備をしておいてください。私たちは次の村に行かなければなりません」
「サーニャさんたちはまた人攫いを続けるんですか? あとは私たち騎士団に任せてくれれば――」
「それでは遅いし、助けられません」
「それは……」
サーニャの容赦ない言葉に、トモネの言葉が詰まる。
「なあ、カズマ。カズマはリズの居場所を探してるんだよな。洞窟とかポイント絞って探してるみたいだけど、居場所は絞れてるのか?」
「え? ええ、絞れてますよ。だから私一人で行動している訳ですし」
「ならこういうことできないかな?」
エースがシルビアに耳打ちする。
それを聞いてシルビアが目を見開いた。
「そう! それをすればよかったのよ! 権力ってのは使うためにあるのね! エースもたまにはいい事いうじゃない!」
「たまにはは余計だ……」
「何をする気だ?」
計画に何か挟み込もうとするシルビアに、キールが眉をしかめた。
「詳しいことは家に戻って説明するわ。これなら一気にリズを追い詰められる!」
自信満々にそう言って、シルビア、エースの二人は家に戻って行く。それをよく分からないものを見る視線を送りながら、他のメンバーが追って行った。
家に戻ると、シルビアはこの周辺の地図を開く。そしてカズマに指示を出して、今までカズマが探索してきた場所と、今後探索する予定の場所をピックアップしていく。
「全部であと十三個ね。この数ならいけるわ」
「何をする気だ?」
「騎士団で疑わしい箇所を一斉捜索するのよ。動かす理由なんていくらでもつけられるわ。今回の攫われた事件の証拠を押さえるためでも、私たちが実際に動いた際に、かなり治安が悪かっただのね」
「それでリズを捕まえると?」
「ええ、けどただの騎士たちだと捕まえるのは難しいでしょうね。だから監視をメインにするのよ。そしてリズを発見したら私たちが動くの」
「それがお前の考えか。しかしそれでは俺たちは動けないぞ。騎士たちに俺たちの顔は割れているからな。俺達が行けば俺達が捕まるだけだ」
キールたちは人攫いの際に大胆に動きすぎた。そのせいで金髪のカソック男や、黒髪のメイドなど、印象はしっかりと騎士たちに植え付けられている。
西部防衛騎士団ならなおさらだろう。
そうすると、リズの討伐にエース、シルビア、トモネ、カズマの四人で動くことになる。
リズも二年間何もしていなかった訳じゃないだろうし、戦力も確実に上がっているはずだ。下手をすれば、魔王のプロトタイプが完成してしまっている可能性がある。
それを四人だけで切り抜けられるかと言えば、怪しいところだ。
「それも問題ないわ。キールさんたちは私たちが捕まえて、現場検証の為に連れてきたことにすればいいのよ」
そうすることで、キールたちは堂々と現場に行くことが出来る。そして現場で何か起きれば、どさくさに紛れて共闘することも可能だ。
「なるほどな。確かにそれなら時間は短縮できるだろう。しかし賭けでもあるぞ。俺達が捕まれば、リズの実験を妨害する者もいなくなる。騎士団を準備している間に、攫われたでは本末転倒だ」
「次襲われる村はだいたい見当がついてるのよね? ならそこまでは攫ってちょうだい。その直後に捕まえたことにしてすぐに動くわ。私たちは今日にも騎士団の編制を始める。キールさんたちがゆっくりやってても、私たちが動き出しても――」
「どっちにしろ時間との勝負か」
二人で動くのには限界があるし、集落にも収容限界はある。
あまりゆっくりしていても、無理があるのだ。
その事を考えて、キールは結論を出す。
「いいだろう。その作戦に乗ってやる」
「なら今度こそ、勇者パーティー完全復活ね」
シルビアがテーブルの上に右手を突き出した。
「そうだな。もう一度魔王の脅威から世界を救うために」
エースがそのシルビアの拳に自分の拳をぶつける。
「人々の平和を守るために」
トモネがさらに拳をぶつける。
「安全な世界を作るために」
カズマがぶつける。
「キール様」
「分かっている。俺の満足のために」
サーニャに促される形で、キールが拳をぶつけた。
「魔王の脅威。退けるわよ!」
『おう!』「はい!」「ああ」
シルビアの声で全員が拳を振り上げた。
ストックがなくなったので、またしばらく更新が止まります。息抜きで書いてるアフターストーリーなので書くの止めたんじゃいかってぐらい止まる可能性もあるので、気長に待っていただけると幸いです。
ここまで書くのに一年かかってますからね(汗