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キス

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/04/04


 


悲しい人生を

帽子に隠して

にっこり笑って


にあってる?


って

きくあのひとの


底の底まで微笑む

目が好きだ

目が愛おしい

目に惹きこまれる

目にキスしたい


すてたもんじゃないよね


って

クールぶって応えると


それ、褒め言葉に、なってる?


ってきき返す

あのひとの

唇が好きだ

唇が愛おしい

唇に惹きこまれる

唇にキスしたい


そしてほんとうに

テーブルの向こうにいるあのひとへ

身を乗り出して

帽子を取ってあげて

その尖らせた唇に

キスをするんだ


あのひとは

驚きもせずに

わたしの目を

じっとみつめつづけている


だから今度は

その目を閉じさせ

瞼のうえに

キスをする


流石に

眼球には

できないからね



たにんの目を

無視できるって

ちょっとだけ

快感だよね








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