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『未知』遭遇者記録  作者: 四桁調査員 タコうどん1
6/6

「調査員紹介」

記録左_解明団記録部広報許可有_その他情報 丸 有 3_覚えなくていいです


 記録者 半抹茶(ハンマッチャ) 編集者 (ガケ)勇気(ユウキ)


「こんにちは!『解明団』広報部所属の1期生、半抹茶です!! 今回は、『解明団』のメンバーを紹介して行きます!」

 今日は珍しく、塔タワーやノミネートに、クロードさんまで来てるので、一気に紹介して行きます!メンバーのことは割と覚えてますので!




「まず最初は広報部の人たちからですね。えーとあそこに居るのは、門さんですね!本名は分かりません。3期生の3桁調査員で、技術部の部長でもあります!」


 (モンガマエ) 背が高く、黒髪で、ボロいズボンに硬そうな作業服を着ている。


「そしてあそこに居るのが荒枝mtです!本名は誰も知りません。1期生で、全ての桁の調査に行けます。」


 荒枝(アラエダ)mt(マウンテン) 仕事が嫌いでよく叫ぶが、『解明団』の中ではとても優秀な方である。


「広報部には割と才能が集まってるんですよね。」

「もしかして僕のこと〜?thank you!」

 mtが聞きつけてやって来た。

「呼んで無いよmt。あ、そういえばmt本名何?」

「教えねぇよ〜。いくらお前でも。お前だって教えねぇだろ。」

「私は三山(ミヤマ)由佳(ユカ)だよ。mtは?」

「はぁ〜、いやそっちが勝手に名乗っただけだろ。」


 『解明団』では、ニックネームを使っているので、相手の本名を探るという謎の文化があります。半抹茶が特にそうです。


「私は別に言いふらしたりなんてしないよ!ただコレクションしてるだけ!」

「そんなキモい趣味に協力したくねぇんだよ!」

「どんなキモい趣味してんの〜?」

「あ!パリパリサイダーだ!」

 パリパリサイダーは、未知生態研究部だけど、一応広報部にも入ってる、1期生の1桁調査員。


 パリパリサイダー 髪はパステルな空色で、とても好奇心旺盛である。エセだが関西弁を喋っている。


 同期仲間でも、私たち程仲良いのはあんまいないよ。だって『解明団』あんま同期とか関係ないからね。人少なかったからねー昔は。3期で結構増えた感じ。

「半抹茶は人の本名コレクションするのが趣味だってよ。」

「そーなん?そいやデータ収集好きやっけ。うちの本名覚えてる?」

秋川(アキカワ)(ソウ)でしょ!」

「あすごーい。それ言ったの7年前くらいだよね?確か。えぐ。他は誰の分かる?」

「0期生は全員、1期生はmt以外全員、2期生は少ないし全員、3期生はたぶん半分くらいは分かってる、4期生は少ないし全員、5期生はまだそんな聞けてないな〜。」

「こっわ。次の6期生に注意喚起しといてって夕宴に言っとこ。」

「ちなみに夕宴の苗字の髙川は、本当は(はしごだか)じゃないみたいだよ。」

「あ〜なんかそれ志田から聞いたわ。」

「で、だ、よ!本名教えてよmtの!誰にも言いふらさないから!」

「おいその手に持っててんの広報記録だろ!信用ならんわ!」

「逆になんで隠したいのさ!」

「これは『解明団』の大事な文化だ!俺はそれを徹底して守るんだ!僕は!」

「私はただ聞いてるだけだよ!それに答えるだけなんだから〜!」

「個人情報保護!」

「そんなん気にするようなんじゃ無いでしょmt!」

「そこの素人(ウィーク・パーソン)供!ケンカなど低俗な事をするな!混ぜるがいい!真の強さを見せてやる!」

「Nice timing!組長!どうか止めてください!僕はあの薄茶に脅されたんです!教えなきゃ鎖骨一個引っこ抜くとか!靴いぶして香ばしくするぞとか!」

「そんなん言ってないよ全然!!!」

「うちは戻るねー。」

「私は黒我組の組長だ。私らの領地(テリトリー)で問題でも起こしたというのなら、直々に(ブラック)(ドラゴンズ)()一撃(ストライク)を喰らわして差し上げよう。」

 黒我魔流ちゃんは本拠のサクラとも呼ばれる、黒我組の組長!団長、折り紙ストレートさんに次ぐ『解明団』のボスの一人!2期生の2桁調査員で超中二病!


 黒我(クロガ)魔流(マル) 本名は黒河円で、服は基本黒。背は普通だが、威圧感を出すために厚底靴を履いている。広報部員。


「今、この我が持てる全ての力を、ただぶつけるジャスト・ヒット・イット!!!全エナジーを練り固め、一点に放出したならば、それは正に破壊者(デストロイヤー)となる!」

 魔流ちゃんの背後が光だした。よく見たら夕宴が懐中電灯で照らしてる。

 髙川夕宴は、広報部で、『解明団』1の自由人!『解明団』の大雑把代表と言われる程!()()やる時はやる!


 髙川(タカガワ)夕宴(ユウエン) 服はタイフロントシャツで、背を伸ばそうとハイヒールを履いてる。女装というつもりでは無いらしい。


鎮魂歌(レクイエム)は奏でてやろう!」

「く、組長が構えた!あの手にはおそらく、凄いエナジーという名の武器があるにちげぇねぇ!!」

 mtは、翻訳家とも呼ばれてて、『解明団』の全ての人と会話できる凄い才能を持ってるんだよ。

「流石『解明団』の翻訳家、とても分かりやすい。」

「お、折り紙ストレートさん!?」

 向かいの棚から折り紙ストレートさんの声が聞こえた。折り紙ストレートさんといえば、『解明団』のリーダー(非公式)で、団長も顔がギリ(上がらない)上が(訳ではないが)(その)ぐらいの凄い人!色んなとこで『解明団』の最終ストッパーと呼ばれてる!

「勝てない相手は仕方ない。ここで引き下がらないのはアロエ(ルーザー)だ。下がろう。」

 そう吐き捨てて去ってった。夕宴に照らされながら。最後なんか順不堂に影響されちゃって。順不堂は花言葉でキメるんだよね。

「組長ー!!僕を助けてくださーい!!あぁぁ!!」

 mtの頼みの綱の黒我組が帰って行っちゃった。

「…いつもあいつらどこ去ってんだろうね。とにかくありがとうございます!折り紙ストレートさん!」

「いや、声真似したんだよ〜。」

「あ、クロードさん!」

 棚の間から出て来たのはクロードだった。

 この人はクロードさん。本名は獅子頭(シシガシラ)(ヨウ)って言ってたけど絶対嘘。レアキャラで、主要三部(トライアングル)全部の幽霊部員。何か裏があるとにらんでます。1期生の2・4桁調査員。


 クロード 服はコメディアン気取りで、ジェスチャーも大袈裟。調査員の半分ぐらいに貸しを作ってる。モネが好き。


「あの黒い画にはいつも困らされているな〜。」

「いつもそう言ってるけど黒い画じゃなくて黒い河だよ。なんなら黒き我とか言ってるよ。」

「いやいや〜。」

「組長〜〜!!」

 mtが叫んでいた。

「ムーダーだーよ!じゃあ教えてよ本名!」

「ギィぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「うるっさ。」

「なんか事件性のある悲鳴が聞こえたぞ。」

「助けろ!志田!」

 志田ウィングが来た。志田翼、本名は(ヨク)。変だよねー。むしろこれもニックネームなんじゃないかと思うぐらい。記録部で2期生の2桁調査員。


 志田(シダ)(ツバサ) 服はライトブラウンの長袖シャツに、なぜか白衣。比較的マトモ。調査に行くと性格が変わるという。メガネは無いが視力は低い。


「よく分からんが、窮すれば通ずだ。またな〜。」

「人を呪わば穴二つだ!薄情者!」

「芸は身を助けると思うぞ〜。」

 二人は国語力が高いので、よくことわざで会話している。

「......ク、そうだな、薄茶!僕は、今まで――」

「長ったらしい言い訳は無用だよ。何回その手を見てきたか!」

「グハッ!は...や.........」

「ふ〜ん、たぶんもう口は割らなそうだね〜。今日のところは見逃しといてやるか。で、志田ウィング!」

「どうせこっちに来ると思ってましたよ...」

「志田って本当に本名ヨク?怪しいってレベルで変な名前だけど。親大丈夫?」

「他人の親心配しないでください!...まぁ本名じゃなかったら名乗る理由無いですからね。」

「あ〜や〜し〜い〜が〜い〜か。またね〜。」

「またー。」

「そこの志田、アリアケ123が呼んでたぞ。」

「がぁぁ〜〜↓↓↓公安部が何の用ですか...」

「一昨日、黒我組に絡まれたそうだな。だから事情聴取する。と言ってる。」

「つまり付き合えと...あぁぁ↓ぁぁ!!」

 志田ウィングが渋々朱雀に向かってった。

「ウィング疲れてんだろーなー。最近黒我組やらも活発に活動してるし。」

「......」

「やっぱり無口。」

 彼女ーはー木呂夢。本名は教えてくれない。でも苗字は神奈川だったはず。無口で、表情筋は全く動かないけど、ジェスチャー見るに感情は豊か。研究部の3期生で1・3桁調査員。


 木呂夢(モクロム) 髪は黒長髪に毛先は紫。服はブカブカだがファッションとのこと。判断が早いが、他人に情は寄せないので、志田とかはあまり近付こうとしない。


「なんか私に用?いつもならさっさと帰るのに。」

「なんでみんなの紹介をしてるんですか。」

「あ〜〜〜、なんかアニメとかマンガでさ〜、新章とか2期になったりとかしたら、新しいキャラとかよく増えるでしょ。だけどさーあれ遅れて来たくせになに仲間になってんださっさと死ねよって思うから、今のうちに紹介しとけば大丈夫っていう考えでやってる。」

「なるほど。どうせ6期生来るだろうけどね。またな。」

「またー。帰るまでも早いね〜。」

 あとは〜赤三、樋川さん、マールーグ、アイス、塔タワーとノミネートまで紹介できるかな。



『あーあー、3期生の樋川さん、記録部GQの所に来てください。』

「あ、GQが呼び出ししてる。」

 朱雀に向かってる間に放送が流れてきた。

 『解明団』の設備室には、なんとなくで放送設備もあるんだよね。で、丁度いいタイミングだし紹介しよう。

 樋川さんは、普段そんな顔は見せないけど、広報のリーダーで、3期生。そういえば本名は名乗ってない。記録部兼研究部でもあるよ。


 樋川(ヒガワ) 茶色の長髪で、よく見ると制服に近い服を着ている。メガネをかけていて、よくキメる時に位置を正している。


「あ、と、は、マールーグでビンゴだね!先マールーグの方行こうかな。」


 半抹茶は、何かとビンゴが好きで、今回もしれっとビンゴを作っていた。




「誹謗中傷完全反射〜♪名ーもー無い時代の―」

「あっ、佐七!」

「順不堂です。堂々と本名呼ばないで、オトギリソウだよ。」

「sorry!そういえば広報部だったよね?そうだよね?今調査員紹介してるんだ。」

「ワスレナグサだよ〜。」

 彼は順不堂。花言葉にやけに詳しいけど、花言葉分かるの折り紙さんと魔流ちゃんぐらい。気がいいから人気。技術部、研究部、広報部に入ってて、編集者もやってる、2期生の2・3桁調査員。


 順不堂(ジュンフドウ) 気がいいだけで他はダメなやつ。花言葉でカッコつけてるが、わかるのは折り紙ストレートと組長ぐらい。


「マールーグ知らない?丸具。」

「丸ー具はね〜未知影研だからアイスちゃんが知ってんじゃない?」

「あーなんかー、まあいいや。先アイスの方行くか!」




 朱雀から白虎に向かっている道中――

「あ、あ、あ!塔タワー!!久しぶり!」

「半茶!相変わらずのようでして!」

 彼女は塔タワー。『解明団』に十人ぐらい居るレアキャラの一人!クロードさんも実はそう。なんでかっていうなら、基本外国に居るから!

「今、最近できた広報部の記録撮ってるんだよ!だから、自己紹介して!」

「分かりました。My name is 塔タワー!色んな国に行ってるよ!ブラジルにマレーシアにエジプト、ドイツにオーストラリアにメキシコ、特に行くのがアメリカ!好きな食べ物はハンバーガー、中国も行くけどモンゴルの方が好き!好きな言語はヒンドゥー語、好きな言葉はグローバルコネクション!韓国人とのハーフの塔タワーだよ!」


 (トウ)タワー 常に大きなバックに旅行服。ドイツをフランス語で生活したり、サハラ砂漠横断計画を立てたりと、何かと破天荒だが、みんなから好かれている。調査部所属の1期生。一応1・2桁調査員。


「塔タワーさんって、パスタにメープルシロップぶっかけてイタリア出禁になったって本当ですか?」

「んなわけないよ!でもメープルシロップかけたのは本当。なんならチョコレートもかけたから!」

「さっすが〜!」




「レッドーレッドーレッドー!」

「おう?なんの用だ。」

「マールーグとアイス知らない?」

「目の前歩いてるよ?」

「あ、いた!」

 丁度三人ともいた!えーとー誰から紹介しようか〜。

「あ?呼んだ?半抹茶。」

「半抹茶さん?と順不堂さん。」

「そう半抹茶でーす。本名は由佳。今さー広報記録撮ってんの。んで、みんなに自己紹介して欲しい!」

「オッケー、ならトップバッターは俺だ!俺の名はレッドレッドレッド!好きな色はもちろん赤!運動会では白組だった!普段はこの超ヤモリ手袋とかを作ってるぜ!2期生の3桁調査員で、技術副部長っていう凄いヒューマンなんだぜ!よろしくな!」


 レッドレッドレッド 帽子から靴まで全部赤。常時ハイテンションである。


「未知影響研究部所属、4期生の1桁調査員、マールーグだ。以上。」


 マールーグ 口調が荒く、短期、頑固、喧嘩っ早いというひどい言われようだが、根は優しいので、あの先輩達からはよく頼られていて、イライラしている。


「えーっと、1桁調査員、5期生で未知研究部長の亜相アイスです!好きな食べ物は茶碗蒸し。えーと、えーよろしくお願いします!」


 亜相(アアイ)アイス 出席番号が後ろの方だったので、ガチで前を取るつもり。茶髪のショートボブで、自分はチョコアイスだと言っている。


「優作に永司に花奈ちゃんです!よろしく!」

「いや自己紹介させといて本名で呼ぶんかい!!」

「え、なんで本名知ってるんですか…」

「こいつはそういう奴なんだよ。ッチ。」

「夕宴くんに似てるよね〜。」

「おー2Bingo!!さーてもうノミネート探して終わりにしようかな。」

「ノミネートさんなら、いつもなんでか青龍にいますよ。」

「情報提供をどーも!go!」

「忙しい中すみませんね。」




 ここは青龍。またの名をドラ。

「ノミネートいない。」

「よくいるってだけだからな。」

「でもまだ出てない人に聞くと書くの面倒。」

「そんな理由で…」

「あ、mt!」

「私はmtなんかじゃありません。鈴木太郎です。」

「嘘つけ!!どうせ金髪なんでしょその帽子取れば!」

「…なんで変装してるんですか?」

「私が本名問い詰めた。もう問い詰めないからさ〜。ノミネート知らない?」

「問い詰めなんて知りませんしたぶん他人ですが、ノミネートならネコをじゃらしてましたよ。記録部で。」

「猫?『解明団』に猫っていましたっけ?」

「まさかいるの!?ねこが!?早く行かなきゃ!」




「ねこはどこだ!!」

「半茶ー来ると思ったー。」

「こんにちは夕宴さん。」

「夕宴、ねこどこ!」

「そこ。」

 記録部の一角に突っ走る!

「ね――こ?」

 そこには、ケモ耳を付けた人が寝っ転がっていた。


 ネコ ネコという名前。姿は普通だが、仕草は猫のそれ。レアキャラで、調査部と研究部によく置き物として現れる。2桁調査員


「こいつ、これでも公安部中将で同期だよ。」

「へぇ〜。本名は?」

「知ってると思ってる?」

「うん。て、あ!ノミネート!」

「ふぁ?っへ?あ、初めまして。な、なんで名前知ってるの?」

「夕宴さんみたいな人です。」

「あぁ〜分かった分かった。」

「ノミネートレアキャラでしょ!自己紹介して!」

「あーはいはい、分かりました。3桁調査員、広報部、記録部所属の5期生、ノミネートです。新興宗教の宣教師やってます。なんか色んな『未知』に出会ってて、思考が『未知』と同レベルとか言われてますが、そんな訳無く『未知』は素晴らしい思考をしています。よろしくお願いします。」


 ノミネート 黒い帽子に黒い髪、黒いTシャツ、黒いズボンと黒づくし。だけど靴は白。レアキャラ。何にノミネートしたかは不明。


「よしノルマクリア!はいさっさと終われー!!」


 記録以上


『解明団』は、職場というより学校の方が近いです。現在6期生募集中なのでよかったら入学してみてはいかがでしょうか。


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