記録部の1日
記録 左 解明団記録部広報許可 有 その他情報 丸 有 7 記録部の1日というより荒枝の1日の方が近いです。
記録・編集者 荒枝mt
こんにちは!荒枝mtです!エムティーでいいです。今回は、我々の部署、記録部の日常を記録して行きます!
先ずは自己紹介しましょうか。名前は荒枝mtです。こんにちは。本名は荒枝――ですが、『解明団』は別に本名で活動なんてしなくていいので。それで〜1期生、つまり『解明団』初期からの古参です。最初期は0期生です。髪は濃いめの金髪に染めてます。広報部に所属してます。他の人はほとんど兼任ですが、俺はここ以外入ってません。
早速記録部の1日撮って行きましょー!
「さてっと、今は午前10:00A.M。記録部は静かですね〜」
『解明団』はいつ出社してもいいので、基本みんな11:00ぐらいに来てます。今他に居るのはレッドレッドレッドとかかな。
「俺の仕事は、てかそもそも記録部じゃないんですが、どの道部署は同じなので記録の編集とかしてます。今はこの冷雉の記録を編集してまーす。」
俺は元々どこにも入らず放浪してたので、ありえないぐらい調査に駆り出されてましたが、団長から「新しく部署出来るからいい加減入れ」と言われて入りました。昔、国語は楽そうなので勉強してたおかげで今は編集者です。でもこれって広報関係あるのかな。もしかして団長俺に仕事してほしいだけか?
「あ、おっはーよGQチャンネル。」
「お早う。mtは何してんだこんな朝っぱらから。」
「広報記録撮ってる。」
「広報部唯一の仕事か。」
「そんなとこ。」
彼の名前はGZQZCZH。Z略してGQチャンネル。ニックネームは面接の時に聞かれるけど、別にそういうの気にしない人は適当に答えて、後で後悔したりする。彼がそう。髪は普通に刈り上げの黒、顔はアイドルでも意識して厚化粧しててちょっとダサい。夏なのに長袖長ズボン。
「勝手に頑張れ〜。」
4期生で俺の後輩だけどちょっと生意気。だけどGQ記録部長だから立場は上。まあ志田ぐらいだけどね。『解明団』で上下関係なんて気にしてるの。
「大体11:00、結構出社して来たな〜。出社で合ってるかは知らんが。あ志田!!」
「はぁぁ〜〜↓なんですか、mtさん。」
「仕事しろ!」
「は...はぁ?」
こいつは志田翼。『解明団』でも指折りのイジられキャラ。俺と同じ編集者で、ムダに上下関係気にしてるけど割と生意気で張り合いあるからいい。2期生。本名はまさかの翼と書いてヨク。ひねくれたキラキラネームかな、ちょっとした。ファッションはたぶん気にしてない。
「仕事しないと面白くない!」
「なんかいつもと逆じゃないですか…いつもは仕事するな!リレーやるぞ!とか言ってますよね?」
「今は広報記録撮ってんだ〜か〜ら〜!真面目に仕事してるよーっての撮りたいわけ!」
「mtさんが書いてる時点で真面目ではない気が…まあ仕事は普通にしますよ。」
「じゃあ僕のも頼む!」
「やです。」
「じゃこいつの名前読める?漢字愛してやまないだろ?」
「はぁ......冷雉とかじゃないですかね。って逃げたな!」
目線を傾けた瞬間全力ダッシュ!こうやって仕事を押し付けてまーす。俺は仕事なんてイヤなので。みんなも真似してみてね⭐︎
「さーてどこに逃げよっかな〜。あ、そうだ。この通路というか廊下というのかわからんここは通称商店街。前回も紹介してたけど、実はそれぞれ名前があって、1、A、イ、ドラって名前です。色んなもんの最初のやつを取って、大変ややこしくなってます。なんならドラは迷ったから両方採用しちゃったし。だから、非公式だけどあの黒我組長こと厨弐病が呼んでる、青龍、朱雀、白虎、玄武のほうが、どれがどれかも分かりやすいからよく使われてる。今開拓中の真ん中のエリアも、多分麒麟になるだろうね。」
さあてレッドん所でも行こうかな。あーでもこれ記録部の日常か〜。まあいいだろ。ん?
「おっと〜、あそこに居るのは団長。どうやら仕事中のようだ。」
千田知明団長、調査員長って呼ばれもするけどそれは間違い。資金繰りに常に苦戦してるらしいです。あと影が薄い。他がキャラ濃すぎるんだよね〜。発足当時に親団の『存在管理団』から派遣された人。
「で、今あそこの時計直してるのが唯一の仕事。」
団長がこけた。聞こえてたかな〜。
「誰がニートだ!!」
大声で返って来た。10mだし近づいた方が早いのに。
「ニートとまでは言ってませんよ。ただ仕事がそれだけって。」
「ッ…おい!」
まああの時計誰かは知らんが3日に一回、5分単位でズレるからな。ひどい時には一周回って時間合ってたぐらい。時間わかんないと大変だし重要な仕事なんだよね。ほとんどの人が腕時計付けてるけど。
「僕も今度また時計ズラして、仕事増やしてあげますよ〜。」
「やかましいわ!……ってまたって言ったな!?」
「またね〜。いつ会えるかわかりませんがお元気で!」
「団長室は記録部と同じ青龍にあるわ!」
おさらば〜。
さぁて、結局記録部に戻って来ました。技術部は何でか大パニックで、調査部は木曜だからシャッター下がってました。
「うろついてる間に12:30か。『解明団』には食堂があるので、基本みんなそっち行って飯食べてまーす。何で予算余ってないのに食堂作るんだろうね。」
俺はいつもそこらのエンスストアコンビニで買ってきた飯を食べてます。適当な所で。そして、今日は面白そうな所を見つけました〜。
「到着〜。白虎ことAの通路にあるこの場所は、たぶんあの団長も入ったことないであろう場所、未知生態研究部!!」
部屋のそこかしこにメモやら記録が貼り付けられてる。というか散らかってる。説明書出よ!え〜と〜?未知生態研究部は、『未知』の謎に包まれた生態を、各種記録、地理、気候などから推測して当てる感じの部!そういや『解明団』紹介じゃ言ってませんでしたが、研究部は主要三部と違い、部門で別れてるので、研究三部と呼ばれてまーす。あれ今は四だったっけ?まあいいや。
で、ここに俺の同期の、パリパリサイダーって奴が居て、カギ貸してくれました。だけど、どうやらとても飯食える場所じゃありませんでしたー。まあいいや。ここの記録やらながめながら食お。
今日の飯は〜おにぎりだ!
これは?はへ〜〜。変なの。色の無い『未知』だって。なんで絵に描こうとしてんだ。
さーてそこまで面白くもない昼飯でした。これ記録部の日常だし戻ろ。
「あ、黒我組だ。」
記録部に戻ったら魔流(円)と夕宴がいた。魔流は大体4期生が入って来たころに、黒我組っていう、どこか宗教じみてるけど中身はただのトークグループな組織を結成したんだよね〜。で、4期生を取り込みまくろうとしたけど、4期生は全然いなくて、普通にノリいいレッドとか志田とかが入ってた。まあ増えたからいいけど。で、夕宴が若頭。
「何してるのですか?ボスたち。」
「ボスではない、組長だ!」
「組長と若頭は一緒じゃないのだ。」
「すいませんでした。ご用件は何でご座いましょうか。」
「フ、今、志田くんに用があるのだが、どこにも居なくてだな。心当たりは無いか?」
「志田でご座いましたら、未知発生研究部でよく見かけると聞きました。」
「そうか、行くぞ。若頭。」
「分かりました、組長。」
黒我組の組長と若頭がゆっくり、悠然と去って行った。ここ青龍で研究部は白虎だからかなり遠いけどな。
「はぁ、志田は羨ましいな〜。『解明団』のみんなから頼られてて。アイドルみたいだね。」
「……そうか…」
「ん?どしたGQ。」
「いや……」
察したぞ〜。GQって元はアイドルなりたかったって夕宴から聞いたぞ。あんな身なりの志田の方が自分よりアイドルと言われて悲しいんだな。かわいそー。まあ夢にこれ以上ちょっかいはかけないがな。俺はな。
「GQ?あの妖怪居る?」
「…あれ?あれならそっちの棚。」
「オッケ。」
そいつは記録部の迷路のような棚のどこかに居る。それも月、水、木、金、日曜の午後2:00ごろ!必ず記録部に居る妖怪!
「その名も!暇人!」
「アイナミだよ。」
この妖怪はアイナミ。調査部なのに記録部に入り浸っている気だるげなお姉さん。服はなんか青に茶色のベストで調査服っぽいのに、わざわざ部署から出て記録読みに来てる。ここは図書館じゃねぇんだよな〜。
「なんでいつも来てるんですか。」
「面白いから。」
「こんなんが〜?」
「こんなんが。」
「どこが?」
「変な生き物が。」
言葉を返しながらもずっと読んでる。この妖怪は別に悪いわけじゃないが、どかそうとすると大変難しい。たぶん『解明団』でこの妖怪を論破出来るような人はいないだろう。
「それたぶん一回も編集されてないから読みにくいよ。」
「そこが逆に面白い。」
「それ書いた人記憶あいまいだから全然理屈なかったりするよ。」
「それこそ推測するのが面白い。推理小説みたいな感じ。」
「そーですか。」
こんな感じ。どういう思考してるんだろうね。俺にはわかんねーや。
「気づけばもう3:00か。そういえば記録部の仕事んこと書いてねぇや。えーとそだなー、このカスミネアルマジロっていう不思議すぎる音出すやつの記録だと、「その音を聞いた時、自分は今生きてるのかわからないような感覚になった」とかカッコつけてるやつだと、ちょっと最後の方とかが変で、俺が編集したら、「その音を聴いた時、自分が今生きてるかさえもわからない程の感覚に襲われた。」っていう風に編集する。こういう感じ。伝われ〜」
ちなみにこのyouが読んでる記録は、書きながら同時に編集してます。他の人が書くよりたぶん楽なんじゃないですかね。
「で、そうだな、特にこのオモイダセンサンショウウオとかいう、あれ?どうだったっけ?みたいなことを起こす影響の『未知』の記録は、調査部、研究部との虫食い問題みたいな感じなので大変です。とーても。」
前には冥王星の名残とかあったな。さすがに欠落が酷すぎると諦めるけどね。2次元からの使者とかがそうだな。と言っても伝わるわけねぇや。ひとり言です。
「さぁて黒我組にいやいや入ったが後悔してる志田のようすでも見に行こうかな〜。」
「荒枝ちゃん、仕事が来ておられるよ。」
「あ〜もーなんですか?」
一応紹介しとこう。こいつは田八兎著。逆から読んでチョウサヤダ。金持ち令嬢だと気取ってる。5期生の中でも最近の方でめっちゃ後輩のくせに俺をちゃん付けで呼んできやがる。
「カコウドリという撮れたてホヤホヤの記録を、部長直々に任せられておられますよ。」
「GQ〜゛〜゛!!」
あいつは立場を逆手だかに取って帰り際に仕事流して来るんだよね〜!(怒)
「どうやらこれを書いた人は大層書くのが好きなようでして、文字数は50万を超えておるわよ。」
「what and why!!!―k!!!」
「お口が悪いようでして。」
「お前は苦しませるのが得意なようでねぇ!人を!!GQも!!それ書いた人も!!!」
「編集出来る所は、ざっと見た限りでは、大体1ページに10箇所ぐらいはあったわね。荒枝ちゃんなら簡単でしょうね。」
「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ーーーー!!!」
大体8:00P.M
「今日はさんっっざんな日でした…(編集だけで)志田もさんざんだったって言ってたが、不幸自慢なら負けないぞ〜志田。はぁ、俺にはこんな大変な日が日常だとは思われたくないですが、結局割とこうですね。」
はっきり言って記録部の日常というより、俺の日常になってますが、まあおれ一応広報部だし俺のでいいか。
えー締めは〜いいか。はい、終わりま〜す。ありゃぁした〜。
記録以上
どの道出すのですが、調査記録はまだ出せなさそうです。面白そうなのがないのと、長くて、よくサボる編集者たちには難しいのが理由です。そして研究記録はどうせ面白くないので出しません。あと許可取るのが面倒。