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有希と光輝

別世界に転移した有希の目の前に現れたのは、羽の生えた猫だった。。。

そしてその猫が話し出した。


猫「私はこっちの世界の有希よ。」


有「え!?というか、猫がしゃべったぁあ!!」

え?猫…だよね?…羽生えてるし…ん~でも可愛いからヨシ!


猫「ややこしいから、ユキとでも呼んでちょうだい。」


有「わ、わかった。」

声も似てるし、こっちの私…なのね。。


ユキ「私は、こっちで有希のサポート役としてこの姿になっているわ。一応人間にも戻れるけど何かと都合良いのよ、この姿。特定の人にしか見えないことになっていて、会話は念話でできるわ。」

「今あっちの世界の光輝君は軍の施設の寮で暮らしているようね。」


有「軍!?」

でも、救世主として呼ばれているっぽいし、当然かな…


ユキ「私たちも転移成功の連絡をしに、殲滅部隊総隊長のところへ向かうわよ。」

あっちの世界の有希…私可愛いわね…自分でも見惚れてしまうわ…育つ環境でこんなにも差がでるのかな…。


転移先の有希も十分美少女であるが、本人は軍にいるため、気付いていないようだ。

軍の施設に着き、総隊長に報告をした。


総隊長「そうか、光輝を追って来たのだな!ふむ、光輝に聞いていた通りかなりの美少女だ!!戦場に出すのが勿体ないくらいに…ん?こ、これは…」

流石、総隊長といったところか。有希が素晴らしい能力を持っていることを察したようだ。戦闘には不向きだが、サポーターとしてかなり優秀であることに。


有「こうちゃんがそんなことを!?」

といって、嬉しそうにうねうねしている。わかりやすい。。


総隊長「ユキ、有希は任せたぞ!お前の能力もあれば傷一つ付くまい!」


ユキ「はい!!お任せを!」


そんな感じの会話をし、報告が終わったため、光輝がいる部屋を訪ねることとなった。

こうちゃん…こうちゃん…こうちゃん…。段々と胸の鼓動が早くなっていってることを感じた。(一応、言っておこう!ヤンデレ属性ではない、ただ純粋に光輝が大好きなだけなのだ)

そして、寮の部屋の扉を叩いた。中から聞き覚えのある声が聞こえてくる…。


光「は~い!え?!」

流石の光輝も驚いた…だってそこに片想い中でいつもからかい合い、一緒にいた幼馴染が立っているのだから…。知らない世界で知らない人に会い疲れ切っていた最中の出来事であったためか、思わず有希に抱き着いてしまった。


有「!?」

え?なになになに??光輝が抱き着いてきた!!!!?うれしい!けど、刺激が強すぎるよぉ…。顔を真っ赤にして、頭から蒸気が噴き出し、その場に倒れ込む…。


トギ&ユキ「そりゃ、そうなるわ」


彼女をベッドに運び(もちろんお姫様抱っこで)、寝かせた。


光「ゆうちゃんがなんでこっちの世界にいるの?」

光輝がトギとユキに尋ねた。


ユキ「それは彼女が望んだ結果だ。あっちの世界にいた光輝が転移することはご両親は承知の上であり、ゲートを通じて話を重ねていたのよ。そして、光輝を追ってこの世界に来たというわけだ。」


光「ゆうちゃんは大事な人だし、戦争に出てほしくないんだけどなぁ」


ユキ「やっぱりそうなのね~ふ~ん。」

な、なんだよ…というような目つきでユキを見る。


ユキ「なんでもないわ。」


そんなこんなしているうちに、有希が目を覚ました。


有「こうちゃんのベッド」

なにやら、ベッドの匂いを嗅いでいる?ようだ。美少女幼馴染が僕の匂いを…。


有「は!?私は何を…」

自滅した。

その後、再度目を覚まし…


有「こうちゃんにやっと会えた…こうちゃんと一緒ならどこにだっていくよ!」


光「うん!僕も同じ考えだよ!!」


こうして二人は再開した。

翌日から、対モンスター及び【堕天使】の訓練が始まる。


光「攻撃系スキルが身体強化だけだなんて関係ない!!ゆうちゃんは僕が守る!!」

そう決意して、その日は眠りについた。

更新は随時していきますので、評価等もお願いいたします。

文章素人ですので、文字数はなかなか伸びませんね…書くことは決まっているのですが。

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