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転移先で…

転移に成功した光輝が見たものとは…

「こ…ここは…??」


『俺がいる世界だ。。平和とは言えないだろう?』


転移した場所はあまりにも元いた世界とは違い、薄暗く、月も二つある。不思議なところだった。


「月が…赤い…」


『あれは、【堕天使】による影響だな』


『新たに強い【堕天使】が現れた際にあのような現象がおきた』


『それはそれとして、一旦、人類の拠点へ移ろうか』


「う、うん…ちょっと不安だなぁ…」


それはそうだ。いきなり別次元へ連れてこられ、救世主になってくれと言われているのだから…


----------------------かつて、この次元に飛ばされた光輝の両親は、才能あるものとして転移という名の召喚でこの世界に連れてこられた。小学生時代から空手道全国10連覇中の父、剣道全国8連覇中の母。それが故に、獲得した称号も父は拳聖、母は剣聖だったそうだ。スキルも相当強く、彼らの前に出るものはいなかった。同じ世界だが別々の場所から連れてこられたため、初対面であったが、一緒に戦う内に惹かれ合い【堕天使】を倒し、元の世界へ戻った後に夫婦となったそうだ。

そこで生まれたのが、光輝だった。


「そ、そういえば、なんて呼べばいい?」


『あ、う~ん、そうだな~見た目は鳥ウサギだし…トギでどうだ?』


「頭文字と末尾を取って付けただけじゃないか!!」


『まあまあ、いいじゃないか。呼びやすいだろ?』


「そのうち、自分だということを忘れてしまいそうだ」


『お、そろそろ着くぞ!! 拠点に。』


門番「き…きみは光輝かな? おかえりなさいませ」


「なんか、礼儀正しくない??」


『こっちのおれは、ある程度活躍していて殲滅部隊も率いているからなぁ』


「え?!初耳なんですけど!!」


「と…いうことは、僕がこれからその人たちを率いていくってこと?」


『そうなるな。まぁ、みんないいやつらだ。』


『俺がこの姿になっていることを知っているのは、うちの部隊と、隊長だけだ』


人類拠点は、高い壁に覆われ、更に防御結界?が張っている。襲撃対策だろうか。

門番は視力のスキルと危険察知を得意とする人を配置しているようだ。


『さて、うちの部隊部屋へ案内しよう!』


どんな人達が待っているのか…

読んでいただき、ありがとうございます。これから主人公の物語がようやく始まりますので、よろしくお願いします。また元の世界に残された幼馴染も今後…

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