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俺の陰キャボッチ計画  作者: 鯖缶〆
2/2

昼食

陰キャのイベントとして最も陰キャっぽいのが、昼ご飯である。

俺は一人になれるところを探すべく、校内を歩き回った。

良い場所を見つけた。

屋上のベンチ。ここは昼ご飯時誰もいなくて、とてもいいのだ。

しかも景色までも完璧という、一石二鳥なのだ。

しかし…

「いい景色だねぇー」

「お前はなぜ来ているんだ?山田。」

「いちいち君のボケに突っ込むのには飽きたからもう名前それでいいよ。」

「よし、申立書と必要書類は用意してあるから、ここに『山田』って書いて家庭裁判所に提出して。そしたら苗字抱えられるよ。」

「変更理由は?友達に間違えられるので、じゃダメだろ。」

「友達?!お前のこと山田というやつはほかにもいるのか?」

「はあ?お前しかいないよ」

「お前さんか~俺と同じ思考を持ってるやつがいるとは。誰か気になるな。」

「吉川太陽のことだよ。」

「まさか~お前と俺が友達?冗談は顔だけにしろよ。(笑)」

「(笑)じゃねぇ~よ!友達じゃないのか?」

俺はめんどくさくなったので、ご飯を食べることにした。

「おい聞いてるのか?」

「ああ、この明太子フランス、香辛料効きすぎだよ。」

「話かみ合ってない気がするんだけど。」

「このパン結構噛み合うよ?」

「パンの話ね。うまいのそれ?」

「うまいね。サッカー部キャプテン。」

「お前話する気ある?」

「ごちそうさまでした。」

「おい!太陽!」

昼ごはん一人で食べたかったなぁ

明日はうまく振り切れるかなぁ?

そう思いながら、屋上を出た。

一話が短くてすいません。

きりがいいのがここなので区切っています。

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